もぅ一昨年の10月頃の話です。歌唄いの武田さんと地元山口は宇部のラーメン屋で御摘みチャーシューを肴に呑んでた時でした。
「うちのかみさんが“じゃぁリョータ君に曲作ってもらえば?”って言うんだよ」
全てこの一言が発端でした。
日頃BluesやSoulのカヴァーで素晴らしい歌を唄ってらっしゃる武田さん。酒の席でもあり妙に僕なら武田さんが唄ってもハマる歌を日本語で作れるって自身がありました。酒の力って怖いですね。
その頃は東京に住むなんて考えてもなかった事ですし「CD-Rに焼いて小銭稼いで呑み代にしよう」としか考えてなかったんです。
全5曲を書き終えた時点で東京へ移ってしまいリハは僕抜きでその模様をMDで送ってもらい、都度各メンバーにメールにて注文を出すといった生意気にも遠隔操作で作業は進みました。
最初のリハを聞いてプレスする決断をしました。やはりオレンジウィップスの皆さんは素晴らしい!ずっと彼等と一緒に演らせて頂いてた形をしっかり残したい。そんな素晴らしいテンションの演奏が送られて来たからです。
何より武田さんが僕の作った歌を愛して下さってるのがヒシと分かる程、“自分”の歌として唄って下さってたからです。その力量たるは圧巻でした。
僕込みのリハは3時間、レコーディングに関しては一晩といった限られた時間で録りましたがメンバー含む周りの方々の協力もあって今週やっと大好きな作品として仕上がりました。
ここでは一曲一曲、思い入れや解説等語るつもりはありません。中には『蒼井そら』ちゃんのDVDを見ながら作った曲もある位なので・・・皆が好きに聴いて下さればそれで結構です。
今までも前のジャグバンドを含め色々な方に曲を提供させていただいてきました。勿論頼まれて作った曲もあります。でも、殆どが今はもう唄ってもらえてないですね。おちゃらけた歌だったりもしますが、それぞれその世界を持った曲達です。作った本人としては悲しい気もします。
願わくば今回の曲達がたまにでも皆さんの鼻歌として口ずさまれたりして、生き続けて行けばと思います。
買って下さった方々、オレンジウィップスをはじめ今回の作品に僕の中で携わった全ての方々、温かい武田さんファミリーに心より感謝いたします。ありがとうございました。
このCDの向こう側は溢れんばかりの愛に包まれて出来上がりました。聴いた方々に笑みこぼれれば幸せです。

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