2011/5/8

Michel Colombier  
皆さん連休はいかがでしたか?

今日は高校時代によく聴いていた懐かしいアルバムをご紹介します。
Michel Colombierというひとのソロアルバムです。タイトルもMichel Colombierとそのままです。
このMichel Colombierというひとはフランス出身で作曲家、キーボードプレイヤーです。
このアルバムは79年の発表だったかと思いますが、とにかく参加メンバーが凄いんです。
Michael brecker, Tom Scott, Larry Carlton, Lee Ritnour, Steve Gadd, Peter Eeskine、
そして誰より大活躍で存在感を示しているのがJaco Pastoriusです。
これだけの強者揃いなのでスーパーセッション的な展開になるかと思うかも知れませんが、
それが意外なほどきっちり作曲アレンジされたものを演奏していて、ちょっと映画音楽的ですらあります。
実際にこのMichel Colombierというひとは映画音楽もいろいろ手がけていたみたいです。
あとはゲンズブールなんかとも仕事をしていたそうです。

私がこのアルバムを聴いたのは高校2年の時でした。一緒にバンドをやっていた(最近もまた
一緒にやっているのですが)ドラムのF君が貸してくれたのです。彼はおそらくSteve Gaddが
叩いているからということで買ったんだと思います。78年〜79年頃はこのF君から本当に
沢山Fusion系のアルバムを貸してもらっていました。
F君からそのちょっと前に借りたTom ScottのIntimate StrangersというアルバムにもJacoが入っていて
こちらもなかなかの名演、名盤です。そういえばこのIntimate Strangersもまた
映像が目に浮かぶような音楽です。割とそういう種類のアルバムにこころ惹かれるタイプなのかな。
Pat MethenyのSecret Storyもそうしたタイプのアルバムですよね。

このMichel Colombier, 輸入盤ではまだ手に入るかも知れません。
ご興味のある方はどうぞ。
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タグ: Michel

2011/4/28

Luis Salinas  音楽
大変にご無沙汰いたしました。前回ブログの更新頻度を上げようと思っていたところに大震災が来ました。しばらくは何かとてもブログを書く気にもなれませんでした。3週間くらい前から何回か書いては消しという状態が続きました。
遅ればせながら、震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、また被災された方々にはこころよりお見舞いを申し上げます。

震災及びその後の事態の推移を観察し、また微力ながら被災地への支援活動の後方支援をさせていただいたりで、思うところはいろいろあったのですが、それらは散発的にFacebook等にコメントの形で書いたので、こちらのブログではあえてまた音楽の話を書こうと思います。

今月初めに長年の友人がギグを行うというので、都内の某ライブハウスまで出かけました。トリオ編成でオリジナルからウェストコーストものまで、肩の力がほどよく抜けた楽しいライブでした。一時期のちょっと過剰な自粛ムードの中だったので、何かほっと出来る時間でした。幸いライブ中は余震もありませんでした。
ライブが終わってから皆で飲みながら(私はウーロン茶でしたが)歓談をしていた時に、そのバンドのドラマーとジャズロックに関する話でおおいに盛り上がりました。その方はドラマーなのですがギタリストのアルバムも沢山聴いていて、逆に私はギタリストですがドラムにちょっとうるさいひとなので、とても楽しい会話でした。その会話の中で「こんなひと知っている?」と紹介されたのがLuis Salinasというひとでした。まだ聴いた事がない人だったので、教わったアルバムを探して聴いてみたら、これが私のツボに嵌るというか、すごく良かったのです。そのアルバムはSalinasというタイトルで96年にGRPレーベルから出たものでした。いまはもう中古盤でしか手に入らないようです。私も中古で探しました。なんとトミーリピューマがプロデュースをしています。GRPでトミーのプロデュースなのになんで自分が見逃していたのかちょっと不思議な気がしました。
ちょうど米国に住んでいた頃で、ちょっとSmooth Jazz系を避けていた時期だったせいでしょうか。
このLuis Salinasというひとはアルゼンチンのギタリストです。とにかくうまいです。アコースティックとエレクトリックの両方をプレイします。このアルバムでのプレイは例えて言うならジョージベンソンとトニーニョオルタ、バーデンパウエルの良いところ取りという感じでしょうか。恐ろしいほどのテクニックの持ち主ですが音楽自体は歌心溢れる、良い意味で聴きやすい音楽です。洗練されつつ南米のギター文化の奥深さが感じられる一枚でした。
その後調べてみるとアルゼンチン盤は随分と沢山出ています。本国ではスターなのかもしれませんね。ソロギターのアルバム、バンドと一緒にやっているものなど3枚ほど聴いてみましたがどれも良かったです。
ご興味のある方、You Tubeなどで検索してちょっと聴いてみて下さい。

