世界で一番 遠い場所

はじめに  

このブログは、管理人【かず】の旅の状況を、逐一お伝えする場所です。
一緒に日本を、世界を楽しんで頂ければいいな…と思って、書いている場所です。
なので、管理人が旅をしていない時期には何も記事がプラスされないかと思います。
そんな時は↓かリンクから、僕のメインサイトに遊びに来て下さい。

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ではでは。一緒に旅、しましょう!!
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2009/6/26

タイ06■物欲と財布との狭間で  south-east asia◆

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赤いバスで向かったバンコクの中心部。

そごうはなくなってしまったけれど(いつの話だよ?!)、伊勢丹は未だに健在で、MBKも未だに健在。MBKの雑多なフロアーは、やっぱりここは百貨店と言うよりも寧ろ、巨大な市場みたいな、そんな感じを受けてしまう。
ショッピングモールなのに、小分けされたお店ではコピーCDやDVD。携帯電話からi-Podもどきまで、多種多様な海賊版の嵐。

冷やかしついでに寄ってみると、あれよあれよと言う間に何かを買いそうになる怖さ。

しっかり財布の紐を引き締めていても、欲しいモノが次から次へと出て来てしまう。


物欲。
さまよってしまう。
まみれてしまう。
仏教の国で、物欲にまみれ、俗世に揉まれるのも、悪くはない。

あまりにも物欲が襲ってきたので、とりあえず非難する為に、Siam Squareに逃げ、さらSiam Paragonへ。
しっかり冷房の効いたフロアーは明らかに僕には不釣り合いなキレイさ。
MBKの混沌とした感じもタイと言う国ならば、Paragonのようなフロアーも、また今のタイ。
あまりにも暑くて、Paragon前の噴水にダイブしたくなってしまったけれども…




その後、ちゃっかりParagonでお買い物(笑)。
ダイブしなくて良かった…
ってか、やっぱり物欲と値段には勝てませんでした。
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2009/5/30

タイ05■赤いバス・旅の原点  south-east asia◆

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バンコクを走る赤いバスが好きだ。
真っ赤なボディの古臭いバス。
値段が安いコトもあるのだけれども、同じ路線でも青バスや冷房バスが来てもスルーして赤いバスが来るのを待つ位に好きだ。

バス停で待つコト、30分。
ようやく目当ての赤いバスの2番系統がやって来た。
来る時は連続して来るのだけれども、渋滞がひどいバンコク。来ない時はからっきし来ないのが、難点な赤いバス。
バス停の前で待っていても、大体、ひどく手前だったり、歩道側の車線で止まってくれなくて、3車線先に止まったり。
そのたびに、多くのタイ人と共に、そのやって来たバスを逃すまいとして小走りになる。
競うようにバスに乗ったら、固い座席に座る。
木の床は多くの人を乗せた証のように黒光り、排気ガスとけたたましいエンジン音と共に走り始める。
冷房なんてモノはもちろんナイ赤いバス。
バスは、全開になった窓からバンコクのぬったりとした排気ガス混じりの空気を車内に取り込んで、走り出す。

なんてコトのないバス。
でも、今でこそすんなり乗れるようになったけれども、初めてバンコクに来た時は、このバスに乗るコトですら一仕事だった。車内放送なんてモノは皆無だから、降りるのも苦労した。バスから降りた瞬間に、RPGで何かアイテムをゲットした時のような感覚を覚えた位。
ま、それは海外でバスに乗ったら、どの国でも同じことなんだけれども。

用事がなくても、クッションの皆無のこの赤いバスに揺られたくなる。
赤いバスに揺られた瞬間に、僕は自分の旅の原点を思い出せるから。

初めての一人旅。
初めてのバンコク。
日本から乗って来たノースウエスト航空は深夜にバンコクへと到着した。
ガイドブックも何も持たずに出た旅。
とりあえず闇夜の中、赤い59番のバスに乗って、僕はバンコクの市内へと入って来た。
その時、バスの車内から見た風景・匂い・風・温度。
それは今でもまざまざと思い出せる。

