
『Rang De Basanti』
2006年のヒンディー映画です。
入荷を心待ちにしていたので早速
鑑賞しました。
見終わった直後より、時間が経過した
今のほうが、この映画の価値や
言わんとしていることが
ジワジワと沁みてきました。
(日付は鑑賞した日、でログってるのは20日の深夜でございます。)
イギリス人女性のSue(Alice Patten)は、祖父の日記をもとにしたドキュメンタリーを製作するためにニューデリーを訪れます。
現地での手配をいろいろとしてくれる友人Sonia(Soha Ali Khan)とともに、祖父の日記に登場する1920年代のインドでイギリスからの独立革命に身を投じた5人の若者役のキャスティングに奔走するのですが、なかなか思うように進みません。
そんなときに、Soniaに紹介された目的もなく夜な夜なたむろしては、ビールの早飲み競争などに精を出す4人の大学生と出会います。
この4人の若者、出身地もみんな違い、その中にひとりパキスタン系のAslam(Kunal Kapoor)がいます。夜中に飲んで騒いでいるところに、愛国主義者の政党員Laxman(Atul Kulkarni)が現れ、Aslamに対して酷い言葉を投げつけます。
インド×イギリス、インド×パキスタン
今までのインド映画の中で描かれるこういった図式が一瞬頭をよぎるのですが、この物語の骨子がまったく別物であることが、最後に明らかになります。
1920年代の独立革命に身を投じた若者と現代の若者をオーバーラップさせながら展開していきます。
パキスタン系のAslam(この役者かっこいい!MeenaxiでTabuの相手役やった人、私この彼かな〜りタイプ)と強面の愛国主義者Laxman(この人はPage3での演技もとても印象に残っている)両人の関係には最後泣きました。
1920年代のシーンもすごいです。革命家の名前を吐かせるためにイギリス人の指揮でおこなわれる拷問。拷問の指示をだすイギリス人は教会で祈り、拷問を受ける革命家はそれぞれにアッラーに祈り、ヒンドゥーの神に祈りながら決っして口を割らない。それぞれが違う神に祈りながら、自分の役目をまっとうしなければならない。深い場面でしたね。
主演のAamirは40歳で大学生役ってのもすごいよね。変なラリったしゃべり方します(ってパンジャーブ人の役だからだってさ)
それにしても脇役が豪華すぎです。見てのお楽しみ
音楽はRahmanですが、ミュージカル仕立てというよりは1曲ごとにタイプが違っていて、現代と過去をうまく融合させてるのが音楽効果だったかも。
ヘイ サラ〜♪ ウ〜 アビ アビ〜♪
『この世界には2種類の人間がいる、ひとつは叫びながら息絶える人、もう一方は静かに息絶える人、そして私は3種類目の人を見た』
人間は目的を持ったときに恐れがなくなる。ある人は国の未来のために笑って死んでいくことができるのかもしれません。
この映画を観たインドの新世代人種は一体何を考えたんだろう。

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