忘れてた。  


駄文を書き捨てただけで肝心な事を忘れていました。

ご来訪の皆様、たくさんのコメントありがとうございます。個別には返信していませんが、すべて読ませていただいています。成果で返せていないことが心苦しいです。

思えば随分経ったこのブログ(ろくに更新していないけど)カウンターも随分進んでいますねえ。

以前連載していた「鉄と花束」は完全に停止してしまいましたが、気が向いたら何か書こうかしら。

いや、元々同時進行するクセがあるので、途中まで書いてる作品ならたくさんあるんですよね実は。ファンタジーなアレなんかそろそろ感想聞かせてもらいたいような気も……。中途半端なのがネックですがね。いつの時代も完結させるのが一番難しいわけで。
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手の話  

特に意味はないが語る。


二十ウン年付き合ってきた我が両手だが思いのほか不器用である。右利き。小学生の頃は「自分は手先が器用だ」と意味もなく確信していたが、最近実はめっちゃ不器用であることがわかった。そうでなければもうちょっとマシなクオリティの作品が作れる筈だからだ。

妙な自信については、同時期TVでやっていた「TVチャンピオン」の定番ネタの一つ「手先が器用選手権」の影響があったように思う。我ながら単純である。

なお、工作だけでなく、当然字、絵を書くのも苦手である。特に字は自分でもびっくりするぐらいヘタクソである。小学生の頃漢字練習をサボりまくっていた自分を助走つきで殴りたい。
文章を書くにつれ字のサイズや高さがコロコロ変わるのは当然として、自分の名前さえ書き損じるのは単に粗忽者というだけではない天性の何かを感じる。

絵を書く場合は、思い描く場所に線が描けないといった問題が出てくる。そもそも脳内にある描きたい絵自体がいい加減なのに、それを実現する出力装置である手の方がこれなので上手い絵など描けるはずがない。

もちろん、これらの事象は訓練により改善できるものであるということは解っている。が、とりあえず絵については諦めることにした。ただでさえ多趣味なので、これ以上時間を食う趣味を身につけてしまうと、それこそ隠居生活でもしない限り時間が足りないのは明白だからだ。
字は・・・・・ウン。なんとかしないとね。今話題の自動筆記装置を持ち歩くわけにいかんものね。

器用さとはまったく関係ない自信があるが、指関節を鳴らすのがクセである。無論、よくない影響があることは解っている。でもやめられない。でも、首と腰を鳴らすのは努力してやめた。神経的にアレな気がするからね。
鳴らし方は、握る、ねじる、引っ張るの三種。
ただし引っ張る場合は、鳴らしたい指を顎に押し当てながら引っ張らないと鳴らない。何故か顎以外ではできない。握って鳴らせるのは人差し指飲み。ねじって鳴らす場合は第一、第二関節両方鳴る。
風邪を引くと、ものすごい短い周期で関節を鳴らしたくなるのですぐ解る。

手モデルのような美しさとは無縁である。いや、男の手が手モデルみたいだったらそれはそれでキモいけど。指が短いのもあるが、最大の理由は爪の長さであろう。
爪は白い部分を残して切る。一番短くして2mmぐらい。不潔と言われようと長年の習慣なので仕方ない。それ以上切ると、肉の部分が出すぎて痛いのだ。
しかし、荒い作業をすると簡単に爪が割れてしまうのが困る。しかも、指に対し縦方向に割れるから始末が悪い。割れが進行して背筋も凍る事態にならないよう、ニッパーなどで処理しなければならない。
爪を道具としては使わない。前述のとおり割れやすいし、私の爪はかなり柔らかいからだ。プルトップの缶さえ爪では開けない。

普通、爪の生え際の肉は、爪に密着しているものなのだろうが、私の指では季節によって異なる。冬になって乾燥すると、肉が収縮し、爪から剥がれ始める。指の肉と爪の間に隙間ができたり、密着している部位と剥がれている部位の境目が避けたりと実はめっちゃ痛い。というか今まさに痛い。雑菌も入りやすくなるため、怪我をしていなくとも指が腫れたりする。この隙間にコピー用紙の角がドスっと刺さったときなんかもう・・・・・・・。

