敬愛する人たち、印象的な街、帰るべき家、、、それと種田山頭火の自由律俳句を頼って、その時々の気持ちを込めた写真をアップします。
2008/8/17
ぼろぼろしたたる汗がましろな函に 『草木塔』「銃後」より
今年も「終戦」のシーズンが去りました。忘れてはならない戦争の記憶。戦中派、焼跡派、戦後生まれが、それぞれの世界観を闘わせたのも過去の話になりました。「戦争を知らない子供たち」なんて歌っていた世代が、還暦を迎えたような時代です。
靖国神社では、8月15日に軍服を着て参拝する人たちもいるそうで、よほど「戦争の時代」への憧憬があるのでしょうか。
地方ごとに護国神社というのがあって、地域の師団・部隊の戦没者の慰霊が行われます。愛知県護国神社でも、16日に万燈会が行われました。4800の灯火が献納され、暮れゆく神社が彩られました。
灯火の中を覗いてみました。重しに石が入れてありました。骨もなにもなく白い箱に石だけが入っていたという戦没者も多いことから、そのイメージが重なってしまいました。
猛烈な暑さ、箱になって戻ってきた肉親。たぶん戦時中だから、取り乱すわけにもいかず呆然とそれを胸に抱える姿。言葉は少なくても、胸に迫ってきます。
投稿者: 丹羽広忠
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