世界で一番 遠い場所

 

はじめに  

このブログは、管理人【かず】の旅の状況を、逐一お伝えする場所です。
一緒に日本を、世界を楽しんで頂ければいいな…と思って、書いている場所です。
なので、管理人が旅をしていない時期には何も記事がプラスされないかと思います。
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ではでは。一緒に旅、しましょう!!
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2014/8/28

ボツワナ11■癒される  旅◆南部アフリカ

静かに船は動き始めた。

船と言うよりも、舟と言った方が正しいのか、それともボートと言うか、丸太と言うか…

とにかく静かに、そっと。

そりゃ当たり前で、船には音が出るモノが何もない。
モーターすらない船なのだから、余分なモノが何一つないのだから、当たり前だ。

ただあるのは、デルタ。
そして我々。

ただそれだけなのだ。

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さすがにデルタの視野が開けている所は、風で波が出来ている。
波と言っても、大した波ではない。
でも、このモコロに揺られていると、その波ですら、“ちゃんと波だなぁ”と、体感出来てしまう位に、しっかりと波の影響を受ける。

“ちゃんと波”と言う表現が正しいのかすら分からない位の波。
波と言うか、普段なら、波紋と言う程度のモノなのだけれども。

鳥が我々をスーッと追い抜いて行く。

見向きもせずに。

モコロは、ちゃぷちゃぷ…と、ただ櫓で水を漕ぐ音だけを出しては、進んで行く。

何だか、癒されるなぁ…

それが率直な印象。
何かがある訳でもないんだけれど。

何だろう…
この印象は。

確かにここに来るまでの移動は面倒だったけれども、しっかりと休息の日も設けていたから、疲れが溜まっている訳ではない筈だ。

でも、癒されるのだ。

そんな印象で、モコロツアーがスタートした。
もう第一印象で、参加して正解だったな、と思えた感じで。
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2014/8/14

ボツワナ10■静かなる船出  旅◆南部アフリカ

ボートを降りて、いよいよモコロツアーの本質へ。

1枚の木をくり抜いて出来たモコロ。
あまりよく分かっていないまま、ツアーに参加してしまった感があるけれども、改めて、こうして見ると、何とも素朴。

素朴でシンプル。

それを極めた感じ。
だって、木をくり抜いただけの舟なのだから。

ただそれだけだから、船着き場に泊まっているのも、ただのくり抜かれた木。

モーターも何もない。

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片足を乗せると、当たり前のように、ゆらりと揺れて、水面に模様を描いた。

両足を付けると、それだけで横幅はいっぱいと言う感じ。

不規則に波を打っている舟。

手掘りの舟は、所々、荒々しさを残しているけれども、使い古した感じがある。
それが何とも言えない味を出している。

それは手掘りでなければ、出すコトが出来ない味。

これだけ文明が発達した現代社会でも、この味だけは、出すコトが出来ない。

やっぱり人の手に勝るモノはナイ。
いや、人の手に勝るモノは、自然の力だけなのだろう。

1組に付き、1つの舟。
必然的にカップルは1つの舟。
2人組も1つの舟。
1人旅のボクは、1つの舟独占。

独占と言っても、多分、2人+ガイド(船頭)が乗れば、もういっぱいいっぱいなんだけれども。

舟が陸から離れた。
それは自然に、スーッと。

音もなく、掛け声もなく、ただスーッと。
さっきまでのボートのエンジン音とは、対照的な船出。

この船で、オカバンゴデルタへ、いざ。
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2014/8/10

ボツワナ09■優雅なボート旅  旅◆南部アフリカ

モコロツアーに出る朝。
勿論だけれども、朝一でしっかりと起こされる。

ここ最近、朝一でしっかりと起きていなかったので、ツライと言うよりも、面倒なんだけれど、それでも朝の木漏れ日は頭に優しくて、コーヒーを落として飲んだら、ちゃんと目が覚めた自分が不思議。
今日も鳥のさえずりが聞こえる、そんな朝。

まずは宿の隣からボートで移動。
ツアーのメンバーはヨーロピアンの若い人たち。
ノリが良くて、悪くない。

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ちょっとビールなんか飲みながら…

いや、朝からですが。

ボートの上の風は、まさにいい感じ。

つい…
うとうとしてしまう。

ふと、優雅だなぁ…なんて、勘違いしてしまう。
でも、そんな気すら起きてしまう位。

どんなツアーになるんだろう…なんて思いながら、昨日の夜は眠りについたけれども、何だかすんなりとツアーがスタートした感じ。
良く言えば、すんなり。
悪く言えば、淡々と…となるのかも知れないけれども、それだけスマートに物事が進んで行く。

アフリカと一括りにすると、通り一辺倒のイメージになってしまうけれども、やっぱり同じアフリカ大陸でも、それぞれの国や街でイメージが全然変わって行く訳で、そう言う固定観念は旅する上では、不必要なモノ。やっぱり来てみなければ分からないコトばかり。

そんなコトを思っていたら、ボートは船着き場へと到着していた。
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2014/2/18

ボツワナ08■時間に身を委ねるだけの1日(2)  旅◆南部アフリカ

“カズゥ…明日、ツアー、行く?”