ああ痛い。

キーボードを叩くときは我流ブラインドタッチである。ゆえに使用する指は均等ではない。ほとんどが右手人差し指を使う。
無意識なので実際にどの指を使っているのかはよくわからないが。右手人差し指(中央エリア)、親指(スペースキーのみ)、右手薬指(BS,enterのみ)右手小指(enter、shift、十字キーのみ)、左手薬指(Dのキーから左側のみ)、左手中指(アルファベット最上段Rから左側のみ)となっている模様。効率は多分悪いが染み付いてしまった。



さて、最後に小ネタ。

みなさん、両手の指の中で、人差し指と薬指、どっちが長いですか?

ブラックジャックの話の中で、薬指だけが短い「短指症」という症例が出てきますが、そーゆー意味でなく、あくまで微妙な長さの違いです。

これ、割と人によってばらつきがあるんです。

私が身の回りで数えたところによると、薬指が長い人の方が多いようですね。イラストなんかの手型も、基本的には薬指の方が長く描いてある場合が多い感じ(あくまで私個人の印象ですが)

なお、私は人差し指の方が長いです。
これを期に、ちょいと自分の手を眺めてみたらいかがでしょうか。なんかの話のネタにはなるかもしれません。

この文章を最後まで読むよりは有意義かと思いますヽ(・∀・)ノ
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近況  

みなさんこんばんは。二年ぶりに更新した日から三年が経ちました。
月日の流れは超音速ですね。

長らく更新が滞っていたことを、まずはお詫びします。
別に震災被害を受けたわけでもなく、更新できないほど仕事が忙しかったわけでもありません。
実際のところ、更新できるような事柄がなかなか無かったのが第一の要因です。

専業作家の道を選ばなかったこと自体は正解だと今でも考えていますが、〆切によって拘束されない創作活動がこれほどまでに停滞するものだとは、正直考えていませんでした。つくづくケツに火がつかないと手が動かないタチのようです。

皆様からお問い合わせのある「旅に出よう、滅び行く世界の果てまで」の続編に関してですが、三年前の更新時からさほど変化はありません。
予定として、1巻と同じく三章構成を予定していますが、二章の中程でつっかえたまま、前にも後にも動けない状態です。

いままであまり語ったことが無かったので、いろいろ喋ってしまいます。
「旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで」というタイトルは、出版の際に担当さんが提案してくださったもので、原題を「少年と少女の日記」と言います。語呂が良くて好きだったんですが、地味だということで上記のものに変更と相成りました。

また、原案の内容は、出版されたものと異なり、四部構成となっていました。出版できるよう体裁を整えるのに、二度に渡り書き直しており、辛うじて原型が残っているのは一部「夢」二部「翼」だけです。
原案の三部は、少年少女が悪意を持った他者と渡り合う話。これはあまりに厨二過ぎて読み返すのも苦痛です。よくこんなクソ文を出版業界の方に読んでもらったもんですわ。
原案の四部は、出版番の三部から「姫」を抜いたような内容でした。ほかにも、一部の農場に「おばあさん」がまだ居たり、と中々今考えると新鮮な内容でした。

ただ、あとがきにも書いたようにあまりに急いで書いたものであったため、アラが目立ち過ぎました。結局、内容はあるていど踏襲しつつ一から書き直すことになり、お話をいただいてから出版まで二年かかりました。
これだけ見ても、専業作家なんぞ不可能ということがよく分かります。

二巻(なんてものがもし出るとしたら)の副題は、一巻が「夢」「翼」「旅」と一文字だったのに対し、「姉弟」「相棒」「手紙」といった具合に二文字を考えています。
一章「姉弟」は書きあがっていますが、二章でドン詰まり中。にっちもさっちもいかない。