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タグ: サリナス Luis

2011/3/8

スタジオミュージシャンが脚光を浴びていた頃  音楽
今思うとちょっと不思議な気がするほど、スタジオミュージシャンという存在と彼らの仕事が脚光を浴びていた時代がありました。70年代後半のことです。
スタジオミュージシャン、セッションマンという仕事は勿論そのずっと前から存在をしていました。50年代や60年代のそうしたミュージシャンの参加作にも「これは素晴らしいな」と思える仕事は沢山残っています。ただ70年代初頭まではやはりあくまでも裏方の仕事という捉え方をされていたのではないでしょうか。それが70年代後半になると、アルバムにも名前がクレジットされるようになり、リスナーの我々も「誰々が参加しているから」ということでアルバムを選んで買うようになりました。そうしたミュージシャンのリーダー作も多数制作され、またStuffに代表されるようなセッションマンが集まったグループも注目を集めました。Totoにもそうした一面はありましたよね(ただ彼らはLAの一流セッションマンが集まったということに加えてハイスクールバンド的な色合いもありましたが)。
バンドとして活動して来たアーティストも、そうした実力セッションマンを彼らの制作に大きく活用して、そこでの化学反応で作品を更に素晴らしいものへと昇華していった例もありました(Steely Danなどがそうです)。

スタジオギタリストとして当時圧倒的に注目を集めていたのは、Larry CarltonとLee Ritenourでした。他にもStuffのメンバーであったEric Gale, Cornell Dupreeをはじめ、David T Walker, David Spinozza, John Tropea, Steve Khan等がよく聴かれていました。(Steve Khanの尖った仕事はちょっとユニークでもっと注目されてしかるべきとも思いますが、その話はまたあらためて。)LAではTotoのSteve Lukatherやその後輩Michael Landeauなども挙げられますね。
これらの人たちの参加したアルバムを探しては聴きまくっていた個人的な思い出から、70年代後半というのは「スタジオミュージシャンの時代」として記憶しているのですが、少し前にJohn Tropeaのインタビューを読んでいて意外な事実を知りました。彼が言うには70年代に入るとスタジオギタリストの仕事というのは激減したそうなんです。60年代まではレコーディングの現場では、マルチトラックでオーバーダビングすることはそれほど一般的ではなくて、例えばギターが3本鳴っていて欲しい時は単純にギタリストが3人呼ばれていたそうです。それが段々と8トラック、16トラックと使えるトラック数が増えてくると、取りあえずギタリストが一人いれば、その人にダビングを頼めるようになったと。そこでセッションギタリストの仕事が減ってしまったそうなんです。
まあ恐らく私がリアルタイムに遭遇したスタジオセッション花盛りの時期というのは、そうした動きが一巡した上で更に異なったギタリストの出会いによるケミストリーを狙ったムーブメントだったのかもしれません。
その後80年代以降シンセサイザーの台頭、また音楽スタイルの変遷や、デジタル化などによってセッションミュージシャンの仕事は更に厳しくなってきてしまっているのは皆さんご存知の通りです。

