日系移民についての資料を集めている際に、皇太子様がサンパウロにいらっしゃるという話を聞いた。
場所と時間を教えてもらい、イビラプエラ公園に野次馬根性丸出しで出向く。
「だってー、日本じゃ絶対みられないしー
」
3:30にいらっしゃるということで2時頃公園の日本館に到着するが、あまり人はいない。
日本だったらいらっしゃる場所を公にしなくても、どこから情報を手にしたのか、野次馬がワンサカ訪れるのに。
まだまだ時間があるので、移民のおばちゃん達とおしゃべりして2時間潰す。
ブラジルの太陽のせいか、とても明るい方々だ。
一人はブラジル生活50年のベテラン。独り言もポルトガル語で、息子さん達はポルトガル語の方が話しやすいらしい。
もう一人は、「新移民」と呼ぶのだろうか、10年前に旦那さんがブラジルに惚れて家族ともども移住してきた新米移民の方。
彼女はまだポルトガル語があまり話せず、日系社会の中で暮らしているが、彼女の息子さん達はポルトガル語のほうが使いやすいらしい。
これが開拓先没者慰霊碑。
目の前で待っていたおばあちゃんが会話に参加してきた。
おそらく野次馬最年長と思われる85歳!
「最初は大変だったのよ。お茶碗一膳しか食べられなくてね。」
といろいろ話してくるが、なんせすべてポルトガル語で話してくるのでよくわからない・笑
50年のおばちゃんが訳してくれる。
いよいよガードマンやレポーター達に緊張感が走ってきて、皇太子様到着。
近っ!
あまりの近さに、50年のおばちゃん、感激して涙流してる・笑
まずは慰霊碑に手を合わせられてから日本館へ。
神戸から連れてきた鯉を放して増やすらしい。
エサをあげられてからお車に乗り込むまでの道で、一般人に話しかけてくださる。
85歳のおばあちゃんが、
「雅子さまがいらっしゃらなくて残念です」
と言うと、
「連れてこられなくて残念です」
と・・・
さすが慣れた感じのご返答だなと感心していると握手、私の番。
何か言うこと考えてればよかった
とても滑らかな手に握手していただき、皇太子様は去っていかれた
でも、とてもおいしい料理を食べた後のような満足感♪
いや〜、握手できるとは
かなりのハイテンションで家に向かい、さらにバスの中で隣に座った女性にも思わず自慢。
「握手したんです〜!!」
これが旅行最終日。
皇太子様のおかげですごい一日になった。
イビラプエラ公園からの景色
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