長女のアラビアンダンスのお友達から「
ザクロ」という店に行ってごらんなさい、と言われて、友人誘ってを行ってきました。

"谷根千"の名称で、今や観光地になった日暮里駅周辺。「ザクロ (ざくろ ZAKURO)」は、そんな昔ながらの日本の下町情緒あふれる地域に、不思議と溶け込んでいる、とびきりユニークなウズベキスタン、イラン、ペルシャ&トルコ料理レストランです。

店に入ると、ペルシャ絨毯が引き詰められた異国の世界。靴を脱いで上がると、座布団とテーブル代わりの板が置いてあります。オーナーのアリさんが「600円のワンディッシュ料理と1000円のコース料理があります。600円のは吉野家の料理の方が少しイイかな。1000円コースだと、食べ物食べ放題、飲み物・デザート付きで、気に入ったものがあればおかわり自由。お持ち帰りもできます」と茶目っ気たっぷりに話しかけてきました。
当然1000円コースをオーダー。アリさんは「今日は私に仕事をさせないつもりですか? こんなに綺麗な娘さんを見ると心臓がバクバクいって、仕事になりませんヨ。ママさんも娘さんに似ていますねぇ」と、イランのヌガーを持ってきてくれました。訪れた時間が早かったので、最初はお客は私達3人だけでしたが、だんだんとお客さんが増えてきました。カップルで訪れたお客さんに「そんな綺麗な彼女、どこでみつけたの?」「あれ?彼氏は日本人なのに私より鼻が高いねぇ」などと冗談を言いながらの接客。とても面白いオーナーです。
最初に出たのはウズベキスタンのスープ、ザクロジュースと紅茶、さらにプルシャのサラダ、イランの豆のカレー、ペルシャのマトンの挽肉のカレーとイランのライス、ナン、ペルシャのサモサなど…。途中で「はい、これ美味しいよ〜、食べてみてネ」とお菓子が配られたりします。

「これ、被ってみて、似合うよ〜」と私達にトルコの帽子も出してきてくれ、娘には「お嬢さんは、美人だから、本当は出したくないんだけど、売り物の帽子ネ」と帽子を被せてくださいました。
アリさんは「今日はイスラムの人にとって特別な日なんです。神様に息子のイサクを生贄に差し出す言われ、アブラハムがナイフをイサクの首に振り下ろそうとしたとき、天使が現れ『お前の気持ちはわかったから、この羊を生贄に使いなさい』と羊を渡します。それ以来、イスラム教ではこの日に裕福な人は貧しい人に羊を与える日になったのです。ですから、私はイランのクッキーを差し上げます。どうぞ食べてください」。その神話はまさしく旧約聖書のものです。カトリックの学校出身の友人と「回教がキリスト教と源を同じにしているというのがわかるわねぇ。それなのにどうして戦争なんかおこるのかねぇ」と話しました。
最後の方は大盛りの目玉焼きなどを持ってきて「これ、賄い料理だけど、取ってぇ。取り終わったら次のテーブルに渡してネ」とお客同士で手渡しで料理をとったり…。
隣のお客さんは常連さんのようで「僕、5年前から週に1回は来るんですヨ。料理はいつも違うので、何回来ても飽きません」と、隣のお客さんとも自然な会話が生まれます。
別の席の女性二人のお客さんには「ほら、立って、隣のお客さんにライスと挽肉カレーをお出ししてネ。私が出すより綺麗な女性が出す方が、喜ばれるでしょう」。綺麗な女性と言われたお客さんもまんざらではないし、綺麗な女性に料理を出してもらった男性のお客さんもまんざらではない様子。
こうして、この店は常連さんを増やしているいるようです。ウズベキスタン料理と聞いた時は香辛料は大丈夫かしらと思っていましたが、サッパリ系で、日本人のクチに合うような料理でした。全部で12品位出たかな。「ごちそうさま」と言わなければ、まだまだ出てきそうな勢いでしたネ(´▽`)
楽しいアリさんのトークと共にお腹一杯美味しい料理を堪能して、一週間の疲れが取れました。

毎晩8時からアラビアンダンスのショーも見られるそうですし、ディナーメニューは食べきれない食べ放題2000円コースだそうです。
最近は、東京で異文化を体験するために、修学旅行の生徒さんたちも訪れるそうです。値段もお手ごろですので、エキゾチックな料理を大勢でワイワイと楽しみたい若い方、特に中東の初心者の方におすすめしたいと思います。
ザクロ (ざくろ)
東京都荒川区西日暮里3-13-2 谷中スタジオ1F
Tel. 03-5685-5313
■営業時間 Open: 11:00〜23:00(LO22:30)
■定休日 水曜日

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