先生:「はい、これ。」
学年室に呼ばれた僕に先生が手渡したのは「答辞」と書かれた封筒。
先生:「封筒の中には過去3年の答辞と原稿用紙20枚が
入ってるからね。来週ぐらいまでに書いといてよ。」
僕 :「あ、はい。分かりました。」
卒業式では、毎年、三年生の生徒会長が答辞を読むことになる。
生徒会長をやっていた僕は今年、答辞を書いて読まなければいけない。
家に帰った後。
自分の部屋にて。
宿題を終わらせた僕は、渡された封筒を開ける。
僕 :「先輩達の答辞でも見てみようかな。」
去年の生徒会長が書いた答辞を読む。
僕 :「えーと…」
泣きました。
僕 :「一昨年のはどうかな。」
僕 :「えーと…」
泣きました。
不覚にもかなり泣きました。特に涙もろい訳ではないのですが。
もうね。何か読んでて入り込まされるというか。
やっぱり、頭いいですね。歴代の人たちは。
僕もいい文章を書きたいですね。
卒業式まで23日。

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