2009/10/12
あるひは乞ふことをやめ山を観てゐる 『草木塔』「鉢の子」より
営業で回るのに疲れたとき、ぼーっと山を見たくなります。もちろん、わずかな時間ですが。
営業を「乞うこと」というと怒る方々も多々ありましょうが、私の場合、まず乞い歩かねば話になりません。この句の気持ちが良く分かるような気がします。
素晴らしく堂々とした山があれば、つい見とれてしまいます。乞わなければ飢えが待っている。もうひと歩きしなければならない。でも、山を見ていようか、、、詩人だからこそ、ここで山を見るほうを選んだのでしょうね。
69年前の昭和15年10月11日、山頭火は松山で亡くなりました。ちゃんと調べてなくて恐縮ですが、昨日、松山では山頭火にちなむイベントが開かれたそうです。享年59歳。「ころり往生」にて。

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