2011/6/27

週末美人合宿(対馬ルリ子)  

対馬です。
もう夏がやってきますね。
30度以上の日が続いて、でもまだムシムシ、シトシト。外来にいらっしゃるかたも、頭痛や肩こり。浅い眠りを訴えられてます。わたしも、今いちの気分です。

実は、3月以来、ジュノ銀座産院のお産もお休みさせていただいており(安全のために連携病院に移っていただいて。皆さん無事に出産されたでしょうか?)分娩・手術室も短時間の手術のみに使っていました。クリニックの検診や処置や検査も、3月にはほぼ全部を繰り延べし、処方と面談のみにしていました。現在は再開していますが、まだ従来通りの件数ではありません。診察時間も、夜間を短縮し日曜午前にやるなどまだ(9月まで)変則的にしています。来院希望のかたは、どうぞ診療時間をご確認のうえご予約をおとりくださいね。

そのうえ、6月は、当院にとって大事な存在である事務長と皆川院長が、少しの間入院することになり、大きな痛手となりました。現在はふたりとも無事治療を終えて退院されていますが、留守中、なんとかつつがなく診療を進行しようと、スタッフみんなで力を合わせて待っておりました。ふたりの元気なお顔をみて、本当に安心しました。

たくさんの患者さん、妊婦さん、お待たせしました。ウィミンズ・ウェルネス銀座クリニック&ジュノ銀座産院、これからまた、従来通りに、いえもっともっと充実した女性医療のために頑張りますので、どうぞ安心していらしてくださいね。

それから、この6月から、新しい企画をスタートしています。

ひとつめは、「週末美人合宿」です。どうしても体重が徐々に増えていく、忙しくて気持ちも体もパンパンにむくんでいる、という女性たちのために、お腹と心をスッキリさせ、チョー(腸?)リフレッシュする週末プログラムを考えました。実は、これをやってみたかったのは、私自身なのです。毎日、診療、面談、講演会、取材、会議、会食会とめまぐるしく動いているので、たまにはのんびりしてお腹も心も休ませたい!できたら同年代の方たちとおしゃべりしたり情報交換しながら、と欲張りなことを考えました。

ジュノ銀座産院には、すでに1年以上稼働して、来院される女性たちに喜ばれている健康プログラムがいくつもあります。リンパの流れを良くするマッサージ、体質や気質に合った漢方のカウンセリング、体の中から浄化する「やまとかたり」の発声、ピラティス、ウォーキングなどなど。これらと、女性検診、女性ホルモンや女性の健康や美に関するセミナー、薬膳料理や酵素ジュース、みんなで作る漢方がゆやかんてんデザートなどを組み合わせて、1泊2日のスッキリ健康プログラムをやってみようと思ったのです。6月18〜19日、その第1回目が行われました。参加した3名の感想は、「2日目、ズボンをひきずるなあ、と思ったらお腹まわりがユルユルになっていたからでした!」「見てみて、このお腹!久しぶりにぺったんこ!」などなど。実はわたしは2日目の最後に、クロージングレクチャーをすることになっていたのですが、あまりにぼーっとしていて(マッサージで全身がゆるんでしまい?)ご挨拶のみしかできないというありさま。そして、翌日体重計にのったら1.5キロ減。1週間で少し戻りましたが、それでも1キロ減です。

わたしたちの年齢では、急激なダイエットは無理だし危険。それより、ブランクの時間をとりお腹も気持ちも休ませて(緩ませて)あげることが大事だと思います。また、医学的にもきちんと検診し、体調を確認してから実行することが必須です。わたしは昨日娘にも、「ママは合宿以来、悪いものが落ちてスッキリしてるって感じだよ」とほめられ??ました。

次回の合宿は、7月30〜31日の土日の予定です。値段は、マッサージ2回、漢方カウンセリング、ウォーキング、ピラティス、セミナー、お食事4回(薬膳・かゆ食と半断食2回)、宿泊代込みで75,000円(こだわりの真っ白なふわふわコットンストレッチ部屋着もさしあげています)。1日のみ、ひとつのプログラムのみの参加も可能です。お問い合わせは、03−3535−2992ジュノ銀座産院まで。



そしてふたつめの企画。これは、もともとクリニックでやっているメニューですが、「プレママドック」のおすすめです。ご結婚あるいは、これから妊娠を希望されている女性は(もちろん妊娠を考えていなくても、ですよね!)ぜひ検診を受ける習慣を始めていただきたいと思います。

まずは、毎年の婦人科検診。子宮頚がん検診と婦人科超音波検査を。子宮頚がん検診は受けているけれども、超音波検査はやっていなかったという方がいます。でも、それでは、小さな子宮筋腫や、卵巣腫瘍、子宮内膜症のチョコレートのう胞などは発見できません。これらの発見率は、うちのクリニックでは検診受信者のおよそ3割。30代後半では、4〜5割にも増えてきます。妊娠の時期を調整する必要があるかもしれませんし、妊娠前に治療しておかないと危険かも。ぜひ、子宮頚がん検診といっしょに、婦人科超音波検査を受けてください。

そして、乳がん検診。当院では、35歳以上にはマンモグラフィーと超音波検査の併用検診(乳がん精密検診)をおすすめしているのですが。若い女性には、まずは超音波検査を。自治体検診は40歳からなので、30代ではまだ乳がん検診を受けたことがないかたが多いようですが、妊娠前に一度“乳房超音波検査を!”妊娠してから、あるいは授乳中に乳がんがみつかったというケースは、実はたくさんあります。小さなお子さんを抱えての乳がん治療はほんとうに大変です。命にかかわる状態になってしまうならなおさらです。どうぞ、乳がんは早期発見で命が助かる病気ですので、ぜひぜひ妊娠前に(あるいは妊娠初期のうちに)乳がん超音波検査を受けてくださいね!

