息子は、お初のガールフレンドが出来て、とても幸せそうだ。
そして、同時に不安も感じている模様。
「僕の事、そんなに好きじゃないのかも」
「何故?」
「だって、僕の方ばっかりから電話するし」
「でも、そんなに好きじゃない人に告白しようとするだろうか」
「でも、付き合ってみたら、つまんないから嫌になった、とか」
なんて言うので、教えて上げた。
「どんなカップルでもね、全く同じだけ同じエネルギーで
相手を思っている二人なんていないんだよ。
そこには思いの温度差があるし、それに、その思いを表現するにも、
人それぞれ色々あるんだよ」
「そうなのかな」
「当たり前じゃん。二人として同じ人なんかいないんだから、
同じなんて事は愛し合っている二人でさえ、絶対に起こりえない
事なんだよ」
「そうなのか」
そして、嫁の方とも、早や、わたくしは昵懇になりつつある。
先ずはfacebookにてお友達になり、
facebook上にてお言葉を交わし合う。
何せ、facebook上では音声のよる会話はない訳で、
会話は全て文章にて行われる訳で、文章による会話は
ネイティブとやり合うに困らないのだから、これ以上好都合な
事はない。そんな訳で、嫁とはお友達。
その上で、昨日、図書館で嫁とばったり出会う。
向こうが気づいて、わざわざ近寄って来て挨拶をしてくれた。
初めてface to faceで会った訳で、間近で嫁を見たが、
まぁー、本当に可愛い。こんな可愛い子がどうしてうちの
黒くて汚い息子と付き合う気になったのかがわからない。
・・・て、嫁ではないですけれどね。
こういう子が嫁ならば、私はとても良い姑になれる、と思う。
良い姑になるって、こういう事なんだな、となんだか実感した。
つまり、大好きな息子の大好きな人ならば、
私がその人と一緒になる訳ではないのだから、
そのありのままに私も大好きになってあげればいとも簡単に
良い姑になれるんだな、って事だ。
つまり、私は腹を痛めずして、娘が出来るのだ。
我が娘はアホでもボケでもグッズグズでも、やっぱり可愛いじゃん?
それがあちらさんから我が娘になってくれはる、と言うのだ。
ならば、我が娘と同じ様に接すれば良いんじゃん?
と、つくづく思った。
それにしても。
中国の娘さん達は、目上の人に対する態度をしっかりと
躾けられている。次男の時の彼女もそうだったが、
長男の彼女にしても、そうやって他所様の親には一目置き、
しっかり挨拶をする、というのは今や日本人には失われつつある事だ。
そんな風に色々考えながら、私は姑予行練習をやっている。
取り合えず、息子が彼女に優しく、
「大丈夫だよ」なんて言っているのを聞くのは良い気分だ。
よく育っているじゃあないかぁ、と。

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