広島市が子ども条例の市民説明会を各区で開いてきた。
その1会場に参加してみた。
広島市の条例についての丁寧な説明が1時間あり、その後質疑応答になった。
広島市からは、日本国憲法と子どもの権利条約についての説明、それを根拠法として、子ども条例を作るきっかけから現在までの経過と現在発表されている素案についての説明があった。
説明をを聞いている限りでは、法律の解釈はきちんとしていると思われるし、子どもの立場で考える「子ども会議」も開かれてきた。大人たちだけが考えて作っているのではないということ、子どもの立場も尊重して作られている案だということが理解できた。
質疑応答では、おおむね賛成意見が多いような雰囲気であった。以前開催された反対派とのシンポジウムでの彼らの剣幕を思うと、賛成派の力強い発言は非常に嬉しかった。
反対派は相変わらず重箱の隅をつつくような言葉尻をとらえての絡み方だった。他の政令市では条例が施行されて教育現場が混乱していると言うものだが、発言の根拠となる資料がどこにもない。反対を唱えるものがその資料を準備せずに質疑で申し立てをしても感情論としか受け取れない。
私の周りの教育関係の人は、一部のPTA幹部が言っているだけだと思うと言っていた。
自分の存在意義をPTA活動に置いてしまうと、盲目的に感情的に、自分が不利になることに対して非常に攻撃的になる人が多いというのが私の経験である。
今回の反対派の人たちの言い分は、大人が子どもを扱いにくくなることを非常に恐れていて、子どもの立場を完全に忘れている。大人が主体になる条例ではなく、子どもが生きやすくなるための条例であることが理解されていない。
でも、賛成派の人たちが賛成する理由をきちんと話してくれたことで安心した。
きっと良い方向に進むのではないかと希望が持てた一日だった。

0