2006/2/3
甥っ子が、夜遅くやって来た。
昨日、閉店間際にやってきて、コーヒーを注文した甥と友達。
BGMのデパペペでテンポを取って口ずさんでいる。
友達を送っていく途中、(男同士で)ミュンヘン大橋がライトアッ
プされていると勘違いし、方角違いなのにやってきたらしい。
免許を取ったばかりで、運転が楽しい彼は、近くに叔父の店があることを思い出し
フラフラと照れくさそうにやって来た。
去年、二十歳になった彼は、音楽好きだった彼の父に似て
高校時代からギターを始めた。
メキメキ上達したかは知らないが、アコギ(アコースティックギター)ブームの中、
趣味でユニットを組んでいるらしい。(バンドではない:ユニットなのだ)
毎年、年末のW家の忘年会で、何年も歌の披露があったのだが、
この年末は、その歌の披露はなかった。
甥「実はさ、こないだ来た時(忘年会)さ、歌わなかったっしょ」
叔父「おー、楽しみにしてたんだぞ」
甥「いや持ってきてたのさ」
叔父「だったら、やりゃあよかったべや」
甥「いや、なんかやる雰囲気じゃなかったから・・・」
叔母「持ってきてたんなら聞きたかったなぁー」
甥「いや、ギターは持ってきてなかったんだ、MDさ」
叔父「MD?」
甥「いや、歌いたくなかったわけじゃなく・・・、なんかさ、広がりがないんだよね、
歌にもギターにもさ」
叔父「ほほー」
甥「今からここでやっていいかい?」
叔父「えっ?いいけど」
甥「じゃぁ、やろっかな」
Cielはその時ライブハウスになった。
観客は、出演者の1人の叔父と叔母の2人だけ。
忘れられないライブだった。
忘れたくないライブになった。
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