もう1週間以上も前の事ですが、東京臍帯血バンクの採取施設の勉強会があり、
私も参加させていただきました。
つい最近、採取施設として加わった、新宿にあるJ病院で午後7時から9時まで行なわれ、
内容は、『いかにしてより量の多いさい帯血を採取するか』というもので
さい帯血の採取量ではとても実績をあげている産婦人科の先生のレクチャーと
日頃採取に関わるスタッフの意見交換など・・・
集まった関係者の方々は仕事を終えてからの勉強会で
これも本業の仕事の傍らでのボランティアですから、大変ですね。
産婦人科はそれこそ、メディアで医療崩壊と叫ばれる中で、一番取り上げられていますし
やはりさい帯血を採取する側の方々も御苦労されているのだろうなぁーと思います。
ほんの少しですが、私も話し、さい帯血で命が助かるということ、とにかくがんばってとって欲しい!!ということを強調して患者としてお願いしました。
席上で配られた資料の中にも、患者さんからの感謝のお手紙のコピーがありました。
採取病院の方からの意見にも、がんばってさい帯血採取してもなかなか保存に行き着かないという現状と患者さんの顔が見えないことが、やはり仕事の上でも達成感がなくて残念ということがあり、
バンクあてに届いたお手紙でご本人の了承が取れたものを名前を伏せて配布という形で、採取病院の方々に読んでいただこう、ということだそうです。
この病院はバンクさい帯血を寄付したいという妊婦さんからの要望が多く、それに応えて、
採取施設としての協力をすることになったそうです。
産婦人科も要望が多かったとしても、なかなか採取施設になれないのは理由があるのだと思います。
スタッフの数も余裕がなくてはいけませんし、採取したものをバンクに届けるためには、さらに人手が必要ですし、病院の立地も考慮されることでしょう。
またなにより、スタッフ全員がさい帯血バンクに対しての理解がないと出来ないことだと思います。
J病院の産婦人科の先生が「さい帯血バンクに協力するということは、産科医としての夢、理想の実現にまたひとつ近づけることだと思う」とお話されていて、誇りをもって仕事されているのだろうと、とても感動しました。