題名:『酒気帯び車椅子』2004・12出版
作者:中島らも
評価:かなりがっかりでオススメしない。
あらすじ:中島らもの遺稿らしいです。中堅商社のサラリーマンの主人公。
小ぎれいな居酒屋、墓地ビジネス、広告の手法、気が強く愛嬌のある女子社員。
いろいろな要素の絡み合いが序盤に登場し、ビジネス小説かとも思わせる
導入部にぐいぐいと引き込まれた。
が、読み進んでいくとヤクザが出てきて、あ〜主人公がヤクザと戦う話なんだと、ようやくわかった。
逆にやり込められて、妻や子や自分の肉体の一部まで失った主人公が
やくざに復讐するというというストーリー。
いえば、ハチャメチャなマンガなのだが、かなりのエログロだ。
横溝正史江戸川乱歩のエログロは嫌いではないが、
らもさんのは超ダメだった。
作者のらも氏は、上梓された年の7月に亡くなっており、加筆・修正されておらず
いやはや滅茶苦茶で、よくこれで出版したものだと、集英社!
前半のトーンと後半のトーンの違い過ぎについていけなかった。
ほんの写真を撮ろうとしたけど、ヤメ。
怖いもの見たさの人だけ、どうぞ。
当分中島らもは読めない。