B♭に「じゃあ頑張れよー」と告げて、今度はBassとの練習。
フルートからの転身でやってきた男子です。
「今日は、聞きたい事がある」という事で、まずは吹かずに問答が始まりました。
まぁ驚いたのはその質問の内容です。
「BassClというのは演奏上、どのような位置づけで居たら良いのでしょう」
「どういった音色だと良いのでしょう」
「Bassって普段、どのくらいの音量で出すべきものでしょう」
「普段どのような練習をしたら良いでしょう」
○ッキーにお任せか!
そんなコーナー無かったっけ?
でも、こういう事聞いてくる人、嫌いじゃない(笑)。
今までこんな質問された事無いなぁ。まぁ年齢もあるとおもうけど。
真面目ですな。
さすがフルーティストですな。
あ、フルートが真面目って言う事でもないし…逆に不真面目ってことでもないです。
フルーティストって研究熱心な人が多いと思うんで。
最初のは「吹奏楽で言うとどういう役割なのか」「オケの曲のアレンジではどうなのか」とか、
そういう事ですね。
まぁ一言で言えば「その曲による」で終わりですけど(笑)。
単に低音楽器(しかも金管・木管ひとからげに)として書かれてるのか、
木管の低音セクションとして書かれてるのか、その位置づけもサックス寄りに書かれてる事もあれば、
クラリネットの低音として書かれてる事もあるでしょうし、
最近なら完璧にバスクラのキャラクターを意識してソロをバンバンやらせてくれる作曲家もいると思います。
時代によっても違いますよね。
なので、アレンジものであるのなら沢山原曲を聴く事は1つの方法でしょうし、
演奏しててすぐに気がつく事もあるでしょう。
でもスコアを見て、自分がどこに属してるのかを見るのは大事な事ですよと言う話もした。
「では他の楽器とも練習する事が必要ですか」
当然、当然です(Bassでなくたってやらなきゃ)。
その辺はフルート…というか旋律受け持つ楽器の出身でしょうか。
初めて意識したんでしょうね。
あと、どういう音色が良いのか…というのは、自分の好む音色でいいでしょうと思うんです。
最近は『ブリブリ系』なんでしょうけど、私はブリブリよりは軟らかい方が好きだけど。
私が今一番好きなのは東京交響楽団の十亀さんの音です。
とてもいい音だと思う。大ファンです。
届くわけも無いんだけど…たとえば自分で基礎練習してるとき「これを十亀さんが吹いたらどんな風になるのかな」なんて事を考えます。
きっとクローゼの中身でも美しい音楽になっていると思う。
なんて事を彼に言ってみました。
彼のあだ名も考えないとなぁ。
そしたら「こんな発音じゃダメでしょ」「こんなのレガートじゃない」なんて思えますもの。
憧れの音をイメージするのって大事です。
音量については…例えばTuttiでffをドカーン!と吹く様な場合にBassClが1本増えたからと言って音量の底上げが出来るか、それが顕著に気がついてもらえるかと言うと…私はそうではないと思う。
かといって、例えば木管だけの静かな場面で…限りなく音量を落とす事も必要ではないと思うんですけど。
違うわ!って意見もあると思うけど。
大事なのはそこにBassClのエッセンスをどれだけ残せるかって事ではないかと。
音量より響きですよね。
Fgや他の楽器とブレンドされて、どっからどこまでがFg、どこまでがB♭、とかいう境界が見えなくても、
確実にBassのエッセンスが入ってるんだと分ってもらえるのが良いんじゃないかしら?
と、そんな話をしました。
素材感?みたいな感じを重宝される様な奏者になると良いと思うんですよね。
1にも2にも、音色ですね。あと発音とか表現力の幅ですかね。
「そーれーは、お前もだー・・・」
という内なる声も聴こえなくもありませんが、偉そうに言ってみましたよ。ドヒー!
その後は2人でクローゼの2重奏(ちょっと楽しかったw)!
あとはスケール。
ポイントは指は動かさない様に動かす、です。
ただこなして「ハイおしまい」みたいなルーティンワークにしない事!
大きな楽器は特にそうでしょう。ムダの無い動き、大事です。
これは、私も今特訓中です。
丸瀬(セルマーBass)のキィが重くて重くて。
力が入って仕方ない。指が筋肉痛なんです(笑)。
力を入れると動きは大きくなりますから…その分自分の首を絞める事になる。
何か改善点はあるはずと思ってます。
こんなチビだってBassが吹けるんじゃ!
って言いたい。言いたいぞ(笑)。
そうそう、元フルート吹きの彼(学生)は「こんなに大きな楽器なので息のスピードは早くなければ」と思い込んでいた様子。
フルートの感覚で考えてた。そんなんしたら、ピッチは下がるわ、音質も悪いわ、息も続かないわ…
まっっったくの逆だよ!って教えました。
フルートはスピードあげたらピッチは上がりますからね。目からウロコですよね。
実はこれこそ、その日一番の収穫だったでしょう。
良かったねぇ。がんばれよ。ワシも頑張る(涙)。

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