2014/8/18

日テレ「世界一受けたい授業」 出演を終えて  

こんばんは。お盆休みはすぎましたが、まだまだ暑いですね。

8月16日は、日テレ「世界一受けたい授業」で、私が保健体育の講師として、男性よりも女性に多い病気を紹介していただきました。

うつ病(1.6倍)からはじまり、片頭痛、関節リウマチ、貧血、手根管症候群、骨粗しょう症、そして甲状腺疾患(20倍)まで、「あの病気も男性より女性にかなり多かった!」という、性差医療に基づいた疾患のエビデンスの紹介がされたのです。このような視点での紹介は、テレビ史上初ではないかと思います。

そして、なぜ女性に多いのか?という問いの答えは、「女性ホルモン」!

これらは、女性ホルモンの減少や変動(月経や出産、更年期など)が発症の引き金になりやすい疾患なのです。



また、この番組の最初の話題として、「実は大豆製品を、女性ホルモンの働きを期待して摂っている方、一生懸命お豆腐や納豆を食べてもあまり効果が期待できない人が半分ぐらいいます。」ということをお話しました。

これについて、お友達から「それは何?」という問い合わせがメールや電話で入っておりますので、お答えします。
「腸内細菌などの体質の違いによって、女性ホルモン活性のあるイソフラボン“エクオール”を作れる人と作れない人がいるから」です。エクオールが作れるかどうかは、尿検査でわかります。(当院では、2週間ぐらいで結果が出て、検査代は8000円+税です。)

日本人は、エクオールが作れる人は、約半分以下しかいません。特に若い女性は、割合が低いことがわかっています。この能力は一生変わらないそうなので、一度調べてください。ご希望のかたはどうぞクリニック予約受付(03-3538-0270)までご連絡ください

また、調べるチャンスがない方も、大塚製薬から、「エクエル」という名前で、エクオールを付加したイソフラボンのサプリメントが発売されています。ご利用ください。

 

ほかに、甲状腺機能、関節リウマチなど、ふだんの健康診断ではあまり調べることがない疾患も、女性に多く、なるべくなら定期的に(2〜3年に一度、更年期や月経不順、体調不良がある方は毎年)調べたほうが良いでしょう。会社や自治体で行っている健診は、主に「男性のメタボ」をターゲットにしており、女性の検診を意識していないのです。

実は、女性検診とは、乳がん検診と子宮がん検診だけを指すのではありません。女性はビキニ臓器(ビキニの水着でかくす部分、乳房と子宮のこと)だけで生きているわけではありません。女性は、全身トータルで、女性なのです。出産や授乳、月経や更年期以外にも、男性とは違う、さまざまな病気のリスクがあり、そのための検診や予防が必要です。

8月29日には、「女性の健康の包括的支援に関する法案」についての勉強会が、参議院議員会館であります。29日金曜日の午後2時〜4時です。先着100名ほどの方に参加いただけます。興味のある方は、ぜひご参加ください。高階恵美子プロジェクトリーダーに、この法案に込めた思いについて語ってもらう予定です。


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