そうした70年代後半に活躍したスタジオギタリストの中で、私にとって一際印象的だった存在は(以前にも何回か取り上げましたが)Jay Graydonという人です。
流麗でいながら時に突拍子もないとすら形容出来るソロフレーズ、Wire-Choirと呼ばれる華麗なハモリフレーズなど、まさに一世を風靡しました。
David Fosterと組んだ超名盤Airplayや、Manhattan TransferのTwilight zoneなどで耳にしたひとも多いでしょう。
彼の参加作品、プロデュース作品は多数ありますが、今回ご紹介したいのは昨年にCDが紙ジャケット仕様で復刻された2枚です。
Marc JordanのBlue DeseartとSteve KipnerのKnock the walls down。
高校2年から3年にかけてこの2枚は本当によく聴きました。
Blue Desertに収録されているI'm a CameraやTwilightでのソロなどいま聴いても思わずのけ反ってしまいます。でもなんと言ってもKnock the walls downに入っているThe Endingのギターソロ、これが凄いんです。当時それこそスタジオで仕事をしているミュージシャンから「Steve Kipner聴いた?最後のJayのソロの凄いことったらないよ!」と聞いて必死に輸入盤屋さんを回って手に入れたことを昨日のことのように思い出します。ジャケットがちょっと冴えないのですが、Jay Graydonのプレイが好きで、これをまだ聴いたことのないひと(そんなひとが果たしているのか疑問ですが)は是非とも探して聴いてみて下さい。
まだ紙ジャケ仕様で入手可能な筈です。
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タグ: Marc Jay Steve

2011/3/6

Gary HusbandのDirty & Beautiful Volume 1  音楽
この週末は良い天気でしたね。
Gary Husbandの新譜が出たので早速聴いてみました。
Garyは英国ジャズロック界(フュージョンというよりジャズロックといった方がしっくりきます)の大物です。ドラマーでキーボードも弾きます。最近だとJohn McLaughlinの4th Dimensionに参加しています。
そんな彼のリーダー作Dirty & Beautifulですが、豪華ゲストが勢揃いです。
中でもギタリストはAllan Holdsworth, John McLaughlin, Robin Trower (!), Steve Hacket (!!), Steve Toppingと凄い顔ぶれ。
他のメンバーもJan Hammer, Jerry Goodman, Jimmy Johnson, Mark King等彼の人脈の広さを感じされる布陣。
聴く方としては当初、壮絶なギターバトルとかを期待してしまいましたが、そういう方向でのプロデュースではなくて、各人の特徴を活かしながらの個別セッションとなっています。Jazz Guitar Book最新号に掲載されたGaryのインタビューによると、最初はJohnとAllanを共演させるというのが出発点だったらしいのですが、Allanがこのアイデアに全く乗り気でなくて、そうした作品ではなくなった模様。GaryいわくAllanは近年ますます気難しくなってきているそうです。まあ昔から完璧主義的な性向はあったし、それに対して(結果として)こころないプロデュースとかされて本人的には忸怩たる思いと沢山重ねて来たのでしょうね。Garyは旧知の仲で自分ならきっと良いものが作れると前向きだったのですが、Allanの頑なこころを変えることはできなかったようです。

それぞれのトラックに面白さのある作品です。個人的に意外だったのは、Steve Hacketの好演でした。勿論昔から優れたギタリストであることは認識をしていましたが、今回は並みいるギタリストの中でも一際光るプレイをしています。
速いとか複雑なというのではなくて、とにかく彼の個性が光るプレイです。

近い将来にVolume 2も作る予定らしいです。既に5曲をレコーディングしていて、更に私も大好きなウェインクランツの参加も予定されているとのこと。
これは楽しみです。

ジャケットもジャケット買いする類いのデザインでもないし、普通のCD屋さんの
店頭に並ぶ感じでもないですが、「ジャズロック」というキーワードにグラグラ来ちゃうひとにはお奨めです。
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タグ: Gary Jazz

2011/3/1

Jeff Beck Rock'n roll party  音楽
気がついたらもう3月ですね。
ブログの更新が遅くてすみません。
もうちょっと頻度を上げないといかんですな。

