西谷文和さんの話を聞きました。この人は、「イラクの子どもを救う会」の代表です。そして、ご自身が単身イラクに行き、さまざまな映像を撮られています。いま、イラクへはマスメディアは入っていません。なにかことがあると、自社の責任になるからです。それで、フリージャーナリストの西谷さんらがまさに命がけで、いまのイラクを伝えています。そこでは、劣化ウラン弾の被害を受けた子ども達の映像も多くありました。西谷さんは言います。「劣化ウラン弾は「悪魔の兵器」と呼ばれています。アメリカ軍は、1991年の湾岸戦争から使っています。対戦車攻撃用の兵器です。戦車の装甲が丈夫になって、従来の鉛の弾頭では貫通しなくなったため、鉛より比重の高いウランが使われるようになったわけです。劣化ウランは原子力発電所で核のゴミとしてできるものです。本来は地中深くに埋められるものをアメリカはこれを兵器として使ったわけです。91年の湾岸戦争、95、96年のボスニア、99年コソボ、01年のアフガンそして今回のイラクで使っています。今後また空爆する時には、国際世論を高めない限り、アメリカはまた必ず使ってきます。早急に国際的に禁止条約を作って止めていかないといけない兵器だと思います。戦争が終わって被弾した戦車で子供たちが遊ぶと、パウダー状になったウランを吸い込んで、それが肺の中で核分裂し体内被曝することになります。米軍はサマワでも使っているので、日本の自衛隊員も、もしかすると被爆する可能性があります。自衛隊員は20代の屈強な若者ですから自分には出なくとも、彼らの子供に5年先10年先になって出た場合、その時訴訟を起こしても責任者の小泉首相はもういません。アメリカででは、湾岸戦争の時に劣化ウラン弾でガンになった人たちが、すでに訴訟をしております。」
こんなことは、マスコミは報道しません。この話を聞いた高校生は「イラクの状況を聞き、DVDを見て、言葉にならないくらいのすごい状況で、泣きそうだった。戦争の裏で金儲けをしている人がいることは、経済力の差も関係しているけど、戦争なんかで金儲けしてほしくないと思った。」「子ども達の映像はほんとうに見ていられなかった。これ以上残酷なことはないと思う。本当に本当に、心から戦争、劣化ウラン弾の使用をやめてほしい。」と語っています。
リアルな事実、そして初めて知った現実は多くの感動を引き起こします。西谷さんは大阪にお住まいです。ワイズの例会でも絶好の講師さんです。

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