2004年 韓国映画 『達磨よ ソウルに行こう』
シン・ヒョンジュン ・・・イ・ボムシク (株)大陸開発 部長役
チョン・ジニョン ・・・チョンミョン僧侶役
イ・ウォンジョン ・・・ヒョンガク僧侶役
イ・ムンシク ・・・テボン僧侶役
ヤン・ジヌ ・・・ムジン僧侶役
ユ・ヘジン ・・・マ・ヨンデ (株)大陸開発 課長役
イ・ヒョンチョル ・・・ソン・サングン (株)大陸開発 チーム長役
キム・ソクファン ・・・パク・クマン (株)大陸開発 代理役
キム・ジヨン ・・・老菩薩役
チョン・ハニョン ・・・パク会長 (株)大陸開発代表役
ハン・ヘジン ・・・ミソン小僧侶役
チョンミョン僧侶が、ソウルの無心寺に高僧の遺品を渡すために銀河(ウナ)寺に出かけようとすると、ヒョンガク僧侶と黙言修行中のテボン僧侶が、チョンミョン僧侶の護衛目的を言い訳についてくる。
ソウルの無心寺に着いてみると,住職は,すでに5億ウォンの負債を残して寺を去り、老菩薩僧侶と花の美男子ムジン僧侶、それに童子僧だけが残っている状況だ。
チョンミョン、ヒョンガク、テボンの僧侶たちは、一旦は遺品を渡し直ちに寺に戻るつもりだったが、その寺のあちこちに貼られている裁判所の差押紙を見て仰天し、あげくの果てに押しかけたボムシク一党と出会い、無心寺を救うために寺に残る決意をする。
四人の僧侶達は力を合わせてチラシを作り、新村歓楽街やプールから歌の教室まで宣伝をして、法会も開けなかった無心寺にも信徒たちがたずねてきた。
チョンミョン僧侶が堅苦しい講話の予行演習をしていると、ヒョンガクがもっとかっこよく英語を使えとアドバイスする。
そのかいあってか? 破天荒な講話に信徒達も乗ってきて大活気を呈する。
しかし、法的には、すでに大陸開発に渡っている無心寺。
チョンミョン僧侶の説法中に押しかけてきたボムシクと彼の手下たちは、寺の跡地に地上複合建物ドリームシティをたてる計画だから、すぐに出て行けと脅しをかけ、賽銭箱を奪って行き、信徒達もやくざの脅しにちりぢりばらばらとなる。
呆然自失で皆がぐったりしているその夜、黙言修行中のテボン僧侶がテレビを見ながら大騒ぎをする。
皆は、とうとう気が狂ったかと病院に連れて行くやらの大騒ぎ・・・
しかし、テボンのふとした衝動で買ったロト宝くじで300億が当たったという事実に気づき、皆は大喜び・・・
早速、意気揚々と交換所に駆けつける四人だったが、肝心の領収書を奪われた賽銭箱に入れてしまった事に気づく・・・
賽銭箱を取り戻そうとする僧侶たちだったが、賽銭箱に300億ロト宝くじが入っているとは夢にも思わないボムシク一党。
僧侶たちは、ヒョンガクの提案でマンツーマンの泣き落とし作戦を決行するが、らちが明かない・・・
とうとう、決着を付けることになった・・・
その、決着とは???
フラフープ対決!!!
運良くヒョンガクの首回しが成功し、僧侶達の勝ち!
しかし、納得のいかない開発グループ達は、三本勝負を要求する。
第二番目の勝負はカラオケ対決・・・
当然分が悪いと思われた僧侶グループだったが・・・
チョンミョンの堂々とした歌声と、開発グループが仕掛けた現代ポップスの歌にも、若いムジン僧侶が意外に完璧にこなし、トリのヒョンガクも得意の演歌・・・
開発グループ達が戦意を喪失したその瞬間、ヒョンガクが歌に感情が入りすぎてしまって泣き崩れてしまった・・・
大逆転の開発グループ勝利!
とうとう、一対一で最終勝負に・・・
その勝負は何かと問う僧侶グループに、ボムシク開発部長は酒の勝負だと宣言する。
先に酔いつぶれた方が負けだと・・・
勝負にも色々有るが、『坊主に酒の勝負をさせるとは卑怯極まりない』とのブーイングにも開発側は耳を貸さない。
しかし、勝負は意外にも坊主側の圧勝となった。
勝負に負けたにも関わらず、卑怯にも賽銭箱を返さない開発グループに、僧侶側はもう奪い取るしかないと決意し、行動を起こす。
賽銭箱を保管してある高層ビルの上から、昔海兵隊員だったテボンがロープを伝って降りる。
ビルの中では、開発グループ監視役の若い娘が・・・
気づかれてはいけないと、美男子僧のムジンがその娘の話し相手をして気をそらすよう工作する。
テボンのドジで娘に気づかれそうになって、ムジンはとっさにその娘にキスをする。
そのかいも無く、ドジのテボンは地上に向けてまっ逆さま、地上寸前で助かったものの上で待っていたチョンミョンとヒョンガクは死んだと思い込んでしまった。
一方、正直者のムジンはありのままを娘に話し、複雑な表情ながら『出て行って』と怒らせる。
片や、その事務所に帰ってきた開発グループ員達は、事務所が大荒れになっている事に気づき、とりあえず屋上を見に上がる。
ただ、片づけが悪いとばかり思った部長の電話に『開発の代表が、皆から集めた供託金を持って逃げた!』との連絡が入り皆は、驚愕する。
屋上には僧侶達がいたが、仲間の僧侶を殺してしまったという思いから、賽銭箱の事実をやくざ達に話してしまう・・・
やくざと僧侶達は急いで寺に引き返すが、そこには供託金を持ち逃げされた投資者達でごった返していた。
お寺の借金を返したい僧侶達・・借金の回収と共に開発事業を狙うやくざ達・・投資した金を取り戻したい債権者達・・
そこは、すでに地獄絵図となっていた。
賽銭箱を必死で探し回るが見当たらず、イライラしている中・・・
あのムジン僧との楽しい会話を過した娘が、賽銭箱を持って登場する。
ムジンにキッスをしながら賽銭箱を渡す・・・
ムジンは彼女の後を追う・・・
一方、賽銭箱の宝くじ券を見つけた僧侶達だったが、三者の思惑から更なる争奪戦へと地獄絵図がひどくなる。
その醜い様を見ていたチョンミンにそのくじが渡った時・・・
衆目の見つめる中、その宝くじをちりぢりに破り去ってしまった。
そこにいる全員が世界の最後のように、落胆で座り込んでしまった。
・・・とその時、その寺の10歳にも満たない小僧侶が、『そのパズル僕が解いてあげよう!』と、かごを持って立つ・・・
切れ端を持って嘆いていた全員は、誰一人逆らう事無くその切れ端を小坊主のかごの中に入れる。
小坊主が切り抜きパズルを楽しむように、その紙切れを組あわせていくなか、喧嘩ばかりしていた僧侶とやくざ達は、『寺を復旧しろ、いゃ開発ビルを建てろ』と互いに譲り合う言葉を放つ・・・
・・・と、その時『完成したぞー!』と声が飛ぶ・・・
五年後・・・そこには立派な開発ビルとその屋上には、これまた立派なお寺が建立されていた。
そして、誰からも尊敬され、可愛がられる小坊主の姿が・・・

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