
前回の「アンプラグド」も一時代を築いたように、音楽に時代があればギターにもその時代というものはあるような気が致します。
今回はLesPaulのお話です。
その昔
「LesPaul & MerryFord」というユニットに憧れ、「World is Waitin’for the Sunrise」なんて曲を自宅ピンポンで多重録音したりした事懐かしく思い出します。
LesPaul(LesterWilliamsPalfus)氏のフレットで指が遊ぶが如くの神業ギターを完コピなど無理な癖に、何度もギターを重ね歌を重ねで(greco でですよ)・・・・後に残るは、かなり劣化したサウンドなんですが、これが結構ラジオからの音のようで悦に入ったりしていました。当時大した機材も手元にはなくあのリヴァーブ感を出そうと自宅お風呂場でラジカセ持込の録り・・それにしても今思うと“感じ”を出す為とはいえ随分と無謀なことをしていたものですね。そのLesPaul氏が生んだギターは、その後氏のJazzyなサウンドとはかなり異なるジャンルのアーティスト達の手で有名になったのも、興味深いことです。
そもそもLesPaul生みの親であるLesPaulパパのクリアー・サウンドを知らずしてのフリークさんのほうが近年必ずや多い筈ですもの。親の心子知らず??(笑)・・いえいえ
*Tower Of Power のBruceConte氏はLesPaul愛用で超絶FunkyRythumGuitarですし、
LarryCarlton氏もLesPaulをメイン使用時代にJazzyなPlayを沢山残してらっしゃいますので、使用アーティストの傾向は一概に言えません事付記致します
氏の名を冠したLesPaul Gold Top をGibson社が発表したのは1952年。
偉大なギターはその後あちらこちらで進化しつつ一人歩きをするのですね。
参考)LesPaul氏の神業プレイ はトリビュート
「LesPaul&Friends」でご覧頂けます。LesPaul(Gibson)をこよなく愛するアーティスト達が彼を称えて駆けつけ同じステージで彼に捧げる一曲を演奏しています。ご興味があったらぜひご覧下さいね。*我が家にあるのはVTRですので廃盤になっていたら探して頂くしかなくて確認甘く申し訳ありません

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奥に見えるのがお喋りも?!ギターも天才の仲さん
実はそのパパのサウンドは慈しみながら、どうしても違うサウンドの為にこのギターを弾きたくなってしまった一人が、このわたくしです。このギターを手にする数年前、スライドギターに凝りに凝った時期がありました。ドブロスタイルのnonエレクトリックから入り、ライ・クーダーstyle有、ボブ・ブロウズマンstyle有、様々な曲を演る中にはやはり王道
Duane氏の名演StatesBoro Bluesも。Duane氏はSG、LesPaul(共にハンバッキング)でのスライドプレイが多く残っておりますね。Lespaulのハンバッキングのあのサウンドはスライドギターにはもってこいで、ローウェル・ジョージ氏や敬愛するライ・クーダー氏などが愛用のシングルコイル、ストラトサウンドとはまた異なる
深く温かみのある「くっ!とクル」艶サウンドはBluesでもかなりDeepな味を醸し出しますね。
ご存知のとおり
AllmanBrothersBandは夏になれば「あず〜い!」をとおり越した熱気の
Atlantaで生まれたBandです。そのサウンドはDuaneを柱に構築され彼の紡ぐギターの音色にも大きく関係したと考えます。当然ですがこの当時の方達が使っていた楽器はヴィンテージでも何でもないのですよね。当時のUsedを探せば行き当たったモノかと想像致します。かのGibson社・Fender社でも
今や垂涎のモデルを排出した50年代末〜60年代初頭のこの頃はまだ、試行錯誤のものも多々で、
P-90のPickUpマウントから更に
5年後の57年になりPAF(PatentAppliedForの略)のPickUpが登場となるのですから。結局68年頃までその試行錯誤は続きます。特にこの辺のお話は日本のDickyBetsご自身アーティストである「Nancy」の岸田さんが詳しく、名古屋・渋谷
「NANCY」さんに行けば岸田さん仲さんが親切にお話して下さることと思います。(ギター好きな方はギターのお話になるとキリがなくて、しかしそれだけで幸せというお顔をなさる方を沢山存知上げております、
NoGuitar,NoLifeでしょうか)
Gibson好きはぜひ一見Nancyさんのサイト
www.nancy-g.com/
さてここで
Leftyのお話ですが、そのLefty、Gibson社Fender社共々正規生産ラインに登場したのは近年(80年後半)になってからです。しかもこのLeftyの数を考えると明らかにFender社の方が多くGibson社製品を探すのがかなり難しいことは、皆さんご存知でしょうか?Fener社はCustomShop(特注)という形でかなり以前から受けていたからかもしれませんが、加えて確かにFender社のソリッド・ギター(単板ボディにネック、ボルトオン)のほうがLeftyの型おこしが楽だと考えます。それに比べやはりボディとネック一体型(単板ボディ・セットネック)LesPaulのような左の型おこしは、やはり少ない需要の中でコストが見合わないという事も大いに関係したと考えます。現在でもGibson社の製品にその後傘下に入ったEpiphoneのラインでLeftyが多いのは、生産&出荷数(コストの安いもの)の問題でしょうね。しかるに、LesPaulのLeftyしかも近年のものでないものを探すのはこれまた至難の業でした。このギターもある日ふらりと渋谷の「Nancy」さんに行って、白い木の扉を開けたとたん、待っていましたよぉとばかり目の前に飾ってあったものです。(奇跡です)
聞けば、最近のようにVintageシリーズHistoricコレクションなどない頃お話、N.Y.の楽器店「LeoMusic」が往年の良いものと同じ材・パーツを使ってGibson社に発注したもののLeftyだそうです。(Rightyとまったく同じ仕様でのLefty)
これは後に雑誌などにも掲載され、
Leo’sVintageと呼ばれます。因みにGibsonBookなどを見ますと、このギターの兄弟がたまに登場いたします。

