まだインフルの患者さんが続きます。タミフルはもう情報が混乱して良く分かりません。こうなったら・・・。麻黄湯は結構使っているのですが、高熱で顔が真っ赤で苦しそうなお子さんにはインフルであろうがアデノウイルスであろうが、黄連解毒湯を注腸しています。場合によっては葛根湯や麻黄湯を一緒に使うことがあります。これらは裏技的使い方なのですが、子供は実証が多いので結構良く効きます。時間外に人出がないときは重宝します。僕以外にも同じことやっている先生がいたので引用して紹介します。タミフルや麻黄湯には中枢神経興奮作用があるのですが黄連解毒湯は沈静さようがあるので異常行動は出にくいのではないかと思っています。元々は中間管理職で赤ら顔でイライラして高血圧気味な人に良く効きます。赤みの強いアトピーにも良いのですがものすごく苦いので子供は飲めないこともあり注腸するのです。(以下引用;中医学とは中国の漢方です。僕のは日本の漢方です。)
「黄連解毒湯」の使い方、・・・・・解熱剤としては、非常に強いもの。興奮を抑える作用もあります。熱証に使用しますが、一番いい症例としては、逞しい感じの人(大半の子どもに使用できます)で、熱が既に悪寒状態でなくて上がり切っていて、39度前後の高熱で、手や足も熱く、顔も赤ら顔で、咽頭も舌も赤く、眼も充血気味で、脈も強く(洪脈)、熱で不機嫌であれば、一番証が合うと考えて下さい(例えば、アデノウイルス感染症や川崎病の場合です)。以上の全てが揃わなくても、興奮気味で、高熱で、手足が熱く、喉が赤ければ、いいと思います。恐らく、30分経たない内に、顔色も良くなり、穏やかになり、脈も来院時よりも良くなっていることと思います。もしも、高熱なのに、顔色青白く、手足も冷たく、興奮気味で、熱できつそうにしていれば、葛根湯を同じ量加えて注腸して下さい(中医学では、黄連葛根湯と言う治療法があります)。