2009/5/5

犬の重要性。(下品度50%)  

ある日犬の散歩の途中で、手が滑って拾っていたウンチが手についてしまった。
翌日会社の先輩(男性)に何気なく「昨日、生まれて初めてウンチ触っちゃいましたよ。素手で〜」と話したのだが。
私は「犬」と一度も言わずに話してしまったのだ。

私:「割り箸で拾ってたんだけど、手がすべっちゃって。」
先輩:「割り箸!?」
私:「散歩の途中だったんです。で、ゲーッと思って、でも拭くもんないから、とっさに足元の草に手をなすりつけたんですよ」
先輩:「く、草!?いったいどこでの話・・・?」
私:「どこって、近所の空き地です。駐車場になってて砂利が敷いてあるんですけど、隅のほうは草生えてるんですよね。いつもそこでするんです。」
先輩:「いつも・・・」
私:「習慣になっちゃってるみたいで。散歩のときはそこにくると必ずするんですよ」
先輩:「・・・やめたほうがいいんじゃない?それ」
私:「ちゃんとそれ用のビニール袋準備してますから。それと拾うための割り箸とセットで。」
先輩:「ふ、ふーん。。」
私:「で、何がショックってね。自分が手をなすりつけた草が、ちょうど今ウンチ拾ったばかりのところだったんですよ〜!」
先輩:「・・・・・」
私:「もう私、いったん家に帰りましたよ。手を洗いに。アハハハ!!」

先輩が「あの、牧野さん・・・散歩の前にトイレに行く習慣、つけといたほうがいいですよ」と言うので、「そんなこと、犬に言っても無理ですよ〜」と答えたところで、「えっ、犬ッ!?」と先輩。
まあ、最後に誤解が解けてよかったっつーか。。
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2009/5/5

父は恐怖症3。  

父が定年退職した記念に、夫婦で韓国旅行に行くことになった。
二人とも外国は初めてで、パスポートを取ったり旅行用トランクを買ったりと、数ヶ月前から準備をしていた。

そんなある日、実家に帰ると「インターネットで旅館の予約をしてほしい」と頼まれた。「一見さんお断りの高級旅館だぞまき乃!」とものすごく自慢げな父。取引先の紹介で泊まれるのだというのだが、韓国も旅館っていうのかなぁ・・・?
「だいたい、いくら高級か知らないけど、代理店経由したほうがいいんじゃない?」と言うと、「代理店なんか使わないよ。全部自分で計画・予約して行くんだ」と言う。
韓国とはいえ初めての海外旅行なので、ちょっと不安になった。
「ほんとに大丈夫・・・?で、なんて旅館?」と聞くと、「○○屋」と言う父。
「ウソだぁ。『屋』とかつかないっしょ〜!?」思わず笑うと、「おまえは知らないだろうなぁ〜。京都の○○屋っつったら、すっごい老舗の超高級旅館なんだぞ!!」。

たしかに知らんけど・・・って、京都!?

両親の行き先はいつのまにか京都になっていた。
パスポートができた頃になって、母が「××空港に△時だから・・・」と言ったところ、「えっ、空港!?」と父が驚いた。「無理!俺飛行機、絶対無理だから・・・!!」
閉所恐怖症+高所恐怖症の父は、飛行機が全くダメになっていた。
昔から出張で飛行機に乗る機会は何度もあったが、若い頃は「みんな最初は不安で、慣れの問題」と思っていた。40代で閉所恐怖症、50代のはじめに高所恐怖症が判明してからは電車や新幹線を使い、やむをえないときは病院で睡眠薬をもらって飛行機に乗っている間眠っていた。
「船で行こう韓国!」「イヤよ!飛行機でちゃっちゃと行くわよ!!」「じゃあお前だけ飛行機で。俺後から船で行くから」「・・・もういい、旅行なんか行かなくて!!」
夫婦喧嘩のあげく、国内旅行になったのだという。

最終的に、京都旅行を楽しんで帰ってきた両親。高級旅館○○屋はそうとう良かったらしい。
ちなみに私の周囲では「パスポートを取って京都旅行に行った夫婦」としてしばらくの間笑いネタになっていたのだった。。
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2009/5/5

