突然ですが、人は何か不安要素を持ったとき
何かに頼ろうとすることがありますよね。
ひいおばあちゃんのお話。
すぐお隣に住んでいた私のひいおばあちゃんは
『魚の骨をあっという間に取ってしまうまじない師!』
という話を聞いたことがあります。
私が小学生の時にはすでに100歳に近く、
小屋の中のいつもの場所に座って
ウトウトお昼寝をしていたという
印象しか残ってません。
昔は「まじない」とかをする人がいて
その「まじない」を頼る人が後を絶たなかったとか・・・
それがこのひいおばあちゃん。
私が物心ついた頃にはもうすでに引退?(笑)していたのか
私はそういう姿を一度も目にしたことはありません。
どうしても取れない、のどに詰まらせた魚の骨が、
ひいおばあちゃんの手にかかると不思議と
あっという間に取れてしまう という噂が
評判で、しょっちゅう人が訪ねてきていたらしいです。
二人の姉はかすかに記憶があるといっていました。
そんなひいおばあちゃんも亡くなり
20年近くたったある日、親戚の集まりで
ひいおばあちゃんのその「まじない」の
話で盛り上がり、ある真実を聞かされたのです!
ひいおばあちゃんと暮らしていた
父の従兄弟(以下:お兄ちゃん)は
自分も子供で、ふすまの向こうで繰り広げられる
「まじない」がどういう風に行われるのか
不思議でしょうがなかったそうです。
「まじない」の最中はお客様とひいおばあちゃん以外は
部屋を出されていたそうですが
ふすまの陰でそっと見ていたお兄ちゃん、
「まじない」の途中で部屋を抜け出した
おばあちゃんの後を付いて行ってみると
土間に降り、おもむろに引き戸の土を
一つまみ掴み、どきどきしながら見つめていた
お兄ちゃんに向かって“にやり”とひと笑いし
お客様の待つ部屋に消えていったそうです。
そうです。タネはそこにあったのです。
要は魚の骨が取れないと来たお客様を
土間の土で治していたという驚愕の事実!!(笑)
当の本人はまさか自分が
土間の土を口に入れられているなんて
夢にも思わなかったでしょうね!
でも、あっという間に骨が取れてかなり喜ばれて
評判まで絶つくらいなのですから、
良かったのか?悪かったのか?(苦笑)
真実を聞かされていたら激怒してたでしょうに・・・
人間の心理ってどこでどういう風に作用するか
わからないもんですね〜。
手と顔のあちこちに発疹が出来てかぶれまくって
やっと皮膚科に行って治療を受けてきたのですが、
草花アレルギーって言われて、なんだか草花を見ると
痒くなる気がするのもこの類か?!