2013/12/24

師走を振り返って  

師走に入りなんとなく慌ただしくなってきました。

 12月14〜15日、盛岡に行ってきました。土曜日の午前は診療して、午後は世田谷区の「いのちの日フォーラム」に呼んでいただき(うつや自殺の予防セミナーですが、今年わたしが呼ばれたのは、世田谷が20〜40代女性の自殺が多いからだそうです。びっくり!)がまんせず、抱え込まず、体と心の不調は早めにケアしましょう!と呼びかけさせていただきました。

それからすぐさま新幹線で盛岡へ。斎藤恵子先生、玉木光子先生に迎えに出ていただき一緒にぴょんぴょん舎で焼肉。もりおか名物の冷麺まで食べられず、冷麺はおみやげを買うことにしました。

今回の盛岡行の目的は、斎藤恵子先生の「女性の医療ビルオープン記念会」と、「日豪ジュニアプロジェクト報告会」に出るためです。斎藤先生は、わたしの母校、弘前大学の大先輩です。おっとりとしてやさしい内科・心療内科の先生ですが、本当に熱い活動をやっていらっしゃいます。

 彼女は、地元盛岡の中心地にビルを購入し、「ここを女性の健康の基地にしたいわ」と言って計画を実現してきました。今回は、すてきなフロアができて呼んでくださったわけです。

 そして、日豪ジュニアプロジェクト。これは、被災地の中学生たちを、夏休みにオーストラリアメルボルンに招待し、ホームステイとハイスクール通学、語学研修をしてもらおうというものです。震災直後から始まったこのプロジェクトは、2011年夏、わたしのところに以前メルボルンの女性医療研修でお世話になった秋元みどりさんが訪ねていらしたことから始まりました。「メルボルンに住んでいるひとりの女性が、何か日本の被災地のためにとチャリティでカレンダーを作って売っています。その売り上げで子どもたちをメルボルンに留学させることはできないでしょうか?あるいは、家族ごとホームステイさせるお手伝いもできますが?」という申し出でした。もちろん、カレンダーの売り上げはさほど大きくないので、日本でも売ってほしいし、また被災地でお世話してくださる方や、応援してくれる日本企業や団体も紹介してほしいと。

 わたしの頭に浮かんだのは、地震直後に、女性医療ネットワークのメンバーが被災地の女性たちのためにと集めた物資(下着やナプキン、化粧品、タオル、ポーチ、サプリメントなど)を現地で受け取り、避難所に届けてくださったもと県議会議員の平野ゆきこさんや、女性医師の斎藤恵子先生のことでした。秋元さんに連絡先を教えましたが、すぐに岩手に向かったのには驚きました。

 当初、齋藤先生からは、「どうやって被災地から子どもを選んでもらえばいいのかわからないのよ・・困ったわ」という困惑のお電話が来たり、ようやく選んでもらった代表者が男の子ばかりであわてたりと紆余曲折がありましたが、医師会や教育委員会、県の協力も得て、昨年は6名、今年は5名の中学生をオーストラリアに送りだすことができました。

 15日は、メルボルンから現地の「チイママ」、アボリジニアートのエージェントで有名な内田さんがいらして、メルボルンの学校や家庭での子どもたちの様子を紹介し、いかに生き生きと彼らがフレンドリーなオージーと溶け込んだかを話してくださいました。子どもたちもバスを乗り継いで、釜石、陸前高田、山田などから盛岡まで来てくれました。「何日ぐらいで慣れた?英語はわかった?」と聞くと、異句同音に「2〜3日で英語の会話に困らなくなった」ですって。さすが若いです!順応が早いですね。彼らは、全校生徒の前で英語でスピーチし、岩手の郷土芸能を紹介したり、歌を歌って拍手喝さいを浴びたしたそうです。

 今年も、カレンダーが出来上がってきました。山道千賀子さんが作ってくださったオーガニックローズの化粧水も、できてきました。なるべくたくさんの方に協力してくださって、カレンダーは被災地の将来を担う子どもたちのために(一部千円)、化粧水は、DVから逃れてきた女性たちが身を寄せている施設のために(一本三千円)、売上げたいと思います。どうぞ皆様ご協力を。そして皆が幸せなクリスマスとお正月を迎えることができますように。メリークリスマス&ハッピーホリデイ!
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