今回はJeff Beckの新しいDVD、Rock'n roll partyです。
これは昨年夏にNew Yorkのイリジウムというクラブで行われた
Jeff BeckによるLes Paulに捧げるギグを収録したものです。
演奏されるのは、いつものJeffのレパートリーではなくて
Les Paulのレパートリーやその他50年代の曲が中心です。
ジャンルとしてはロカビリーやロックンロール、更にジャズナンバーまで。
観ていてもJeff自身が楽しんでいるのがわかりますし、音楽の楽しさが
実感出来る内容になっています。ゲストも多彩で、更に客席には
「おっ!」と思わされる人たちの顔も見えますよ。
イリジウムはLes Paulが晩年に出演していたクラブです。
私も97年頃、一度Les Paulのライブをここで観ました。
当時彼は既に80歳を超えていたかと思いますが、とても元気で
楽しいステージでした。以前ブログでもこの時の思い出を書きましたが、
ステージが始まる前にLes Paulと直接話をすることも出来て大感激でした。

さてさて、このDVDですが演奏が収録された本編も素晴らしいのですが、
インタビュー等の特典映像がまた充実しています。
Jeffは昔から雄弁な人ではないので、こうしたインタビュー映像は
大変貴重です。内容も興味深いものですし、彼自身のギターコレクションを
手に取りながら思い出を語ってくれる場面もあって、ファンは必見でしょう。

Jeffの音楽的ルーツのある一面がよくわかるDVDです。
次の機会には彼のもう一つのルーツ、R&Bやファンクなどの
側面にスポットライトを当てた企画があったら面白いかもしれません。

それにしてもこうした「素材」からあの奇想天外ともいうべき
自身のスタイルを築いたJeffの努力と才能は凄いものです。
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タグ: Jeff DVD

2011/1/15

Goodbye Pork pie hat  音楽
寒中お見舞い申し上げます。
しばらく更新せずにすみません。なんだか年末年始とばたばたしておりました。
それにしても寒いですねえ。冬だから寒いのは当たり前ですがちょっと辛いです。

今年の聴き初めはJeff BeckのWiredにしました。
例年Blow by blowを聴くことが多いのですが、今年はちょっと気分を変えてみました。
あらためて真剣に聴くとまだ新たな発見があります。76年に発売されたときに
リアルタイムで入手してからずーっと聴いているのにね。

Wiredといえば一曲目のLed Bootsの印象が強いのですが(確かにこれは名演で、
ライブで聴いてもこのスタジオ盤のソロ以上にハイテンションな演奏には
なかなか出会えません)、他にも良いトラックが幾つもあります。
個人的にはCome Dancingがとても好きでいつか自分のバンドでも演奏したいなあと
思っています。

あとは近年のライブでも演奏されることの多いGoodbye pork pie hat。
この曲はチャールス・ミンガスの書いた名曲です。でも私はミンガスの演奏よりも
先にこのJeff Beckバージョンでこの曲を知りました。
ブルースフィーリングを湛えた曲ですが、コード進行はなかなか難しいですね。
Jeff Beckはおそらくこの曲をジョン・マクラフリンのアルバムMy Goals beyondで聴いたのだと思います。マクラフリンの演奏はアコースティックギターの多重録音によるものです。こちらもカッコいいですから機会があれば是非聴いてみてください。
あとはジョニ・ミッチェルのアルバムMingusに収録されているバージョンや、ラルフ・タウナーとゲイリー・バートンのデュオアルバムMatchbookに入っているバージョンもなかなかの名演です。
それぞれのバージョンで色合いが異なって面白いのは、この曲自体が持つ奥行きなのでしょうか。魅力的な曲です。

今年もよろしくお願い申し上げます。
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2010/11/27

