小規模多機能型居宅介護に関連するセミナーは非常に少ない。
そういう中で事業所の現場は四苦八苦しているのが現状です。
その中で、
全国小規模多機能型居宅介護事業者連絡会が開催するセミナーは非常に貴重です。今年度の全国小規模多機能型居宅介護事業者連絡会の講座や集いをみると、様々な視点からのセミナーが開催されるのだということがわかります。
@ケアマネジメントという視点
A介護職員限定という視点(
こちらへ)
@ケアマネジメントという視点。全国小規模多機能型居宅介護事業者が行ったアンケートでも最も取り上げて欲しいテーマに挙がっていたのがケアマネジメントでした。
そこには、こんな事情があります。
全国各地で行っている小規模多機能型居宅介護の基準で義務化されている「小規模多機能型居宅介護の計画作成担当者研修」は実際に小規模多機能型居宅介護の計画作成担当をしていない又はしたことがない認知症介護指導者が担当している場合が多いのが現状です。なので、ほとんどは厚生労働省の研修で習ってきた範囲のなかでしか教えることができないので、理念としては学べるが、実践としてはすぐに使える多くの学びが得ることができるとはいいがたいのです。
しかし、これは小規模多機能型居宅介護がどのようなサービスなのか教科書程度しか知らない受講者や特養などの大きなところで経験を積んで小規模多機能型居宅介護の計画担当者として配置される受講者にとっては、小規模多機能型居宅介護の理念的な考え方とそのケアマネジメントをする前の考え方を学ぶことには非常に意義がありますと思います。
しかし、小規模多機能型居宅介護なりの居宅介護計画(様式は通常の居宅と同様)をどのように立てて、小規模多機能型居宅介護計画の様式をどのように作り、それをどのように立てるのかといったところは、あまり教えられないまま(すべてを教えられることが良いことではありませんが)各事業者の計画作成担当者が他の職員などと試行錯誤して作成しているのです。
だから、小規模多機能型居宅介護の制度ができて2年を過ぎ、少し余裕が生まれてきた小規模多機能型居宅介護の計画作成担当者が、自分の居宅介護計画や小規模多機能型居宅介護計画の質に関して目をむけ始めたのだと思います。ここから、本当の意味での小規模多機能型居宅介護のケアマネジメントが始まるのでしょう。
シンフォニー将監も小規模多機能型居宅介護計画の見直しが始まっています。見直しといっても、外部評価などで言われる、各々の3ヶ月に1度とかというレベルではありません。シンフォニー将監の小規模多機能型居宅介護計画書はアセスメント→私のできることしたいこと、家族の生活に対する思い→支援の目標→支援の方法→期間→評価・課題という構成になっています。この小規模多機能型居宅介護計画書と日々の個人記録を連結させるように変化しています。つまり仮説を設定し、その仮説を実行する方法を考えて、実行してどうかということを個人記録に記録し、それを評価するという流れを組むことで、小規模多機能型居宅介護計画と個人記録が充実し、連動したものとなってくるのです。
続く