数年前だけど、ある学校で、グラウンドで引かれる石灰の白線を小麦粉にしよう、というアイディアがもちあがった。
理由は、石灰が風で飛んでそれを児童が吸ったり目に入ったりするのを防止するため、また、小麦粉のほうが安価だから、ということだ。
その“画期的方法”が報道されたところ、多くの疑問が寄せられた。
「いくら安いからといって食べ物をそのように使うことが道義的に許されるのだろうか。しかも教育現場において。」
果たして、多くの非難が集まった結果、小麦粉で線を引くことは中止となった。
京都議定書を拒否したある国の大統領は、環境問題に取り組んでいることをアピールして国民の支持、世界の支持を得るために、トウモロコシを燃料として使うことに熱心に取り組んだ。
世界的な原油の高騰、環境問題を解決する術としては有効に見えるが、要は食べ物で車を動かしているのだ。
食べ物が余っているのなら大いに使われて然るべき技術なので、研究は進めておいて欲しいが、今は、海面上昇や異常気象よりも目の前の食べ物が無い人たちへの影響を考えるほうが先だろう。
ありもしない大量破壊兵器を探して戦争をしたり、食べ物を粗末にすることの影響を考えずに場当たり的な政策をしたり、一体、かの国の大統領とはどんな人物なのであろう。
日本では、二酸化炭素を地下に閉じ込める技術、光合成をたくさん起こす微生物を使った二酸化炭素を減らす技術、太陽光発電、波を利用した発電、省エネ・・・たくさんの研究開発が行われている。
気をつけなければならないのは、その技術を用いるためにどれだけのエネルギーを使うか、例えば、太陽光発電の機械を作る為に、また廃棄するためにどれだけの二酸化炭素を排出するかを含めた全体の二酸化炭素排出量を考える必要があることだけれど、それも技術革新が進めばいずれ解決していくでしょう。
海底にあるメタンハイドレードは資源に乏しい日本にとって資源国になる可能性すら秘めているという。
オリンピック代表が活躍するように、色々な技術が日本から生まれると、いわゆる愛国心が芽生えてくる気がする。
やっぱり日本っていいなーって。
未来を担う若い人たちに対してどういう態度を取れるのか。
私達一人一人の行動や人生が果たす役割は小さいようでとても大きいのではないか、そう思えてくるときもある。