さて。年も改まり、色々としなければならなかった事が
すべて終わり、無事三が日も明けた所で、
去年をじっくりと振り返ってみよう。
ここで注意書きでありますが、
久方ぶりにこのブログの元素とも言うべき『毒舌』と
『私的見解』に立ち返って書く予定ですので、
「新年早々、そんなお下劣、お下品なの読みたくないわ」と
思われるお方はこちらでピシャリ!と閉じて頂きたい。
(「え?久方ぶり?・・・って、いつもじゃん」という囁きが
聞こえなくもないが・・・アハハハハハ)
では、行くぞーーー!
去年一年を振り返ってみると、
私の2008年は頭痛で始まり、ガソリン高騰、
ぽんちゃんの急逝、日本帰省、
100年に一度という未曾有の大不況、そして学生生活ーーで
幕を閉じた様に思う。
そんな中、何を書くねん?と自問自答してみれば、
頭痛もガソリン高騰についても書いたし、
ぽんちゃんの事も沢山書いたし、
これからも折りに触れて書くと思うし、それに、日本の事も
ダランダラン書いてなし崩し的に日本旅行記は終わった事に
私の中ではなっているし、学生生活についても死ぬ程書いて、
学校がまた始まるまではあんまり考えたくないから
もう書きたくないし、なので結局の所、
『ブッシュの失政』、『日本人親のレベル低下』、
そして『大阪凄いねん』の3つについてかな、と思う。
なので、その第一弾。
ブッシュ政権についての感慨について、先ずは書こう。
ブッシュ政権が自国のみならず世界に与えた影響を考える時、
つくづくアメリカという国の凄さを
思い知らされずにはいられなかった。
これが先ず第一の私の感想だ。
告白するなら、
アメリカには第二次世界大戦が終わった時程の唯一無二的な
力はもう無い、と私は勝手に思っていた。
それは私の大きな考え違いで、ほぼ大方の国が民主化し、
資本主義の中で国の運営を行っている昨今、
やはりアメリカはその中心にいて、その実権をしっかりと
握っていた事を、私はこの大不況に陥ってから初めて如実に
知る事となった。考えてみれば、当たり前の話しでもあるに
関わらず、だ。
例えば、日本も十数年前にバブル経済が破綻した時、
日本人の私達にすれば、それこそ、『未曾有の大不況』で
あった訳だが、それが世界に与えた影響たるや、
今回のアメリカ経済の破綻に比べれば雀の涙程にも達しはしない。
それを思うと、空恐ろしい様な気持ちで私は合衆国を思うのである。
そんな国を運営して行く人間に無くてはならない資質とは、
一体何なんだろうか?
もちろん、国際状況を把握し、外交をしっかりやれる事、とか、
経済状況に長けている、とか、色々あるだろう。
でも、一番大切なのは、ただただ『合衆国の力』を
客観的に冷めた目で見る事の出来る力ではないだろうか。
ブッシュはそれを思うと、予てから才も、学もなかったが、
何よりその客観性に欠けていたように思う。
そして、もちろん中近東のディクテーター程のあからさまさは
無かったが、その実はそれと同じ位に自らの利益のみを追求する
政治を8年間も続けた。そこには何の洞察力も、そこから派生する
思考力も存在はしない。ただただ、
「あ、それ儲かるん?ほんだらやったら」な場当たり的政治で、
当然、その行き着く先は大不況であったに違いない。
サブプライムは、悪でもなんでもない、阿呆の極地であった。
グリンスパンは、自由経済の成れの果ての『崩壊』という姿に
直面した後、「こうなるとは思わなかった」と発言し、
敬愛してやまなかった私の落胆を誘ったが、だが敬愛していたが
故に思うのは、「この嘘こき野郎!」である。
お前程の知識と実力がありながら、「予想できなかった」とは
あまりにも無責任で自堕落な言い訳だ。
サブプライムローンは「土地が上がり続ける」事が大前提となる
ローンである。しかし、日本のバブルもそうであった様に、
また、何事も大きな視点で見た時に、素人の私でも
「そんな奇跡みたいな事、ある訳ないやん」と分る。
それなのに、グリンスパンは「わからなかった」と
言い切ったのである。
驚きだった。
そんな事、ある訳ない。
お前は楽観的に「この上り調子はもうちょっと続くに違いない」と
そういう風に思っていたのだ。下がる事は分っていたのだ。
真実を言うなら、
「
こんなに早く下がるだなんて予想できなかった」だろうがよ。
・・・と、私は思ったのだ。
いつの間に、お前もブッシュ並みにやらしい人間になったんや。
いや、もしかしたら、買い被っていたのは私の方で、
案外、グリンスパンも常からこういう人間だったのかもしれない。
そして、どんな賢者とて強欲の渦に巻き込まれながら、
驕慢のブッシュ政権と一緒になって、合衆国どころか、
一部金持ちの為になる事だけに終始し、
そして、結果的に合衆国のみならず、世界を不安の底に陥れたのだ。
賢者の賢者たる意味など、そこには存在しない。
節制の進言が出来ないのであれば、そこに第三者が
いる理由なんてないのだ。
実に、血税の無駄、であった。
しかし、忘れてならないのは、それを選んだのは国民だ。
そして、それを教訓に、忘れずにいながら選んだのが、
次の大統領、バラク・オバマに違いない。
もちろん、グリンスパンの時のように、穿ち過ぎてはなならないが。
だが、彼はone of the alumniとしてハーバードのlawを
出てはいない事だけでも重要だ。
何故なら、彼に『学』はあるからだ。
1月20日が待ち遠しい。
ブッシュの悪政と、やっとの事でおさらばだ。
振り返って思うに、
8年とは永遠に近い程の長い日々であった。
百何十年という長きに渡ってコツコツと積み上げ、
築き上げて来た物のほとんどが、たったの8年という月日で
壊滅的状況にまで陥ったのだから。
アメリカは実に大きな国だ。
それを決して忘れてはいけない。
その事を新しい大統領には覚えておいて欲しい。
そして、少しずつ、後片付けをしようではないか。

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