うん。久しぶりだ。
悔いの残る公演。
最近の大抵の公演は、なんだかんだで満足して打ち上げに参加していた。
その場合の「満足」とは、
「集客」とか、
「収益」とか、
いわゆる劇団代表としての「程よい満足感」だ。
そう、数字に見える、目に見える「満足感」
しかし、今回は、
「目に見えない不満足感」だから、困った。
「まだ出来ただろう」という「役者」としての不満足感。
「どうして踏ん張りきれなかったの」という「役者」としての不満足感。
この「違和感」はなんだろう。
そして、
もうひとつの「重なる違和感」
それは「清々しさ」だ。
不満足感いっぱいなハズなのに、
この、打ち上げで飲むビールの美味しさはなんなのだ!!
この、言い表せない「充実感」と「開放感」はなんなのだ!!
いや、
わかってる。
少しだけ、忘れていただけなのだ。
記憶の奥に確かに覚えている。
「まだ出来たはず」と猛省しながらの、
「出来るだけはやった」という満足感。
これが「役者の醍醐味」だったな。
これが好きだったんだな。
これがあるからヤメられないんだな。
これがあるから次に進むんだな。
ヤバいな。
こんな素敵な「合法ドラック」を
この歳になって、思い出しちまった。
うん、ヤバい。
そういうわけなんで、
団員の皆さん、あとはよろしくね。
心から、ありがとう。
心から、おつかれさん。