岩沼市にある
ひなたぼっこ二木の開所式に行く。
認可保育園の保育士だった布田さんが、地域で子育て支援をして30年あまりたつ。子供たちと散歩をしていると、お年寄りが一人で散歩をしていることに気づき、「乳幼児から高齢者までの多世代が大家族のように暮らすことができる」を理念にできたのが自宅開放型のホームひなたぼっこです。
自宅だけでは手狭になり、自宅の近くに「こどもの園」を開設するが、ひなたぼっことこどもの園を行き来するのではなく、一緒に過ごせるような建物をずーと建てたいと言っていた布田さん。
その想いが実現したのが、ホームひなたぼっこから歩いて数分のところに、民家改築型の「ひなたぼっこ二木」です。ひなたぼっこ二木」はデイサービス、託児所、介護保険外の泊まりなどなど。「柱以外はほとんど改築したのよ」という布田さんだが、デイサービスと託児所の面積を確保しつつ、外見が全く住宅と変わらないのがとてもいい。「もともとの外観よ」とさらりというが、このさりげなさが外観にも現れていてとてもよい。
布田さんと知り合って十数年がたちます。ひなたぼっこに遊びに行くと、布田さんのさりげない乳幼児とお年寄りの寄り添い方にいつも感心します。
布田さんがある時、スタッフに言っていた言葉を思い出します。
みんなで散歩に行くスタッフを見送る布田さんは、「お年寄りの手を握りなさいよ!こどもはお年寄りが手を握ってくれるからね!」なるほど、車が走らない方からこども、お年寄り、スタッフと手をつないで散歩する。その時、私は、真ん中がスタッフでないのがとてもいいなぁと思いました。
保育士だから高齢者の対応はいまいちだろうなんて思ってはいけません。こういううまさを布田さんは持っています。こどもを媒体にしてお年寄りの力を引き出したり、反対に、お年寄りを媒体にして子供の力を引き出したり。簡単そうにやるのがまたすごいです。
ひなたぼっこ二木の開所おめでとうございます。またいろいろ教えてください。そして、仲間として一緒にがんばりましょう。