旅に慣れてしまった最近の僕の旅。
でも、この赤いバスに乗るだけで、僕は原点を思い出せる。
バンコクに来たら、その原点に逢いたくなる。
それがバンコクでの大切な用事の1つの如く…
いや、このバスに乗らないとバンコクに来た感じすらしない程。

高層ビルが立ち並び、ブランド物の店や歓楽街のある東南アジア有数の町・バンコク。
その都会・バンコクに似あわない冷房のない路線バス。

いつまでこのバスは現役で走っているんだろう。
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2009/4/23

旅だの旅行だの関係なくフレッシュジュースだ。  food◆south-east asia

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たっぷりと眠って、ゆっくりと起きて、遅い朝食を食べて、その後まったりとフレッシュジュースを飲んで、1日が始まる。
別に何かをしなければいけないコトもなく、時間に追われるコトもなく、ウザったい様な人間関係も、何もかも無視して、1日が始まる。
ネットをする訳でもなく、ただひたすらと歩く。ただひたすらゆっくりと。
バンコクの気温は歩くにしても暑すぎず、ちょうど良くて、たまに疲れたら、屋台で一休みして。屋台でバンコクの地図を見ると、一生懸命歩いた気になっていても、距離的には全然大したコトなくて。
帰りはトゥクトゥクに乗って楽に戻ればいいや…なんて思うんだけれども、やっぱり貧乏性が出て来て、いつも歩いて帰ってくる。
そしてカオサンに戻って来て、またフレッシュジュースで喉の渇きを癒す。
朝のひととき、そして夕方のひとときの甘いジュース。
これも10年間の間、味が変わらないモノの1つ。値段はグッと上がっているけれど。
でも、値段が上がっても飲んでしまうのは、何故なのやら。

ただ海外にいるだけで、これを果たして“旅”だの“旅行”だのと言えるのか、甚だ疑問が残る所だけれども、今回はこれでいいのだ、と自分に言い聞かせると、不思議と自分がダメ人間じゃなくなったかのような錯覚に陥る。いつからこんな旅のスタイルになったのやら…と振り返ってみるけれども、日本での日々が時間に追われれば追われるほど、その反動で旅の日々が怠惰になっている気がする。ホントにキレイに正比例するが如く。

そしてまた喉が一息をつくと、今日も夜な夜なビールへと喉が向かう。
まるでそれが習慣化されたコトのように。
これを果たして“旅”だの“旅行”だのと言えるのだろうか。

でも、そんな僕に今日もフレッシュジュースの屋台の兄ちゃん姉ちゃんは優しい訳で。
今日も朝に昼に夕方に、その優しさとジュースの甘さに甘える訳です。
そして宿に帰る頃には、お腹が水分でいっぱいになる訳です。
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2009/4/20

旅人25■カオサンで再会。  旅友*meets◆

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現在、タイ在住のマサルさん
1月に渋谷で会ったばっかりなんだけれどもね。バンコクにいると言うコトなので、会ってしまいました。
最初に出会ったのはエクアドル。
一緒にペルーに入って、リマで別れた後も、クスコで、そしてボリビアのラパスでも会ったり。
んで、日本に帰国した後も会ったりなんかしたりして…
これで5ヶ国目(笑)。
でも不思議と久しぶり感がいつもない。
“久しぶり〜♪”
なんて掛け声も特にない。
今回は渋谷で会ったばかりなので、さらに久しぶり感がない。
しかも男二人だしね。
いや、この男二人ってのが大きいのかも知れないけれど。

カオサン界隈で飲んで飲んで飲んで…





翌日の朝まで、マサルさんが仕事しているオフィスで爆睡してしまいました(結構、アルコールの匂いにオフィスに残っていたそうな。すんません…)。


何やってんだか…
と思いつつ、生暖かいカオサンの道路の屋台で飲むようなアルコールは、やっぱり美味で。
ついついグビグビってな感じ。
↑写真の“バケツ”と呼ばれる容器に入れた酒を二人で飲む。
でもこれが安くて安くて。
“何人分だよっ!!”
って突っ込みたくなる容量なんだけれども、何故か安い。1人前のカクテルとかはバカ高いくせに。
相変わらずカオサンの値段設定は良く分からない。

