現在サンパウロにいる日系人は約150万人。ブラジルにいる日系人の70%に当たる。
イタリア系に次いで2番目に大きい移民グループだ。
ブラジルに興味を持った8年前から平行して日系移民については興味があったので、今回のサンパウロの旅は知識を深めることを目標にした。
という訳でサンパウロでのカウチサーフィンホストは日系のカーラ!
彼女と予定が合って本当によかった!!
彼女のおじいちゃんは40年代に大分から渡伯してきたので、カーラは3世に当たる。
コーヒー畑と苺農園を経営していたらしい。
住んでいた環境も日本そのものなのでびっくり
彼女はお父さんが2世、お母さんがポルトガル系のハーフ。
5年間日本で働いていたらしく、日本語が少し話せる。お父さんは主に北部でお仕事をしているのでお母さんと2人暮らしだ。
妹はスペイン在住で近々イタリア人と結婚、おばさんは日本在住。カーラの家族はこれからも国をまたいでいきそうだ。
忙しいサンパウロのメインストリート
ブラジル人は私が感じる限り、友達を作る際、その人の人種を考慮する以前にその人にブラジル人としてのアイデンティティがあるかどうかを考慮している。
従って違う人種の人が当たり前に友達だったり恋人だったり家族だったりする。
人種のるつぼ、サンパウロでは特にそれを感じるので、私にはサンパウロがとても居心地がいい。
日系人は、今年移民100周年を迎えるということもあって、日本文化はかなりブラジル社会に溶け込んでいる。
カラテ、ボンサイなど海外の方々も知っているのは珍しくないが、ここブラジルでは箸(ハシ)という言葉も一般的に使われていて、しかも結構みんなお箸が使える。
スペイン語でお箸はパリーリョ(小さい棒)というが、それに近いポルトガル語のパリチーニョという単語を使う人は、箸が使えない人が多いようだ。
あとイッセイ ニセイ サンセイに加えてデカセギという言葉も結構普通だ。
歩道脇の屋台ではとうもろこしやポップコーンに並んで焼きそばも売られている。
そして驚いたのが、NHKドラマの
「ハルとナツ」ーーこれはサンパウロへの移民となった姉・ハルとその家族と、出発港神戸で眼病が発覚しひとり日本に残された妹・ナツという70年間引き裂かれてしまった姉妹の話だ。
日本でも話題となったが、ブラジルでも会う人皆知っていた。
アマゾンで知り合ったインディオまで!!
「いやー、泣いたよー。」
テレビネタでもう一つ挙げると、ブラジルには日系人の芸能人もいる。
しかもエキゾチックな東洋人であることを売りにしているのではなく、「可愛い女の子」というのを売りにしているからうれしい。
ダニエリ スズキ
日系二世のダニエリ スズキはドラマにもよく出演している。時計の広告やプレイボーイみたいな雑誌を飾ることも多い。
サブリナ サトウはハーフで、父親がスイス人とレバノン人のハーフ。とてもエキゾチックな顔をしている。彼女の顔もあちらこちらに見かけた。
考えてみてほしい。アメリカで東洋人の芸能人で広くテレビや雑誌を賑わしているキレイな東洋人って、Lucy Liu以外に誰がいるだろうか。
しかも彼女が初めてだと思う。
サブリナ サトウ
ブラジル人にとって、日本が遠い不思議な国という感覚はまったくなさそうだ。
だからこそ、ブラジルを旅していて、みんな普通に(そして温かく)接してくれたのではないだろうか。
一重に移民の皆様のおかげだと私は感謝している。
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