■「10周年」を迎えたけど...
おかげさまで「ほぼ週刊 おとうさん的ゲーム通信」も10/15をもって創刊
10周年を迎えることができました。これも読者の皆さまと編集部のスタッ
フのおかげ...と、素直に喜ぶのをちょっと躊躇していました。
実は少し前からゲームに対するテンションがさがっていました。一番の理
由は娘たちの受験。アカネ(長女)が高3、マリン(次女、中3)のダブル
受験は前からわかっていましたが、予想外だったのは二人の勉強ぶり。親
の私が言うのもなんですが、全てを投げ打って勉強に邁進しています。
平日はもちろん土日も塾や模試。帰ってきてもさらに勉強...狭い我が
家では集中しにくいでしょうが、私の書斎兼ゲーム部屋ものっとられてさ
すがにゲームを家でできにくくなりました。
■そろそろ「区切り」?
この10年、私にも娘たちにも様々な変化がありました。「なやみはない!」
と10年前はきっぱりいいきっていたマリン(本誌1999/10/26号)も勉強や進
路や友達や、何かと悩み多き年ごろになりました。あれほど好きだったゲー
ムやコミックも今は封印しています。
ゲームを取り巻く状況も変わりました。日経ビジネスに任天堂の特集が掲載
され、電車内でDSをプレイする女性の姿も珍しくなくなりました、その一方
で、「おとゲー」創刊のころは百花繚乱だったゲーム系メルマガは激減(読
者数も激減しました)。当時から続いているのは本誌も含め数えるほどでし
ょう。
ノーテンキな私もさすがいろいろと考えます。10年続けて「おとゲー」も
微力ながらその役割を果たした、そろそろ「区切り」にしてもよいのでは
そんなふうに考え初めていました。
■「鈴木史朗」と「バイオハザード」
そんなとき、ゲームショウにもらった小冊子「テレビゲームのちょっといい
おはなし6」をパラパラみていてこんな言葉にぶつかりました。
「あのゲーム(「バイオハザード」の中には、人間が人生の中でいろいろ
と教わっていくことが −− つまり私たちが実体験から学ぶこと、親
から学んだり、友達同士で喧嘩したり、遊んだりする中から学んでいく
ことが存在していると感じました」
小冊子の冒頭を飾る、鈴木史朗氏(今年71歳になるフリーアナウンサー)の
真摯なコメントでした。
鈴木氏がゲームに出会ったのは20年ぐらい前とのことなので今の私と同年代
のころだったでしょう。娘さんが「スーパーマリオ」をプレイするのをみた
のをきっかけにしだいにゲームにはまって「バイオハザード4」には「マニ
アック」にのめりこんだそうです。
■「ゲーム魂、百までも」
しかもその腕前がすごい。最高難易度のプロフェッショナルを何回もクリア
し(私はチャレンジする気にすらなりません)、ネット上でも神業のような
プレイをみることができます。鈴木氏が自動車免許の更新にいったとき、反
応が早すぎて「逆に危険」といわれそうですがムリもありません。
「ゲームは僕にとって人生の宝であり、ゲームに出会ったことで、人生の
延長戦、サッカーでいうロスタイムをもらったような気持ちです」
鈴木氏に「何も悩むことはないんだよ」、そう言われたような気分でした。
わかっていたつもりで、私はわかっていなかった。
「ゲームは楽しい、ゲームは素晴らしい」、そして「ゲームの喜びと感動を
伝えることもまた素晴らしい」ということを。
「みつごの魂」ではないですが、「ゲーム魂、百までも」です。
読者の皆さま、改めてこれまでつきあっていただきありがとうございました。
今後も「マッタリと末永く」おつきあいください!
※「おとゲー」2009/10/16号掲載

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