通いサービスを中心として、利用者の様態や希望に応じて訪問サービスや宿泊サービスを組み合わせてサービスを提供するという弾力的なサービス提供が基本であり、宿泊サービスの上限は設けず、重度の者であれば運営推進会議に対し報告し、評価を受けることを前提としてほぼ毎日宿泊する形態も考えられる。
ここで重要なのは
弾力的なという部分です。小規模多機能型居宅介護ではデイサービスと呼ばずに「通いサービス」、ショートステイとは呼ばずに「宿泊サービス」、訪問介護とは呼ばずに「訪問サービス」と呼んでいるには弾力的なに意味があります。例えば、デイサービスでの送迎は自宅〜デイサービスだけですが、小規模多機能型居宅介護では「病院に迎えに行く」、「スーパーに送る」などその一人ひとりに合わせた弾力的なサービス提供が必要になります。また、後ほどここについては取り上げたいと思いますが、送迎を含めた外出を外出支援ととらえると様々な生活への広がりが考えられます。
「サービスの提供等」とは小規模多機能型居宅介護計画の目標及び内容や行事及び日課等も含むものである。
「適切なサービス」とは登録者に対して、通いサービス及び訪問サービスを合わせて概ね週4日以上行うことが目安となるものである。通いや訪問サービスを提供しない日であっても電話などによる見守りを含め、利用者に何らかの形で関わることが望ましい。なお、訪問サービスは身体介護に限られないため、利用者宅を適宜訪問し、見守りの意味で声かけ等を行った場合も訪問サービスの回数に差し支えない。
例えば、ごみ捨てのためだけに訪問するなども訪問サービスにあたります。サービスに利用者を当て込むのではなく、利用者その人その人に合わせたサービスを作り出すというのが考え方になります。