八甲田ツアー2日目。
本日は朝からツアーコースに繰り出す。
1本目は
銅像ルート。
山頂駅から
前嶽へ向かう斜面を下りハイク開始。
前嶽南斜面を皆でハイク。
斜度はソコソコあるが、距離はそれ程ないので楽勝です。
ここでグロッキーになっていたのは体力が全く無いオザワさん位でしたね。
ハイク中、対面の滑り降りてきた斜面を望む。
気付かなかったが左側に
クリフがある。飛んだら面白そうだ。
前嶽山頂に到着。北東斜面に沢とオープンバーンが広がっていた。
30°以上の斜度と1km近くの距離に興奮

雪質も良さそうだ。
しかし、この斜面は去年2月に2名の死者を出した雪崩の現場ではなかったか?
この後ファーストトラックを刻む事となったコウセイさんとその事について話していたが、あれはここよりもっと東側の斜面ではなかったか?
と言われ、確か雑誌のレポを見た時はここだったような...と思いつつもあまり自信が無かったし違っていて欲しいとの思いも強かったので(人は信じたい事を信じる)その事は今回あまり気にしない事にした。
後に改めて調べてみると、雪崩が起きたのはやはりこの斜面であった。
雪氷防災研究センターの災害調査・資料にPDFのレポートがあるので気になった方はご一読を。
ラインを観察した後、1人ずつドロップ。
ファーストトラックを刻んだのは夏油ローカルの特攻隊長コウセイさん。
クロスで鍛えたそのスピードは半端ではない!
先発という事で左側へエスケープしやすいルートを選んだようですね。
私は沢の右側のルートを選択。
終着点の銅像茶屋の位置と方角を良く確認してから滑り出す。
ゲレンデではまず有り得ないスピード感覚!斜面が大きすぎてスピード感覚が麻痺してくる。
自分の制御範囲を超えないようにスピードコントロールしていたが、ちょっと体勢を崩してしまった

フリーランもまだまだですね。
皆も続々とドロップ!!
小学生のキッズ2人を含め皆が危なげなく降りてきた中、この斜面の洗礼を浴びた人も...
上記画像は
手前の木に激突した直後のオザワさん。
何やらフラフラ滑ってるな〜と思っていたらガコン!という音と共に木と激突
幸い滑走不能となるような怪我はしなかったが膝にかなりのダメージを負った模様。
バインディングの不調が気になってと言っていたが、どう見ても自身の限界スピードを超え向こう側に逝ってしまったように見えました┐(´д`)┌
とりあえず全員無事?に降りてきたので銅像茶屋に向けて滑り出す。
下部は結構タイトなツリーランだ。
迷う事もなく無事到着
1本目から最高の滑りが出来て満足です。
少しばかりのハイクでこれだけの斜面が滑れるとは...八甲田恐るべし!
振り返って滑ってきた斜面を観察|д゚)
下から見ると結構凄い斜面を滑ってきたな〜という印象。
確かにいかにも雪崩そうな斜面ではある。
銅像茶屋から車で再びロープウェイ駅へ移動。
ここで昼食。私は確かホタテ定食(なかなか美味)だったのだが、のぶ君達が食べていた
ジンギスカン定食に度肝を抜かれた。
この豪快さが八甲田には相応しい。
午後は
八甲田温泉ルートへ。
銅像ルートよりもハイクする箇所は多いが、斜度も距離もあまりないので楽々です。
赤倉岳。この斜面も良さそうだ。
地形も面白い
途中にあった小ピーク。
ここからの斜面も前嶽同様気持ち良かった!
この後は少々のハイクの後、適度な間隔のツリーが続く。
ここで写真を撮っていたら、いつの間にかグローブを落としてしまった!
すぐに気付いて取りに戻ったが
皆とはぐれてしまった。
まあルートは視界も良いし指導標を辿れば分かるので問題ない。
他の皆も八甲田温泉ルートは初めてとの事だったから(初めてのツアーコースにガイドなしで来てしまう事も凄いが)正規ルートから外れる事もないだろうと再び1人で滑り出す。
すぐに合流出来るかと思ったのだが、滑れど滑れど誰もいない。
おかしい...ルートマップを確認すると八甲田温泉ルートの指導標は1番から40番まで。
現在37番でかなり下まで来たはず。まさか皆はルートを外れたのか?
心配されて探されたりしていると迷惑を掛けてしまうなと携帯で電話を掛けるが、電波が届かず通じない。
とりあえず帰りの車をデポした八甲田温泉入口ゲートまで行くしかない。
しばらくツリーランを続けると38番の辺りでキッズ2人、一関のサーフショップ店長さん、デポ車持ち主のヨウセイ君達とようやく合流。
なんと彼らも本隊とはぐれたようだ。
相談して10分程皆を待って待機したが、来る気配がないのでデポ地まで行く事にした。
下部の走らない雪に苦労しながらもゲート前に無事到着。
そこにはまだ誰も居なかった。
皆がどの方角に行ったかも不明なので、ここに現れる事を期待してまた待機。
お菓子を食べたりブーツの紐を緩めたりして過ごす。
他のメンバーの安否が気になる所だが、ここでキッズの1人が一言
「あの木に当たってた人(オザワさんの事)大丈夫かな〜?」
なんとオザワさんはスノーボードプロショップ店長にして小学生に滑りを心配されている!!
新たな達人伝説誕生の瞬間であった。
もしかしたら自分はこの瞬間に立ち会う為に八甲田に来たのかもしれない。
15分程待っていると西側から石田さん達が帰還、更にその後にはオザワさん達も無事帰還し、今回の八甲田温泉ツアーも無事終着を迎えた。
今回のツアー行程
赤線が午前の銅像ルートで青線が午後の八甲田温泉ルート。
緑線がはぐれた人達の推定ルート。これは石田さんより聞いたR103に出た位置とのぶ君から沢沿いの地形を来たと聞いたので推定してみたが正確かどうかはかなり疑わしい。
みちのく深沢温泉前を通って2キロ位道路を歩いてきたようなので、終着点はそれ程誤差はないはずだが...
帰りのデポ車は超満員
八甲田を後にした後は雪の回廊を通り
蔦温泉へ。
源泉が浴槽の底から湧き出してくる変わった温泉だった。
鄙びた感じで酸ヶ湯よりもマッタリ出来るのが良かった。今回のツアーを締めくくるに相応しい温泉でした。
こうして今回の八甲田ツアーは終了。
この後宮城まで2人で交代で運転し八甲田の遠さを実感する事になるが、ツアーの楽しさに比べれば些細な事だった。
ツアーを企画してくれた石田さん、ツアーに誘ってくれたオザワさん、一緒に滑った皆さんに多大なる感謝を。
また来年もツアーしましょう。八甲田での滑りと青森を楽しむツアーを