夏休みも終盤戦に入り、かあくんは、夏休みの読書感想文のために、
「あなたが世界を変える日 12歳の少女が環境サミットで語った伝説のスピーチ」を読みました。セヴァン・カリス=スズキ/著 ナマケモノ倶楽部/編・訳 です。
@母に薦められた
A字が大きくてすぐに読めそう
Bもうひとつの課題である「地球環境についての作文」を書くためにも役に立つ(同じ作文を2箇所に出す魂胆)
というのが選んだ理由でした。
へー、この人すごいなぁ・・
12歳でこんなスピーチできるなんて。
と素直に感心しながら読み通し、地味に作文用紙に向かうかあくん。出来上がった感想文には、欲のために地球を壊し続ける大人たちへの批判があり、「僕はそんな大人にはなりたくない」と、中学生らしい健全な主張が書かれてありました。
かあくん
9歳で環境のNGOを立ち上げたんやって!やるなぁ!じゃあ・・・この人は環境だけど僕は「平和」で、なんか立ち上げようかなぁ!!(と言葉は勇ましいが、あまり真剣味はない)
母
そやなぁ。「難民の子どもたちにサッカーで笑顔を取り戻すプロジェクト」なんて良いんとちゃうか?
母はとりあえず思いつきでそのように答え、あとになってから、「ほんまに良いかもな・・」とまじめに考えました。ほかのスポーツに比べて、サッカーはボールひとつでプレーできる利点があります。子どもが好きで体が丈夫で人なつっこいかあくんが、サッカーボールひとつでできる「平和構築」「国際貢献」です。この日本社会でやっていくより、ずっと生き生きと人生を送れるかもしれないよ。
ちょうど食卓でそんな会話をしていた頃に、アフガニスタンでペシャワール会の青年が拉致され・・そして遺体発見・・のニュースが飛び込んできたのでした。
ペシャワール会が公表した伊藤和也さんの文章の一部を紹介します。2003年にアフガニスタン派遣志望の動機について書かれたものです。
全文は、2008/8/27 asahi.com 伊藤さん「現地に行かねば始まらない」志望の動機全文をご参照ください。
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私の現在の力量を判断すると、語学は、はっきりいってダメです。農業の分野に関しても、経験・知識ともに不足していることは否定できません。ただ私は、現地の人たちと一緒に成長していきたいと考えています。
私が目指していること、アフガニスタンを本来あるべき緑豊かな国に、戻すことをお手伝いしたいということです。これは2年や3年で出来ることではありません。
子どもたちが将来、食料のことで困ることのない環境に少しでも近づけることができるよう、力になれればと考えています。
甘い考えかもしれないし、行ったとしても現地の厳しい環境に耐えられるのかどうかもわかりません。
しかし、現地に行かなければ、何も始まらない。
そう考えて、今回、日本人ワーカーを希望しました。
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新聞に載っていた彼の写真を見て、人を信じることを知っている笑顔だなーと思ったら泣けてきました。
とつとつとした「動機」の文章に、わが息子の作文が重なり、彼のご家族の悲痛を思いました。
自分の成長とアフガニスタンの子どもの将来を重ね合わせ、夢と志を抱いて努力した彼のことを忘れないでいたいです。
二度とこんな悲劇を産まないためには、インド洋の給油活動を続けることなどではなく、彼の「夢」や「志」が、国境や民族を越えてたくさんの人に広がることだと思います。