2010/10/29

「十代の性の健康支援ネットワーク作り事業(通称ゆいネット)」(対馬ルリ子)  日記

対馬です。秋らしいお天気が続くようになりました。あんなに暑くって心身ともにダメージを受けた長い夏も、過ぎてしまえばうそのようです。本日はおだやかでさわやかな秋晴れ。日本女医会の子育て支援ネットワーク「ゆいネット」の仕事で、岐阜に向かっています。
ゆいネットは、わたしが日本女医会に入会した動機となった「十代の性の健康支援」事業の一環となる仕事で、2008年から全国4モデル地域で「十代の性の健康支援ネットワーク作り事業(通称ゆいネット)」を展開しているのですが、これがまたとても勉強になり、憤ったり感動したり、奮起したりと、すばらしい経験になっています。
十代の子供は、体はおとなと同じですが、なかなか不安定で扱いにくいものです。うちも今でこそ23歳と21歳と、娘たちも思春期をすぎて少しずつ落ち着いてきましたが、数年前までは、なんだかんだと闘ったり心配したり、あきれたり頼もしく思ったりと、スリル満点の日々でした。
この時期、性ホルモンの分泌増加によって、男の子も女の子も、からだが変化してゆくだけではなく、性的欲求がふえ、恋しやすく(さめやすく?)衝動的になりますし、過度に外見やどう思われるかを気にし、自信と自信喪失をめまぐるしく行き来します。
女の子は性行動の開始にともなって望まない妊娠の健康リスクがありますし(望んで準備ができているときの妊娠は健康リスクが低いですが、望まない時期の妊娠は、心や人間関係、社会生活の危機につながりやすく健康リスクが高いと考えられます)、男女ともに性感染症のリスクが増大します。喫煙の開始や相手の人権をおびやかす“デートDV”も若い女性の健康リスクですね。
母親としては、このような健康リスクや事故のリスクは、なるべく避けて通ってもらいたいけれど、何もせずおとなしく学校と家の往復だけしていろと命令するわけにはいきません。自分の大学時代の生活を考えればなおさらです。娘には、いろいろな経験をしておとなになってほしいと思います。けれど、命や生命の尊厳をおびやかすリスクには気をつけてほしいし、何か危険な徴候があればいつでも周囲の信頼できるおとなたちに相談してほしいのです。
その点、わたしの友人たちは、とても頼りになる存在です。うちの子供たちは、母親以外にも、ママのともだち、あるいはパパ(パパは三番目?困りごとの内容にもよるようで・・)に相談できるという心強い味方をもっています。
ゆいネットは、札幌、盛岡、名古屋、岡山の4つのモデル地区で3年前から事業をやっています。今年は岐阜、茨城、福岡も加わり、新しい地域ネットワークが出来つつあります。
・・というところで、わたしは名古屋から岐阜への列車の中にPCを忘れて、戻ってくるのに(豊橋まで行っていたそうです)3日ほどかかりました。もう秋晴れどころか冬!になってます。がーん!
というところで、今月はなんか中途半端にしかお便りが書けなくなりましたが、来月はその分書きたいと思います。それではまた。


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