当院のブライダルチェックは、これに一般血液検査と、甲状腺・膠原病リウマチ(妊娠トラブルにつながることがある)、感染症検査(風疹、トキソプラズマ、肝炎やATL,エイズなど)を組み合わせてあります。(プレママドック80,000円)血液採取は1回ですむのですから、ぜひふだんの自治体や企業の検診で調べない、これらの妊娠を意識した検診項目を受けておいてくださいね。

プレママだけでなく、プレグランマ(これからばあばになる中高年女性)の検診もおすすめしています。赤ちゃんが生まれたら、家族は、特に女性たちは、本当にみんな忙しくなってなかなか自分の健康管理がおろそかになりやすいものです。ご結婚を機会に、お母様といっしょに母娘検診はいかがでしょうか?お母様には、アンチエイジングドック内科検診つきをおすすめしています。おふたりで検診前日に宿泊も可能です。(宿泊つきお2人で160,000円日曜夜宿泊で月曜半日ドック、あるいは火曜日宿泊水曜日ドック、いずれも女性医師による診察やアドバイスをいたします)。お問い合わせは、「母娘検診」あるいは「ブライダルチェック」と言ってジュノ銀座産院03−3535−2992まで。

もちろん、女性ホルモンだけ調べることもできま〜す。(血液検査です)対馬


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2011/6/3

女性の健康検定「カラコロ検定」(対馬ルリ子)  

東北の皆様、クリニックの患者様、お友だちの皆様、いかがお過ごしですか?そちらは、ようやく暖かくなってヒーターがなくても過ごせるようになってきた頃ですね。

 震災からすぐには何度も電話をしてもつながらなかった友人たちと、近況報告などしあえるようになってきました。でも、東北に住んでいる友人、まだ避難している友人たちはもちろん、わたしや周囲の人たちも、なんだか心に大きなダメージをかかえたまま毎日をすごしているような気がします。

 よかったことは、毎日食べるものをしみじみと味わい、ふとんでゆっくり手足をのばせる安心を、家族となにげなくかわす会話を、本当にありがたいと感じることです。あっという間にすぎゆく日々の時間を、いとおしく思うようになりました。でも、その一面、これからどうしよう。どうやって前向きに、熱く燃えて生きていけるのか、いつまでできるのか、という無力感が漂うのも確かです。

 その中で、6月2日、この4〜5年企業の健保組合の方たちと一緒にやっている勉強会「保険者機能を推進する会 女性の健康分科会」で主催した、第2回 女性の健康シンポジウムに参加させていただきました。

 女性のカラダとココロの健康向上を目指して・・内幸町ホールで170名以上の(予定より参加希望者が多く、かなりお断りしたそうです)参加者を集め、とても楽しく、熱心な活動紹介のシンポジウムが持たれました。

 思えば、ワールド健保組合の安倍さんが、わたしの銀座1丁目の小さなクリニックを訪ねてくださったことをきっかけに、かれらの勉強会で女性の健康についてお話させていただく機会があり、「女性の健診は単に子宮がん検診と乳がん検診を、男性の健診にくっつければよいものではない!女性は、女性ホルモンの動きも、多い病気や不調も、男性とは異なっている。特に、ライフスタイルが変わって、会社で働き続けるようになった女性たちを本当に支援するのなら、妊娠出産の医療費補助だけではなく、妊娠前から、出産後も、更年期も、情報提供も、受診の支援も、こころのケアも、ずっと長期的視点で、トータルに支援してほしい!」と訴えさせていただいてから、JAL健保の浦井典子さん、IBM健保の池田さん、上森さん、花王健保の守谷さん豊沢さん、キリン健保の太田さん、コマツ健保の久保田さん室之園さん、近ツリ健保の村瀬さん・・・さまざまな方と、語り合い、アイディアを出し合い、燃えてはまた仕事に戻る、ということを繰り返してきました。

 そして!昨日のシンポでは、独自に作った女性の健康検定「カラコロ検定」を、みんなにやってもらうゲームとして発表し、女性の健康の基本的な知識を男女ともに広めるしくみを作ったり、乳がん子宮がん検診の啓発と受診率向上のとりくみ、妊娠出産時の高額医療の原因調査やトラブル予防の方向性など、これまでの「トラブルがおきてしまってから対処する」保健医療から、「知識をもってトラブルを予防し、病気が起きても最も早く最も軽く治療し、かつ健やかに仕事も続けていける」予防医療へのシフト、そしてそれを意識し、会社や健保の方向性としてすでに取り組んで来ている様子がしっかりと現れていました。

 わたしも、「女性は、家庭や社会の太陽。みんなの健康のキーパーソン。女性が元気で安心して暮らせるようになれば、社会も元気になる。だから、女性がのびのびと発言し活動できる会社や組織をつくり、日本を元気にしていきましょう!」と呼びかけました。

わたし自身のこれからの活動も、この部分にしかないように思います。まだどうすれば、という具体的なものは見えない感じがするけれども、これまでやってきた経験と活動に、職種を超えて連携する方向性を加えていきたいのです。(対馬)


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