5/16(土)、尾辻さんの講演に参加してきました。
今回は住吉人権センターが主催する「性的マイノリティって何?」と題した
市民向け講座だったのですが、
講演の間に映画「フリーヘルド」の上映をはさむという、
いつもの尾辻さんの講演とは一味違うものとなりました。
映画「フリーヘルド」。
2008年度のアカデミー賞・短編ドキュメンタリー映画賞を受賞した作品です。
米・ニュージャージー州・オーシャン郡のレズビアンカップルが
遺族年金の支払いを求めて郡と闘う姿をドキュメンタリーで描いたものです。
25年間、警官として働いてきたローレルは
49歳で肺がんのため余命半年を宣告されます。
自分の死後も、パートナーのステイシーの生活を守るために、
そして二人の大切な思い出の家を手放さなくてもいいようにと、
ステイシーが遺族年金を受け取れるよう郡に申請します。
ところが郡は同性のパートナーには年金の受給資格がない、という理由で却下します。
ローレルに残された時間はわずか。
警官時代の同僚や地域住民たちの支援をうけ、
まさに命をかけての闘いが続くのです。
淡々と静かで、そして重い重い映画でした。
そして最後には深い感動が胸に迫ります。
ちなみにこの訴えのあと、
州の6つの郡で同性パートナーの受給資格が認められ、
そしてニュージャージー州としてはシビル・ユニオン法を可決することになります。
**映画の感想はakaboshiさんのブログが秀逸です**
「シンシア・ウェイド「フリーヘルド / Freeheld 」●MOVIEレビュー」
http://akaboshi07.blog44.fc2.com/blog-entry-1310.html
尾辻さんはこの映画について、
地域の人や職場の人たちが自分たちの問題として声をあげて支援をしたことが
印象的だったと話されました。
そして、
日本では同性パートナーの保障については、社会的問題として議論さえ始まっていない。
だから道のりは遠い。
そもそも、当事者は地域や職場でカミングアウトができない状況にある。
まずその現状から考えていかないといけない。
そう話されていました。
尾辻さんは議員の時代に議員の立場から
性的マイノリティの法制度上の整備を訴えてきたのですから、
この映画には誰よりも強い思い入れを持ったのだろうと思います。
今回の講演は、
この映画に対する尾辻さんの「思い」が伝わってくる、
そんな講演になりました。
ところで、
この映画はまだ東京の映画祭で上映されただけのようですが、
もっともっとたくさんの方が観ることができればいいのですけどね。
さてさて、
翌17日(日)は、神戸のパレードの日だったのですが、
インフルエンザの影響を受けて中止になりました。
「ふれんどりーKOBE」のみなさんはこの日に向けて
大変な準備をされてきたのに、本当に本当に残念でした・・・。
残念でしたけど、お疲れさまでした。
みなさんの気持ちはまた来年に向かっているとのこと。
応援しています!
そして、実はそのパレードの後の夜に尾辻さんを囲んでの飲み会を予定していました。
こんな状況でちょっと後ろめたい気持ちもあったのですが・・・
せっかく大阪に来ていた尾辻さんとの会ですので強行してしまいました。
mixi「おっつんとの絆」コミュ内にて急きょ呼びかけた飲み会でしたが、
たくさんの方と楽しいひと時を過ごすことができました。
ご参加されたみなさま、ありがとうございました!
翌朝、インフルエンザのニュースで関西は大騒ぎになっておりましたが、
参加されたみなさんの体調がとってもとっても心配な私であります・・・。
みなさん、大丈夫ですかー?