「Stratcaster'57 non tre, lefty」
my funny lovers
Hi! ちえるです。まずは永らく御無沙汰していた理由から・・・
ある日突然知人からのメールに潜んでいた
ウィルスにヤラレた我が家のPC(泣)。Windowsもヤラレにしばらくは眠れぬ夜を過ごしの後、悪への対処にあまりに無防備だったことを悔い再度リカバリーの際に、こちらの
PassWord紛失に気付き長い格闘の末やっとヒットしたのが最近(不調のバッターじゃぁないんだから恥)
呆れるほどお待たせし、それでも諦めずに訪れて頂いていた皆様には誠に申し訳なく、暖かいお気持ちを考え
再開記念として予定を返上スペシャルな一品をついに登場させました。
StratCaster – 1957 NonTre,lefty (2ToneSunburst)
SoulBandでのBackingが多かったその昔、女の身体にしっくり来るサイズだったからかその頃のメインギターは
TeleCasterでした。実は
憧れのCornellDupree氏の影響が案外でない理由です。当時のわたしはアシンメトリーなシェイプのギターが苦手で、Stratはその代表格。「一生手にはしないな・・」などと脳で語っていた事も、ギター好きな性分を考えれば不思議と思えます。その後時を重ねる内にさまざまな人との出会いも重ね、
気付けばBlues畑での演奏が増えておりました。そもそもBluesのStageは細かな技術よりも「
声が掛かった際臆せずSectionに参加できるかを問われ、またそこでいかに自身のサウンドで蹴倒し剥き出した魂を聞かせられるかが勝負」のような気がするのは私だけかしらん。
BluesGuitarの妙味チョーキングや親指掛け握りも楽チンの、まさしくStratが最高ですし、PickUpの切り替えでsoloを振られた際の音の切り替え、またあの独特な歪み音など、あまたの有名Artistsが結局手にしてしまうStratの便利な魅力を知ることとなりました。
Blues畑のStrat好きは数えだしてもキリがなく有名どころだけでも、
蟹横歩き(笑)StievieRayのLenny ・云わずと知れた
EricのBlacky Buddy Guyのファンキー水玉ギター(ワォ!)、いつも特注ミニギター?と見まごう
RobertCrayに もっと知られてもよいスライドの名手
RollieGarager、スライドの名手と言えば忘れてならない
BonnieRaitte姉と、まぁ枚挙にいとまがありませんので以下皆さんの脳のインデックスでお願いしますね。
Bluesのサウンドには最適も理由ですがあのBody、実は立って弾くには、
しかもノケゾる際(笑)にもってこいコンターもさすがに身を持って納得させられました。そろそろ本題に話を近づけましょう。
初めて手にしたStratはFenerVinSt、これは古いものではありません塗装もポリでした。悪いことに・・いえいえ幸運にも私の周りには
ギター好きが病気と診断される前に、天職は楽器屋さん・・とか、以下に登場の天職はギターテックとかあまりに多過ぎました。こんな環境にいればですね、誰だって良いもの買いなさいという言葉は刷り込まれ、しかも「手巻きアルニコのPickUpって?ラッカーの音は?」となるに決まっています。
一度好きになると,とことん掘り下げる感のあった当時、なんとしても弾いてみたい(試奏ですよ勿論)‘50代のFenerStratLefty・・・(無謀でしたね今思うと)は常に頭に刷り込まれ、楽器ある処必ず探す癖がついておりました。
あっ!そこの貴方今頷きました?でしょう?笑(まったく呆れて物が言えませんね笑)
奇跡はある日やって来ました。たぶん神様が熱意を聞き届けて下さったと信じております。
なんと目の前に現れた
正真正銘‘57左のStratしかもNonTreです。これも当時のFender社の生産ラインにない左ですので特注を手放したものだと伺いました。(因みにWashingtoneの楽器店です)金額が思いのほかでなかったのは、もう慣れっこになった「かなりのトラブルがあった為」でした(フレット減りに拠るビビリ、ペグのガタツキetc)これもラッキーで、この回こそは歓迎でした。何故なら再三再四書いておりますが、左のギターはあまりにアププで、そのまま弾けるものなど手工品以外はなし例え新品でさえ一度は手を入れるものと信じておりましたので、もうこれは買うっきゃない(一生出会えるかわからないものですからね)
ケースを開ければ
あまいラッカーの匂い。
その匂いに誘われるのをぐっと堪え、すぐにFender社に問い合わせ偽りでないことを確かめると同時に左の生産を伺うとその年のLeftyNonToreはたぶん(Probably)その1本だと云うのです。オオ!!!・・・・・で我が家に参ることに。