“う〜ん…”




“明後日にするわ…”

旅先に行くと、どうもガツガツ動くタイプじゃない。
でも、それって大抵は、都会(と言っても、大都会は苦手)の話で、やるコトの少ない田舎の村だと、そんなコトは滅多になくて、少なくとも、誰かに会いに行ったり、村に1軒しかない様なお茶が飲める所に行ったり…と、ちょっとは動く。

だけれども、ココは違った。

別に近くに村がある訳ではない。
何せ、町までは歩いて行くにしては距離があり過ぎる。
単に、国道から1本道を入ってずっと歩いた所にある宿なだけで、村の中にある訳でもない。

やるコト、ない。

そんなハズなのに、何か居心地がいい。

不思議と、流れのない川をただボーっと見て、陽だまりでうたた寝をする。

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太陽が高い内から、屋根のないシャワーで熱々のお湯を浴びて、ちょっと飲む。

ただそれだけの1日。
うっすらと掛かっているボブマーリー風の音楽は、自己主張を激しくする訳でもなく、欧米人は車で旅をしている人が多いので、昼間は誰も宿には残っていなくて、必然的に静かになる。
ただでさえ周りに何もない様な場所の宿だから、人がいないと、ホントに静かで、だからこそこんな奥まった場所に建てたんだろうなぁ…と、思える様な、そんな宿。

誰かに干渉される訳でもなく、ただボケーッとしていたらしていたで、放っておいてくれるその距離感が何とも心地良い。

2泊したら出よう。
そう思っていたハズなのに、何故か延泊…

ま、奥まった場所にある宿だから、出るのも億劫になるんだけれども。

居心地の良い宿に出会える。
それはボクの旅の中で、結構、大きなウェイトを占めているかも知れない。

ふとそう思った。

まぁ…
今更かよ?と思われるかもしれないけれども。

明日こそ、ツアー、行こう。
これ以上いたら、キリが無くなりそうな魔力があるモノ、この宿。

“カズゥ…明後日で良いの、ツアー?”

“うん、明後日のツアーに入れといて。”

“了解!!”

ひとまずこの宿に来た最大の目的、モコロツアー。

行かなきゃね。

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2014/1/2

ボツワナ07■時間に身を委ねるだけの1日  旅◆南部アフリカ

移動した次の日は、気持ち、休みたい…

そう思っていたけれども、それにはうってつけの宿だった。

と言うのも、宿の近辺に何もない。
幹線道路から離れているコトもあるのだけれども、幹線道路に出た所で、お店と言うお店がナイ。
朝食分の食料をゲットして来てなかったから、これには困ったけれども(とは言っても、宿はもちろん、朝食も出してくれるんだけれど、有料で)。
ボツワナの旅は、基本、バス移動じゃなくて、車を借りて周る欧米の人が多いからこその立地条件なんだろうなぁ…とつくづく思う。アフリカ大陸を縦断する人も、東側ルートを通って、ボツワナをスルーしてしまう人も多いから、余計に、車旅に拍車を掛けているんだろうけれど。

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古い木の橋が1本あって、流れがある訳ではないけれども、別に淀んでいる訳でもない水辺があって、鳥のさえずりが聞こえて来て、そよ風が流れる。

ただそれだけの風景。
それが延々と続く。

アフリカでこんなにほっこりとするとは思ってもいなかったけれども、するコトもなければ、出来るコトもない。

必然と、時間に身を任せるしかない。

アフリカと言えば、何だかアグレッシブな旅を思い浮かべがちだし、自分もそう思っていたけれども、こんなアフリカもある。
いや、アフリカだからこそ、こんな旅の時間があるのかも知れない。

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2013/7/21

ボツワナ06■移動日の至福  旅◆南部アフリカ

Nataから乗ったバスは、ひたすらの1本道を西に向かって走る。

それは限りない位の1本の道で、交差点もなければ、分かれて行く道もほとんどない、そんな道だった。

町はおろか、村も民家も、そんなない、ただの1本道。

太陽は傾き始めるけれども、あとどれくらいで目的地に到着出来るのか、なんてコトも、一切、分からなかったけれど、夕焼けに空が染まり始めた頃に、マウンの町に吸い込まれて行く。

マウン。

何だか久しぶりに町に来た気になるけれども、そのハズで、ここには国際線が発着する様な空港だってある。

高い建物はそう見当たらないけれども、市街地はそこまで狭くはなさそう。

バスターミナルに到着して、とりあえず一服して、これからを考えてみる。

お目当ての宿は、市街の中心部からは歩いて行ける様な感じじゃなかった。

タクシーかヒッチハイクか…




さて、どうしよう。

と思いつつ、太陽の傾き方のスピードが速く、今にも夕暮れから夜になり始めたので、ここはタクシーを選択。

タクシーの運転手が、目当ての宿を知っていて、ホッとする。

大通りをずっと走り、そして脇道へ…

ってか、脇道にも程があるだろう…と言う感じで、ヒッチで来たら、多分、たどり着けなかったかも。

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移動だけの1日だった。
それはそれで仕方がないとは思っているけれども。

そんな日は無事に荷物をベッドの上に置いた瞬間に、ドッと疲れが襲い掛かると同時に、ホッとした感覚に包まれる。

それは旅での日々だと、日常茶飯事なんだけれども。

とりあえず、Barの方に行って、腹ごしらえ。
欧米人ばっかりだけれども、こんな市街地からも離れた場所、しかも大通りからすら離れていると言うのに、こう言う宿があるのが、驚き。

騒がしくもなく、賑わっていない訳でもない、ちょうどいい塩梅。

とりあえずのビールが胃の中に入って行って、それがまた至福の時間だった。
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