Eric JohnsonのLive from Austin, TX '84  音楽
12月初旬に新譜も発表される名ギタリストEric Johnsonの昔のライブCD+DVDが発売されました。84年7月31日に彼が地元テキサス州オースティンでAustin City LimitsというTV番組に出演した際の演奏です。彼のソロデビューアルバムTonesが発表される前のパフォーマンスですが、この時期には地元では既に知る人ぞ知る存在で、このちょっと前に全国区でブレイクしたSRVに続くテキサスの秘密兵器といった感じだったのではないでしょうか。
彼は以前にも88年にAustin City Limitsに出演した時の映像をリリースしています。興味のある方は是非見比べてみて下さい。

今も繊細そうな風貌のEricですがこの映像が収録された時はまだ29歳、今よりもさらに痩せていてまだ少年の面影を残しています。でも既にこの時期には彼のSignature toneはしっかりと確立されています。ファンにはお馴染みの54年製のストラトで良い音を出しています。
彼のリードトーンは丸く柔らかい感じでエコー感もたっぷりなのですが、それでもぐしゃぐしゃにならないのは(勿論何よりも彼の腕前だからですが)この時期のストラトに特有な明瞭で早い立ち上がりによるのかなと思います。ストラトの他にもアコースティックやセミアコタイプのギターを使いながら様々なタイプのナンバーを披露しています。

84年の映像ということでどうかなと思いましたが十分にクリアで、カメラアングルなども良くて全くストレス無く楽しめます。曲目は後にTonesに収録されるナンバーを中心にJimi HendrixのSpanish Castle Magic、ウェスに捧げるジャジーなナンバーなども含めて全11曲です。バンドはトリオ編成です。

ニューアルバムのUp Closeの方はまだ手元に届いていません。これも聴き次第 感想を書いてみたいと思います。
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タグ: Eric

2010/11/25

Bruford関連を2本  音楽
何年か前に買った音楽DVDを色々と観ています。
そんな中からBill Bruford関連を2本ご紹介します。

 1本はBrufordのRock goes to Collegeという79年3月収録のライブです。
Bill BrufordのリーダーグループBrufordの、しかもAllan Holdsworth在籍時の貴重なライブ映像です。タイトル通り、Oxford Polytechnicという学校の講堂でのライブです。
BBC制作のものでこのグループの演奏がTV収録されたのは2回しかなくて、これはそのうちの1回です。全8曲、42分と短めですが非常に密度の高い演奏です。
このグループはメンバー全員が超絶的に上手で曲も非常に複雑です。
緊張感のある演奏ですが、メンバーの服装がまあ今では考えられないくらいダサいのです。
あえてお洒落な格好をしないところに美学があるのかもしれませんが(私の世代には非常に理解できるというか共感も出来るのですが)、まあさすがにもうちょっと小奇麗な格好をしても良いのになあとは思いました。曲はBill BrufordのソロアルバムFeels good to meとBrufordのOne of a kindから選ばれています。
70年代のプログレバンドらしく、マルチキーボードなのが嬉しいですね。オルガンの持続音が必要なところでは、鍵盤の上に錘を載せたりしています。その錘がまたなんともブリティッシュな感じで良いのです。Allan Holdsworthはハムバッカーが2発載っているストラトタイプのギターとGibson SGを使っています。
中盤でゲストヴォーカルとして、Annette Peacockが登場します。Annetteは当時恋多き女というイメージでしたが、今観ると「妖しさ」を通り越して「怪しい」くらいの存在感です。
レコードで聴いても上手いんだか下手なんだか微妙なヴォーカルでしたが、映像で観るとますます怪しい。ベースのJeff Berlinも若いですねえ。
短いながらも見応えのある内容です。4年くらい前に出たDVDですが、今でも入手可能です。

