2006/10/1
微笑苦笑やがて爆笑芋煮会(いもにかい)
この句に対して、倉橋羊村さんは、次のように
云っておられます。
「芋煮会の盛りあがりを、笑の字を句中に三度
も使うところがユーモラスで、句作上のタブー
の常識を打ち破って成功していることに、注目
したい。」
また、石田波郷読本に、次のような言葉があり
ます。
「一句一動詞というのは、がんこ徹底のかりの
形にすぎない。一句一述語、あるいは述語なし
と自己規定してみてもよかろう。そう覚悟した
上で、新しい時代の俳句を生み出さなければ
ならない。」
ところが、ときどき、次のような魅力的な
句に出会うこともあります。 ryo
あおあおと真清水を汲む山を汲む
黒田 杏子
猫の来て霧の夜我にも泣けといふ
加藤 楸邨
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投稿者:ryo
心情が伝わる句を haiku の中から見つけようと
してみたのですが、なかなか無いものですね。
たぶん、Alexis Rotella の句には数あるだろう
と思ったら、やはり幾つかありました。
投稿者:fukko
心消し心灯して冬籠 後藤夜半
ryoさんの仰るとおりです。
この句は心情がとても伝わってきます。
イメージを伝えることが心の交流につながると
何度も教えて頂いたことを思い出しています。
投稿者:ryo
私がずっと俳句から学ぼうとしてきたのは
言葉使いというよりは、そのイメージの
心に残る度合いというか、本来、絵画や
音楽と共通するようなものということに
なるような気がします。
そのような観点から、上記の4句では
後藤夜半の句かなと思っています。
投稿者:fukko
いろいろご紹介、ありがとうございました。
「句作上のタブー」も「俳句のピカソ的作風」と
思えばスンナリです。
私も心に響いてくる句を調べてみました。
とても巧みな表現ばかり、、、
まずは基本をしっかり覚えたいfukkoです。
山又山山桜又山桜 阿波野青畝
空澄めば飛んで来て咲くよ曼珠沙華 及川貞
秋の道日かげに入りて日に出でて 日野草城
心消し心灯して冬籠 後藤夜半