さてさて、待ちに待った「Leftyトンチンカンなトコ探しのコーナー」です。
このギターは、
見ても良し弾いても素晴らしい音質なんですがポッドに何故か250が付いていました。通常のLesPaulは500(‘80代300が搭載されていたものもありと聞きます)しかし250これではシングルコイル、ストラトではありませんか?という事でポッド探しをいたしました。しかも500を付けて元の良さを損なうのもどうかと考え(わたくしお臍が曲がっているのかしらん)敢えて400なんてものを載せ変えました。
それから、これは今後も多々登場するLeftyGuitarのお悩みなのですが、
ポッドが逆回転なのです。ですから、Volumeは小指から親指方向に内捻りで大きくなり・・・ああ口で説明するのは至難の業です。まっ10〜0に向かうと思って頂ければ。本当に至難の業・・でGibson社のLeftyは皆この状態です。この時期真剣にLeftyのPODとツマミの個人受注を考えました。これは今も思案中です。このプロジェクトにご賛同いただける方いらしたら、ご連絡お待ち致しております。しっかしこのLesPaulさすがにイイ音です。ちと重いのがたまに傷、知人所有の‘58のGoldTopは軽〜くて「さすがにお宝」も納得ですが、
’58GoldTopLeftyなんていうのは、この世には存在しても夢のまた夢ですからね。(公式にはこの世に2本と聞きましたが、USAサイトで1本見かけた事ありますので3本?)
参考までに‘
58GoldTopLeftyの2本はかの
ポールマッカートニー氏が所有なさっており、映像だけは拝見いたしました。さすがのマッカートニー氏です。
参考)Gibson社のHistoryはこちら
www.gibson.com面白いです。
オマケ:かれこれ十年ほど前のお話、NYの「FatTuesday」というMidTownにあるお店で、Les Paul Torioの演奏を聴けたことは、今考えると奇跡のようです。
出前、氏のマネージャーが睨みをきかせる中、ご本人は「OK!OK」と一緒にお写真に納まって下さり、しかもかの魔法の手は私の身体に(変な想像しないでね)緊張と感激のあまり「I came from Japan云々・・・まともな会話が出来ずに
写真も涙目でした。だってそうでしょう?あのLesPaulさんですよ、
演奏?嗚呼それはそれは溜息と涙しか出ず、まさに人間世界国宝のプレイでした。
そもそも、ギターが玩具の如きですもん。
まさに
ウォーケッシャの魔術師さん。
↑わはは私涙目、涙目・・結婚4回?のPlayBoy氏(?)でもありますぅ(更に涙〜)
RarePhotos / with Les Paul

←珍しいLesPaul姿のToraさん

←今やrare?OvilleLesPaulTabacoSunburst(Lefty&Righty)

←男らしいですね〜笑
いかがでしたか?今回長くなりましたが、書けば書くほど書き足りない
とあれこれ出てきてしまって・・しかしわたくしは手持ちのLeftyGuitar
から色々とお話をしようと考えておりますので、更に詳しいギターの事はギターテックさんなどに伺って下さいね。さぁ次回は何が登場するのか・・お楽しみに〜。

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