人から聞いた話ですが、かの松下幸之助さんは外注先へのコストダウンをするときに、5%ダウンとかの数字を出さなかったとか。いきなり30%(だったかな)とか実現不可能と思える数字を出す。その理由は、5%くらいだと苦労して乗り越えてしまうからだそうで、30%だと「やり方」を変えなくちゃいけない。頭を使わせたんですね。
政権が代わった今の日本もそうなのかもしれません。これまで当たり前だと思っていたことを否定して、次の新しい姿を考えなくてはならないんでしょう。民主党があまり相談せずに物事を進めると批判されていますが、相談してたら何もできなくなるんでしょうね。人は既得権益で生きています。
今、民主党が取り組んでいることにかなり批判が高まっています。大変だなと思えます。民主党は、日本のあるべき姿をマニフェストに盛り込んだはずです。気がついたら日本にハブ空港がひとつもない(ハブ港湾もないんですが)。本当は必要のない工事がいろいろある。国力を維持し国際競争力を高めるには、と考えて作った政策を推し進めようとしてます。
現状での批判は、今までいかにできていなかったかの裏返しだと思います。自民党が長年ためたアカをはがすのは大変だなと。民主党の政権で日本はさらに悪くなるかもしれません。でも自民党政権が続いても悪くなるとしか思えませんでした。国の金をいかに動かして地元の土建事業に持ち込むか、工期を延ばしていかに追加予算を取るか。作れば維持管理が必要で、そこにいかに役所OBを入れ込むか。
私は、民主党の政策に全面的に賛成しているわけではありません。子供手当てなんて、格差を広めないかと思えます。例えば裕福な家の子は、さらに手厚い教育を受けるんでしょうね。一方で教育費にまわせない家だってあるはず。親の年収によって制限をつけろという意見も出ていますね。
民主党の政策では、いずれ自分にも火の粉が降り注ぎます。他人の子供の教育費を肩代わりさせられる。増税とか控除の削減とか家計に響くことが相次ぐ可能性があります。日本の枠組みの変化をどこまで粘り強くやるのか、それをしっかりと見ていきたいと思っています。

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