エピローグは決めてあるんですけどね。

しかしまあ、編集部とのやり取りが絶えて三年。完成したとしても、出せるかどうか……。
まあアレです。出版の望みが皆無ともなれば、このブログにでも載せますよ。あんまし期待しないで待っていてくださいな。



なお、三年も空けておいて何を今更と言われるかもしれませんが、ここで連載していた小説「鉄と花束」の更新を打ち切らせていただきたく思います。誠に勝手ではありますが、ご了承ください。
もう自分の創作ペースでは小説の定期更新は不可能でして。
しばらくは普通のブログとして微速更新を続けていくつもりでいます。



追伸:
あまりに長く更新をサボっていたため、下の記事にいただいたコメントに個別回答することができそうにありません。
誠に申し訳ありませんが、応援ありがとうございますの一言で回答とさせていただきます。
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ご挨拶(10年5月17日更新)  はじめに

初めての方こんにちは。そうでない方お久しぶりです。
なんと二年ぶりの更新です。なまけものにも程があります。

就職し、社会人として生活する中中々執筆時間もとれていません。あちらこちらに移り気なのも原因ですが。



このサイトは、私無人戦闘機が書き連ねたオリジナル小説を掲載するページです。現在の所、架空の近未来を舞台にした人型ロボットアクション小説「鉄と花束」を連載中です。
当たり前ですが、登場する国、地名、人物などは現実と無関係です。
ブログという形式上、日記のように話を書き込んでしまうと、

・三話
・二話
・一話

のように新しい話が上に来てしまうので、初めてご覧になる場合は、一番古いページの一番下の記事から、上に向かって読んで行ってください。お手数おかけします。

最新の話はこの記事の下にあります。

私の拙い文章が、皆様方の程よい暇つぶしにならんことを祈っております。





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(20100517)
迷惑米を削除させて頂きました。

さて、宣伝続行。
著作「旅に出よう。滅び行く世界の果てまで」
作者「萬屋直人(よろずやただひと)」
三月十日発売です。
お値段620円。


以前知らせした2巻の件は、いまだに検討中です。担当さんに原稿の一部を送ってありますが、どう出るやら。
690

(無題)  

