すみかわスノーボードスクール校長の加藤さんと去年タイムアップにより果たせなかった杉ヶ峰の再攻略に乗り出す。
時間節約の為、雪上車を使って刈田岳最終カーブへ。
こんな良い天気なら出来れば全行程ハイクで行きたかった。
一応週間天気図で良さそうな水曜日にしてみたが、ここまで素晴らしい天気になるとは。
またもや当たってしまったか...敗北を知りたい。
ハイライン第2カーブへ移動。前方に蜃気楼のように見える山々は飯豊連峰か?
目が覚めるような美しさだ。
第2カーブから刈田南面を滑り南蔵王縦走路へ。
白銀の樹氷原が広がる地帯だ。
当時、この光景に既視感があったのだが、それが何時見たものだったのか思い出せなかった。
あれから約11ヶ月経ち(なんと更新の遅いブログなのか)このレポを書いている今、ようやくそれに思い至った。
それは10年前の2002年3月12日、初めてすみかわから雪上車で刈田岳に登った時に見た光景だった。
あの日も雲一つない蔵王にはとても珍しい快晴の日だった。
10年前の写真をハードディスクの奥底から引っ張り出してみる。
画質の悪さとウェアの着こなしのダサさ加減が年月を感じさせる(笑)
刈田南面はサンクラストを覚悟していたが、意外と柔らかくフカフカ。
嬉しい誤算で前山を経由し一路杉ヶ峰へ。
前山山頂に到達すると、山頂斜面が魅惑の輝き。
ここでまた10年前を思い出す。
あの時も前山(当時は山の名前も分からなかったが)にパーティーが居て、あんな所に人が!?
と驚愕した記憶がある。当時はどうやってあそこまで行くのか見当も付かなかった。
今では自分がその場所に居る。それが嬉しい。
雪上車から自分達を見て、あの時の自分と同じような感情を抱いた人もいたかもしれない。
前山山頂斜面があまりに良さそうなので前哨戦とすることに決定!
ファーストドロップは筆者。
予想以上のディープパウダー!ロケーションも良くテンションが一気に跳ね上がる。
この時の動画はスクールHPにUPされている。
山頂斜面を約半分(前半のオープンバーンのみ。後半はジェットコースターのような沢斜面が続く)滑ったのだが、浮游感が素晴らしく気持ち良かった。
下部から加藤さんを撮影。
しっとりした雪の為か、それ程スプレーは上がらなかったがこのロケーションは画になる。
トラックを眺め満足の一時。左が筆者、右が加藤さん。
お互い満足のいく滑走感を覚え本番の杉への意気も上がる。
ハードな登り返しも楽々だ(ちょっとウソ)
ここでは深雪に強いスプリットボードの特性が十二分に発揮され、筆者がリードを務める。
まあ、ここに至る前山稜線ではMSRライトニングアッセントのトラクションに羨望の眼差しを送っていたのだが(笑)
杉中腹から刈田・熊野岳方面。
前山山頂斜面のトラックも見えてニンマリ。 奥に見える白い山は月山か?
杉ヶ峰東面には樹氷帯があるので、そのなかをハイク・滑走となる。
眼前の屏風岳西面に広がる樹氷原が圧巻だ。
お互い杉ヶ峰を滑るのは初めてだったので、なるべく安全そうな斜面を選定。
その結果滑走距離は若干短くなってしまったかもしれない。
が、この光景の中滑る事が出来ただけでも充分だった。
東斜面なので時間的に良い感じにサイドから光が回り、立体感がある良い写真が撮れた。
こんな事ならデジタル一眼を持ってくるべきだったな。
ちなみに杉ヶ峰東面はご覧のようにオープンバーンがあり、また蔵王でもパウダー率の高い場所らしい。
機会に恵まれれば、今シーズンもまた行きたいところである。
自分の滑ったトラックに樹氷の影が伸びて幻想的な光景。
ファンタスティーック!!
下部はディープパウダーのツリーランで澄川源頭へ。
金吹沢の出合いを抜けると沢が見え始める。
GPSで現在地を確認しつつルートファインディング。
いままでは澄川源頭からは峠の沢を越え金吹沢を横断して聖山平に出ていたが、今回は沢沿いに進み登り易い所を探してみる。
結果的に旧聖山平リフトTOPへ上手く出る事が出来たが、もう1つだけ尾根をトラバースすればもっと楽だったかも?
雪上車で別れた別パーティーともここで合流。
GPSはオレゴン450だったが、スマートフォン的な操作感で液晶も見易い。
英語版なら5万位で買えるし買おうかな。ホワイトアウト時等では威力を発揮しそうだ。
聖山平斜面をリフト沿いに滑り、観光コースに接続。
本日のツアーも無事終了。
今シーズンの目標の1つを最高の形で終了出来て嬉しかった。
ラストショットはすみかわレストハウス前の夕景
最高のツアーの余韻に浸るに相応しい夕景だった。

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