ちょうどその頃Recordingの予定が入っていたので流行る気持ちを抑え、恒例のまずは誰に手を入れてもらうか?検索となりました。
以前より実はElectricならこの人、という
S ,Tanakadate氏を知っていたわたくしは迷わずTelをし説明をしました。
好きなんですね、この方心底ギターが。RobbenFord氏来日時には必ずギターテックとして呼ばれ、国内著名Artistも多々顧客に持つ彼は、知る人には無類のClapton好きでも有名でした。「‘57のStratは貴方にしかまかせたくないのです、お願い!」というと早速スケジュールを空けて下さりました。
どの素晴らしいギターテック氏も同様ですが、御自身の好きなギターに関しては特別な思いが強いようで「どうしても○○の左?見たいなぁ」という気持ちから女のわたくしでなくとも叶う無理があったと実は思っています。重ねて、本当に素晴らしいギターテックの方は例外なしに、損も得も考えずギターが大好きで大好きでたまらないのです!利害関係も無視し唯々好きでたまらなく、この彼など稼ぎは総てギターにつぎ込み、次から次へと手術の練習をしたと以前から聞いていました。さて’57の検診、内部点検から始まりこれまた名外科医の如くの腕前でサラサラとトラブルを探していき、勿論持ち主の希望を聞いての手入れ方を事細かに手短に語ってくれました。
弾いてこその楽器、コレクターでない私を知る彼ですが、
楽器を愛するが故、フレット打ち換えの際には、一本一本傷を付けずに時間を掛け抜く!?という恐るべき神業(塗装はオリジナルのまま)をやってのけて下さいました。感謝に耐えません
「もし手放す時はまたこのオリジナルのフレット入れたらいいじゃないですか。そのほうがコレクターは喜びますから。可笑しな話ですけどね」と言いながら蘇ったギターと共に抜いたフレットの包みを丁寧にオンボロツイードケースに収めてくれました

「イモ螺子は換えました。 それからペグはさすがにないんで、怪しいですけどガタツキ抑えました.さすがにこれは今のモノには変えられないですものね」
あちこちイジって頂いて・・・・あら???「友人価格・・・良いもの任せて頂いて久しぶりにがんばれました」と信じられない程の神経を使った割りには、これまた信じられない程お安い代金を提示して笑った彼、
その後かのBlues Springsteene氏のギターテックにスカウトされ今はこの国にいないのが残念です。
その昔代々木の小さなギター屋さんB・Aにて始めて逢ったその彼は、お気にいりのDoobieBros.の曲をBGMにTeleCasterの微調整に余念がなく、いいギター触りたいけど金ないから・・・と笑っていたのを今も覚えています。柔らかい日差しが差す気持ちの良い午後でした。年中お腹を空かしていたのもギターに総てを注ぎ込んだからだと知ったのはその後です。その彼、
Ericと同じパーツと同じ仕様でBlackyを組んで・・・「これ俺のです・・」と恥ずかしそうに見せてくれたのは、その後十年以上の年月を重ねて、わたしが’57のリペアーの依頼で再会した時でした。
そう、Blacky。NeckからPegまで総てBlackyと同じ年代の同じ型で組んだBlakieはBlackyそのもので・・・唯ひとつ違っていたのは、繰り返しのステージ経験だけのように思えました。
何か懐かし話になってしまいましたが
また次回(不定期ですが)お楽しみに・・・
See You!
恒例のオマケ
とある神様と握手!
こんなスタイルも。隣の彼が手にするのはWhitey、EricClapton CustomShopModel のMasterBuilder物。 ひゅー

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