「この世には、すとんと心に入ってきてしまう言葉というものがある。」
黒板日記
サンタさんを信じているほうが、信じていないより、幸福だと思う。
でもそれって、何にでも言えることじゃないのかな。
愛とか、夢とか、希望とか。
ただ、サンタさんに置き換えたらすごく分かりやすくなるだけで。
だから私は「信じる」ということがすき。
きっと、「信じない」一生より、何倍も素敵な人生を送れると思うから。
最近足を怪我したこともあって、DVDを借りてきてもらってよく観る。
「かもめ食堂」、「深呼吸の必要」、「ジョゼと虎と魚たち」
「ジョゼと虎と魚たち」の原作はすばらしかった。
映画よりも、終わりが書かれていない分哀しかった。
だから何度も読み返した。
「深呼吸の必要」は、私も玄関をあけて、3階のベランダから深呼吸してみた。
雨のにおいがして、映画とはちがったけれど、思い切り息をした。
「かもめ食堂」は何度も観た。
これは、空間を邪魔しない映画だ。
私のしている作業に溶け込むというか、さまたげないというか。
だからこそ名作だとおもう。
そして、「かもめ食堂」を観た日の夜は、母に鮭を焼いてもらって、それでおにぎりを作ってもらった。
まるまる二つも食べた。
「おにぎりは作ってもらうほうがおいしい」
反論する気も起きないくらい的を得た表現だとおもった。
足は少しずつよくなっているけれど、今日みたいな雨の日にはひどく痛む。
ずきずきとうずく。
父が「だから古傷が痛むって言うんだよ」と何事もないように教えてくれた。
「あ、そうか」とおもった。
おにぎりにしても、古傷にしても。
この世には、すとんと心に入ってきてしまう言葉というものがある。