6-2


ボボボボボ、と言う回転の鋭いローター音が後方から聞こえてくる。
『要請した攻撃ヘリのようですね。音からして二機』
「……遅いわよ」
思わず無線を繋いだままぼやいてしまう。攻撃ヘリと言えば、戦車、歩兵などの地上戦力を一方的に狩り出すために存在する、いわば天敵である。攻撃ヘリの援護があれば、敵戦車隊との戦闘もとても簡単になったハズだ。
『まあ、結局損害は出なかったんですから』
「………まあね」
 確かに、砲手の言う通りだ。スペックに差があるとはいえ、敵戦車中隊15両を6両で撃破できた。これは上出来な戦果と言っていいだろう。何より人的損害が皆無だったのだから、文句を言うべきではない。
 けたたましい爆音を響かせながら上空を通過してゆく攻撃ヘリを見送り、エノラは深く息を吐いた。
『我々はどうしましょう』
「そうね……。本部の被害状況の確認はヘリに任せましょう。我々の鈍足でついていっても足手纏いにしかならないわ」
『では?』
「我々は、作戦エリアQ9へと急行。先行している人型と合流し、敵部隊を追撃する」
『間に合いますかね?』
「そんなのは敵に訊きなさい」
 エノラは溜息をつき、視界に表示されている三次元マップに視線を走らせる。
 光のラインとチェスの駒のように簡略化された地形に、時折派手なノイズが走る。画像の乱れはマップの外側――つまり、自分から離れるほど強くなり、問題のQ9エリアに至っては全く識別できなかった。
「ねえ人型」
『何?』
 無線から無礼な返事が返ってくるが、それはこちらもお互い様。気にせず続ける。しかし、通信にも酷いノイズが走っているのが気に掛かる。
「この、マップに走るノイズは何か、わかる?」
『電子ジャマーでしょうね。ECMなんて大層な物じゃなく、単に滅茶苦茶な電磁波をバラ撒いてるだけ』
「どこから? 地上は事前に捜索してあるわ。こんな影響を及ぼすほど大出力の発信機なんて……」
『いえ。出力は低いわ。大出力発信機があるのなら、その発信機がある方向だけに強いジャミングが掛かるでしょうから。このジャミングはマップ全体で均一に発生してる』
「なら……小型発信機がそこらじゅうにあると?」
『多分。岩に偽装してあるのね。電源はバッテリーで、短時間だけ作動させて回収しないで捨てるタイプ』
「タイマーか何かで作動させ、作戦中の通信などを妨害する、と」
『たぶんね』
 単純だが効果的だ。
電子戦では、いかに自分達だけ使用できる周波数を確保し、敵の電波を妨害するかが鍵になる。自分の通信やレーダーまで妨害してしまわないよう、周波数を微調整しながら、敵の使っている周波数をいかに探り出すかがポイントだ。
これには高性能な電子戦装備が必要不可欠になる。だが、敵とエノラ達では、装備の質に差がある。恐らく敵が電子戦を挑んできても、エノラらの装備には対抗できない。
そこで、この装置だ。
ランダムで周波数が変化する電磁ジャマーを大量に配置することで、周波数を探る手間を無くした。
作戦領域全体に展開された胸焼けがしそうなほどの妨害電波で、92改式のセンサーにまで異常が出ている。無論、敵のセンサーにも異常が出ているだろうが、敵の装備には有視界兵器や単純なテレビモニターに頼る兵器が多い。装備が新しい分、こちらの方が影響が大きいというわけだ。
敵の主力ラウンドプリズンは、『リカオン』だとか。有視界戦闘を行う高機動ラウンドプリズンだ。この戦術を取るなら、これ以外ないというぐらい適切な機体選択である。
 思わず敵を賞賛している自分に嫌気がさし、エノラが思考を切り上げる。
「ともかく、Q9ポイントに向かいます。移動中に『オストリッチL』に合流できそうですから」
『了解。陣形は?』
「戦車隊を先頭とした紡錘陣形。先頭は私。殿は……そうね。戦車頭にお願いするわ」
『解った。後方に警戒しながらついていけばいいのね』
「おねがい」
 この声の主は、確かロゼッタとか言ったか。顔は見た事が無いが、返答は物分りがいい。やはり、戦車っぽい機体に乗り込んでいるだけはある。
「では、編隊を組みます。集結!」
『了解』
『了解』

 各機から歯切れのいい返答が返って来た、その瞬間。

 ボーン、と言う不穏な音が、背後から聞こえた。


「!?」
慌てて振り返る。
92改式戦車の全周視界に映る、不吉な黒い華が二輪。
黒煙の茎と爆炎の華だ。

頼もしい味方だったはずの攻撃ヘリが、二機とも、至極あっさりと撃墜されていた。


『対空ミサイル、全て撃ち尽くしました』
「ああ。まあ、ミサイル四発でヘリ二機だ。悪い結果ではない」
 アーノルドが計器を操作し、空になったミサイルランチャーを投棄する。
『敵の戦車隊はどうしましょう。新型が七両ほどいるようですが』
「攻撃する。しかし、移動を優先だ。撃ち洩らしたものは捨ておけ」
『了解』
 短い返答が返ってきた瞬間、二機の『リカオン』が揃って加速を開始する。高速回転するホイールと背中に背負ったジェットエンジンで、小型軽量な機体は瞬く間に時速200kmを突破する。
 チタンの軽量フレームがギシギシと軋み、エンジンは悲鳴のような爆音を上げて回転数を上げてゆく。
 敵戦車隊がリカオンに気付き、即座に砲を向けてくる。
「来るぞ」
『了解』






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