 もう一本は、渡辺香津美さんのThe Spice of Lifeのライブ映像。
こちらは87年5月に中野サンプラザ(というだけでなんだか懐かしい)での収録です。
ギターの香津美さんにJeff Barlinがベース、Bill Brufordがドラムというトリオ編成です。
香津美さんも若いですねえ。Bill Brufordがシモンズドラムを叩いているのも懐かしい。
この時期の香津美さんはPRSを弾いています。
この2枚を観て感ずるのはBill Brufordのドラミングの迷いの無さです。
単純にグルーヴィという感じとは程遠いのですが、とにかく正確に淡々と叩いています。
でもクールに見えて実はとっても熱い。カッコいいなあ。
既にライブ演奏からは引退すると宣言をしたBillですが、ブリティッシュロック界の至宝の一人であることは間違いありません。

若い人たちにも是非とも観て欲しい!
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タグ: Bill 音楽DVD

2010/11/7

Jeff BeckのLive and exclusive  音楽
 先日米国のAmazon.comに注文をしておいたJeff BeckのLive and Exclusiceが届きました。
今年の来日公演の直後、4月にGrammy Museumで収録されたライブです。メンバーも来日公演のままで、このメンバーでの公式音源が聴けるのは嬉しい限りです(もうじき今年のCrossroads guitar festivalの映像もリリースされますが)。

 さて今回のこのアルバム、曲数が8曲と少なくしかもよく見るとプレスではなくてCD-R?
なんだか限りなくブートのよう。内容は勿論素晴らしいですが、本当に録りっぱなしのライブという感じで、Jeffやバンドのちょっとしたミスもそのまま収録されています。私のようなファンはミスすらカッコいいと思ってしまうので全く問題はありません。

 4月の来日公演でも感じましたが、Jeff Beckもフレーズの歌い方がより大きくなったように感じます。リズム隊の影響もあるのでしょうね。収録曲については、出来ればこれよりあれを入れて欲しかったとかありますが、通して聴いた時のバランスや最近のライブ盤の選曲との重なり具合などを考えると、まあこんなものなのかなとも思います。

 何回聴いてもJeffのタイム感やタッチは凄いです。ため息が出ます。
そうそう、キーボードのJason RebelloのPeople get readyでのプレイもカッコいいです。
「Jasonやるじゃん」と思いました。
あとミーハーファンとしてはジャケット内側のOxbloodを弾いている写真を見るだけでなんだか嬉しくなります。
現時点では米国から通販で買うかiTune storeからのダウンロードしかないようですが、Jeff Beckファンの皆さんは是非とも入手して下さい。(私はまだCDメディアで欲しい人間がいるのだということを示すためにもダウンロードではなくて、通販で買いました。)

因みにiTune Storeではこのライブの映像もダウンロード可能です。

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2010/10/17

Tsuyoshi IchikawaのChristmas Solo Guitar  音楽
古い友人の仲比呂志さんから、市川 強さんの新譜が発売されたと聞き早速入手して聴いてみました。市川さんは関西を中心に活躍されているギタリストです。(昨年7月にライブ演奏を聴く機会があり、その時のことはブログにも書いてありますので、ご興味のある方は昨年7月の記事を読んでみてください。)
今回のアルバムはタイトル通り、クリスマスソングのソロギター演奏が12曲収録されています。市川さんの演奏は原曲の美しさを活かしたアレンジでとても自然で音楽的なので、すーっと聴けてしまうのですが、高度に洗練されたものです。
ソロギター作品というと、あまりにもギターという楽器の制約に縛られすぎた定型的なアレンジのものや逆に技術的には凄いけどエゴ剥きだしで原曲がどこかへ飛んでいってしまうようなものも少なくないように思いますが、市川さんの演奏はバランスが良くて、ギターを弾かない人も楽しめるし、勿論ギターを弾く人も学ぶところが多い作品です。このアルバムについて言えば、とにかく「クリスマスアルバム」として楽しんで聴くことが出来ることが、素晴らしいと思いました。

これからクリスマスまで、聴く機会が多くなりそうです。

私は渋谷にあるミュージックランドKEYという楽器店の4階で購入しました。
市川さんのWeb site上の情報では下記サイトでも購入出来るみたいです。

http://www.cdbaby.com/cd/tsuyoshiichikawa

お薦めです。
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タグ: Tsuyoshi 市川 Solo


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