マスコミが世論を捏造するために恣意的報道を意図的に行うということについては以前も述べましたが、その背後に為政者等の権力者の思惑があることは十分想像できることです。未だ止む気配のないアニメ、ゲームに対する規制強化の動きにも何者かの謀略があるように思われます。
先日も読売新聞(2005年3月23日付)が「予備軍生む児童ポルノ」などと、子供を狙った性犯罪の原因がアニメやゲームにあるという根拠のない憶測を臆面もなく掲載しています。
(記事全文)
http://www.geocities.jp/houdou_higai/kiji050323.jpg
「氾濫する児童ポルノと『小児』性犯罪との因果関係ー。」などと記述されていますが、まず
我が国で児童ポルノは氾濫などしていません。
イタリアの児童保護団体テレフォノ・アルコバレーノの調査でも世界の児童ポルノのサイト数はアメリカが7割を占め、
日本は全体の1%以下であるとの結果報告があります。
また児童ポルノと子供を狙った性犯罪との間に因果関係が成立するという証拠はどこにも存在しません。むしろ多くの研究者達は全く逆の証拠を見つけています。(以下ジュディス・レヴァイン著『青少年に有害!』河出書房新社より抜粋。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309243169/qid%3D1112967711/250-8148802-9434611)
「子供に対する性的ないたずらを含む性犯罪者を面接調査したところ、
のちにレイプ犯となる子供は、他の子供よりもポルノを目にする機会が少なかったことが明らかになったのである。(中略)性的異常の世界的権威であるジョンズ・ホプキンス大学のジョン・マネーによると『
性的倒錯(異常な性的妄想と行動)の患者のほとんどが、厳しく性を抑制する教育を受けたと語っている。家庭ではセックスについて決して口にされないか、積極的に抑圧されたり不潔な行為だと非難されていた』という。」
さらに例によって冒頭に「性犯罪が深刻化している。」などとありますが、これも
現在特に性犯罪が深刻化しているという事実はありません。子供に対する性犯罪も増えてなどいません。むしろ減少してきています。
(幼女レイプ被害者数統計)
http://kangaeru.s59.xrea.com/G-youjyoRape.htm
昭和34年に年間458人もの小学生がレイプされていたという異常な状況から
昨年平成16年には年間53人まで減少しています。
また、現実に
子供に対して最も多く性的な虐待を与えている張本人は児童性愛者ではなく父親等の肉親です。
(性的児童虐待、4割は実父 大阪の研究班166件調査
)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/410/1057844668/287
(性的虐待で初の実態調査)
http://www.drakahige.com/NEWS/TOPICS/2004/2004032901.shtml
このような事実関係を一切掲載せず、「児童ポルノやアニメが性犯罪予備軍を増やしている」などという一部の人間の憶測のみを取り上げて、性犯罪の原因がアニメやゲームにあるかのように印象付ける記事を掲載するなど、読売新聞は本気で性犯罪の防止や対策について考えているのでしょうか。
私には単にアニメやゲームの検閲を合法化するために、世論を捏造しようという政治的意図しか感じられません。

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