「聖地の意味。」
2007.06.23(SAT)
2007 J-LEAGUE DIVISION-1 17th LEG
vs URAWA RED DIAMONDS
0-1 LOSE
at NIHONDAIRA STADIUM(SHIMIZU)
試合前の相手の愚考を防げないクラブ、不甲斐ない闘いのチーム、ホームを作れなかったサポーター、全てが今日を反省しなければならない。聖地だったはずの日本平は単なる一スタジアムになってしまった。そんな悔しい敗戦である。
試合開始1時間半前にルールに基づいて掲示されていた清水側の横断幕を浦和側が一方的に剥がす行動からメインスタンドで始まった両チームのサポーターが対峙する異常な状況がなんら片付かないまま試合は始まる。
開始1分には左サイドを浦和DF相馬が突破からクロス、これにゴール中央で待ち構えた浦和FWワシントンがヘッド、これは西部が素晴らしい反応で弾くがいきなり浦和にペースを掴まれる。そして一度もチャンスを掴めないまま24分にはセットプレーが続き何とか弾くが今度は左CKのピンチ、浦和MFポンテがニアサイドへクロス、これに後ろから全くのフリーで走りこむ浦和DF阿部がヘッドで合わせて清水は痛い失点を喫する。
更に34分には左サイドからのクロスをファアサイドで受けた浦和FWワシントンが切り返しでアオをかわしてシュートしようとしたところに和道の必死のスライディングで防ぐなど一方的な展開。清水は41分には淳吾のスルーパスを受けた岡崎のシュートが相手DFに当たってコースが変わるがクロスバーに跳ね返される。結局このまま前半を終える。
迎えた後半も堅い守りの浦和に対してパスを廻すだけで崩せない56分には岡崎を下げて西澤、69分には淳吾を下げてエダと交替をしていっても堅い相手の守りの前に積極性を欠き、時間だけが過ぎていく。76分には右サイドを崩されて浦和MF小野のシュートをテルが体を張って跳ね返したこぼれ球を左サイドから上がってきた浦和DFの相馬がシュート、これを西部がファインセーブで何とか守る。終盤に入り、82分には疲れが目立ってきたフェルナンジーニョを下げて純平を投入するがシュートまでは行けないまま試合終了。
1-0の結果以上に差が出てしまった。ボールを支配しながらも支配することに満足し、ただいたずらにパスを横や後ろに出していても全く意味が無い。守っても一番注意すべきセットプレーで注意すべき選手のひとりに誰もマークがついていないなんてのは初歩的なミス。それで試合が決まってしまったのは本当にもったいない。攻めてもシュートも無ければラストパスも無い。これでは相手に何も脅威を与えない。とにかくがむしゃらに打った岡崎のシュートが唯一クロスバーを叩いたのを見るにつけカッコじゃないと思うのだが。
そしてこの大事な一戦に声で負けた我々サポーターも大いに反省すべき。試合前に行動は絶対に許されないが浦和はメインスタンドやバックスタンドも立ち上がって声を出し応援していた。その結果は聖地日本平が単なるスタジアムになってしまった。ホームのサポーターが必死に声を出して盛り上げる事も出来なければ前述のような選手への意見も本当はできない。サポーターがやるべき事をやらないんだから。
更に試合前の事件だが、ルールを一方的に破る浦和が自分たちを正当化するのは当たり前。彼らは過去に何度も同じ事を平気でやっているんだから。それをJリーグもエスパルスも分っているから今日はちゃんとした警備をすると思っていたがそれはサポーターとしては甘かった。だけど、何故ちゃんとした警備もできないんだろう。そこはエスパルスの怠慢である。サポーターがどんな想いで幕を作ったかなんて浦和もクラブも分っていないのだろう。今回の件でついた傷はずっと消えないだろう。
全てにおいて今日はふがいなかった。このままでいいのか?それをみんなが考えなくてはならない。
