そう言えば最近、修理してるトコの記事書いてませんでした。
忙しいフリしてて遊んでばっかみたいな感じなので、たまには修理の話題でも。。。
CB1300乗ってる方ならもしかしたら聞いた事あるかも知れません。
スラッシュガードでクランクケース割っちゃう話です。
実際になってしまうと泣けて来ちゃいますよね。

こんな感じですかね。。。
スライダー外すと

こういう事です。。。
反対側を覗くと

ばっちり裏まで割れてますね。
これを直すには溶接するしかないんですけれど、意外とと言うかやっぱり厄介なのは厄介です。
まず表面側は良いのですけれど、裏側はリブの間なのとウチのトーチが少し大きい事もあって上手く溶接できません。
なので表面側から如何に奥の方まで溶け込ませてやるかって言う事になるんですが、あまり溶け込みを重視して電圧上げたり(温度が上がる)、長時間同じ場所暖めてたりすると、クランクケースなもんですから歪んでも困ります。

ですのでまずはリューターを使ってクッラクの入った場所をエグリます。

そして溶接する近辺の汚れや塗装を削り取ってキレイにします。

なるべく深く溶接するのも大事ですが、穴の中側からとかも溶接して、なるべく多方向からくっつけていきます。
実は作業も一気にはできないんです。
やっぱり溶接すると、その部分だけが集中して温度が上がります。それと深く溶接もしたいので、奥を溶接してから少しづつ盛って行きます。
その盛り上げの作業も一度作業したら冷めるのを待ち、充分冷めたら盛る。そしてまた冷めるのを待ってから盛る。そうしないと歪みが大きくなってしまうんですよね。

なのでよく見ると、こんな感じです。
穴に近い方は、下溶接が終わった後に一度盛ってるのでほぼ平らですが、手前の方は溶棒を使わないで母材だけで溶接してるので凹んでます。ココに2〜3回盛り上げて平らよりも盛り上がった状態を作ります。
で、盛り上げまで終わったのが

こんなん感じ。見た目のキレイさよりも深く溶け込む事を重視してやってるのでちょっと溶接痕が汚いですが、実際あまり綺麗なビートにならない溶接の腕前なのはナイショです。

溶接が終わったからジャマになるビート痕とか、穴の中の余計な部分も削って表面を整えていきます。
(実際はもう少し整えたんですが、写真がブレてて見にくかったと言い訳してみる。)

出来上がって組み立てちゃうとあまり見えないのは幸いしますね。
記事にしちゃうとこんな感じの作業なのですが、数センチ溶接して冷まして、また溶接して冷まして…ってやってると他の車両の修理と平行してやってるから、冷ます時間が数時間放置とかになるので2〜3日掛かる作業なんです。
でも無事くっつきましたので、良かった良かった!
とまぁ、こんな修理もやってみてる訳でございます。
でも直るからって、あまり壊してもらいたくない場所ですよね


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