これから後輩の子のこと「岐阜」って呼ぶことにします。
彼の家では私と岐阜が並んで、その向かいに彼氏が座った。
無言のまま暫くしたら、彼はお風呂にお湯入れたり、塊魂やり始めたりこの場においてはおかしな事しはじめたから逆に怖かった。
で、塊魂やりながら「いつから?」とか「どっちから?」とか色々聞いてきた。
大体の質問には私が応えた。
「岐阜はどうしたいの?」とかきいてきた。
「俺は本気ですから。」
「だから何?」
このときの彼には何言ったって満足いく答えなんてなかったと思う。
あとちょっと『俺は本気ですから』は嬉しかった。
ここに来る前に「手を引くなら今しかないよ。よく考えといてね!」ってメールをしてたから、もしかしたら「すいません。もぅ会ったりしません。」とか言われるかもと思って行ったわけだから。
でもその時は嬉しくてホッとする事なんて出来るわけなかったけど。
また暫くしたら、彼から「岐阜はもぅ帰れ」と告げられた。
岐阜は「自分はいたらダメなんですか?」って言ってたけど「ダメ」って返されて渋々部屋を出た。
その後、彼は堰を切ったみたいに泣き始めた。
やっぱり岐阜の前では泣けなかったみたい。
私のことを抱きしめて「何でなんだ?何でなんだ?…」って言いながらずっと声を上げて泣いてた。
私はもぅ謝ることしかできなかった。
「ごめんねごめんね…」って言いながら彼の苦しそうな顔をみたら一気に罪悪感だったり哀しかったりして私も泣いてた。
彼の唇を噛んで目を腫らして泣いている顔は一生忘れないと思う。
そのまま2時間くらい過ぎてやっと彼の家からでた。
この時正式に私たちは別れた。

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