父は恐怖症2。  

ある年の母の誕生日のこと。
母が「私の誕生日にね、夫婦で食事に行こうって」と嬉しそうに話していた。どうせ焼肉屋かなんかだろうと思っていたら、Sホテルのディナーだという。
「それも最上階のレストランのフルコースよ。服とか買わなきゃいけないわよね〜」

当日二人が行くと、「妻の誕生日で」と予約していたせいか、窓際の夜景が最も美しい席が準備されていた。
全面ガラスで感動した母は、席について「きれいね・・・」とため息をもらした。ところが父は返事もしない。それどころか待たされたわけでもないのに貧乏ゆすりを始めた。
「パパ、やめなさいよ貧乏ゆすり。みっともな・・・」と父を見た母は驚いた。
父は顔中に汗をかき、青い顔をしてがたがた震えていたのだ。

「ど、どうしたの!?体調悪いの!??」驚いた母に、父は歯を食いしばりながら答えた。「お、俺・・・高いところダメみたい・・・!!」
父は50年以上、自分が高所恐怖症であることを知らなかった。

料理を運んできたお店の人に事情を話すと、お店の人は1列内側の席に替えてくれた。ところが父は1分もしないうちに、テーブルのカトラリーがカチャカチャ鳴るほど震えだす。
結局いちばん奥の席まで移動したが、それでも父は窓から顔をそむけ、料理を楽しむどころではなかったという。もちろん母も。
「まだ焼肉屋のほうがなんぼかマシだったわ」と母は語った。
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2009/5/5

父は恐怖症1。  

小学生の時、家族旅行でどこかの鍾乳洞に行った。
順路どおりに進んでゆくと、最後のほうで少しずつ狭くなっていき、人ひとりがようやく通れるほどになった。

狭い通路をほかの観光客と一緒に一列になって進む。私たち家族も、父、兄、私、母の順で歩いていった。
「えっ、お父さん!?」という兄の声がしたと思うと、ドンと濡れた壁に押し付けられた。「パパ?どうしたの!?」と母の声。
先頭を歩いていた父が突然振り返ると、通路をすごい勢いで逆行してきたのだ。しかもそのまま、「うわあぁぁぁぁ〜!!」とほかの観光客を押しのけて走り去ったのである。

困ったのは残された私たちだった。後ろには一列に観光客がつながっているし、狭くて引き返すことは困難で前に進むしかない。しかし進むにしても、そこには父があれほど怯えて逃げ去った何かがあるのだ。
暗くてよくわからないが、特にこれといって異様なものはない。ただそこには「一方通行」という表示があって、私たちはなおさら前に進むしかないのだった。
先頭になってしまった兄が怯えつつも進み、出口までなんとか辿り着くと、そこには青ざめた顔の父が待っていた。

父は40年以上、自分が閉暗所恐怖症だということを知らなかったという。
鍾乳洞が進むほど狭くなるにつれ、不安と動悸が高まっていった父は、「一方通行」という表示を見た瞬間パニックを起こしたらしい。
幸い兄も私も閉暗所は平気だが、父に取り残された恐怖はいまだに覚えている・・・。
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2009/5/3

ミルク割り人形。  

チルチル頭を帰ってシャンプーし、ドライヤーで伸ばすとなんとか落ち着いた。
それで翌日出勤したときのこと。

「あらっ、パーマかけた?いいじゃない〜!!」とほめてくれたのは50代のお客様T様。
「そうですか?ありがとうございます〜」と笑顔で答えると、T様は「いいわよ!お人形みたい!!」と言ってくれる。「そんなお人形だなんて〜T様ほめすぎですよ」と照れていると、「ううん、ホントよ!ミルク割り人形って感じよ〜!!」って。
T様が立ち去ると、先輩と一緒に噴き出した。
「ミルク割り人形だって〜!」「何オーレよ!?」

褒められて悪い気はしなかったのもあって、何人かに話して回った私。
しばらくして気づいた。
くるみ割り人形って、ちっともかわいくないどころか不気味だよね・・・しかも頭、チョーぼさぼさやん・・・。
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