んで、男二人でこのバケツにストローで飲みあっている光景も、何だか妙ですが。

何やってんだろうな、俺って思いつつ。
南米で出会った旅人同士。
でもここはタイランド。
南米では頼りなかったマサルさんも、やっぱりここタイランドは彼の本領発揮なる場所。少し頼りがいのあるお兄さんになるのが不思議です。

旅人って、何だか不思議だな、って改めて。
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2009/4/3

タイ04■風の吹き抜ける場所と祈りの場所  south-east asia◆

Wat Saket(ワット・サケット:正式名称ワット・スラケッ)へ歩いて移動。
運河を超えるだけで着いてしまうような、そんな距離。
でも、ちょうど日差しが1日で最も強くなる時間だったり、運河のボート乗り場で船頭さんやタクシーの兄ちゃんと喋ったりなんかしていると、近いのにいつまで経っても辿り着かない…

特にこうした冷やかしでの町会話が、結構好きなんだと言うコトに、今更ながら気がついた。逆に、商店や土産物屋での冷やかしはあまり好きじゃないコトにも。“買ってね”オーラに負けてしまいそうになるのだ(でも結局何も買わないのだけれども)。

さて、辿り着いたワット・サケット。
黄金の丘。

その名の通り、ここだけ何故かちょっとした丘状になっている。
それは平坦なバンコクにしては珍しいを通り越して異様だなと思えるほど。
そしてその丘全体(特に上部)が、寺院になっている。

全く、宗教施設やらお城やら王宮やらは、高い所が好きである。
勿論、いろんな意味があって(防災面や信仰心を生み出す観点などなど)なのだろうけれど、世界どこに行っても、これらは高い所好きである。

んで、早速登ってみる。
いや、登ると言うほどの高さでもないんだけれど。

階段がどちらかと言えば螺旋状に連なり、そしてゆっくり5分も歩けば頂上である。
これならば疲れていても登れる。
これならば貧弱旅人の僕でも登れる。

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靴を脱いで堂内に入る。

そこから見るバンコク。
それは別にどうでも良かった。
ってか、さっきまでワット・ラチャナダーにいたし。
そこから運河を挟んだだけの距離だから、見えるものもそう変わりがないし(高さ的にはこちらの方が高い)。
でも、風の吹きぬけ方はこちらの方が強く、さらにこちらは堂内。屋根があって、やたらとデカイ扇風機もあって、かなり居心地良点。
ああ…
こんな所で一服出来たらな〜とすら、思ってしまう。

宗教施設やら王宮やらも高い所にあるのだけれど、それらは今や観光スポットと化している訳で、それなりに僕もそう言った高い所にあるスポットには行っている訳だが、僕はどうもこう言う場所に弱い。

スリランカのシーギリヤロック。
ペルーのマチュピチュならばワイナ・ピチュ。
ビルマのバガンならばシュエサンドーパゴダ(これは高いと言うか単に上れるだけか)。

馬鹿と煙は高い所がお好きとは言うけれども、僕もそれに見合った嗜好を持っているらしい。
ま、それは前々から気が付いていたけれども。

んで、案の定、激沈没。
1時間、そしてまた1時間。
丘の上なので、そこまで広くはない堂内だけれども、ついつい長居してしまう。

その間に通り過ぎて行く祈りの民。
祈りと言う行動はほぼ世界共通な訳だけれども、見ていると、祈る場所があるだけでこの人たちは幸せなんだな…と、思ってしまう。
日本にいると兎角、宗教が悪役と化している現代だけれども、祈りの場所に行くと、無性に祈る対象が薄い自分が残念になる。そんな自分だから、祈りの場所と言うのが、ちょっと苦手だったりする。その場限りの場当たり的な仏教徒である自分とついつい比べてしまうのだ。それはイスラムのモスクに行っても、キリストの教会に行っても。

祈りが叶うかどうか。
現世利益かどうか。

そうではなくて、祈るコトで癒される。
癒されるコトで、また祈る。
その中で、人知れない力に期待するコトはあるだろうけれど。

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2009/3/17

タイ03■あ、何かいいかも。  south-east asia◆

昼間際に目覚めた。

ちょっとでも眠るのが遅くなると、自制の効かない旅の朝は、どんどん怠惰なモノになる。
別に用事もなければ、しなければいけないコトもない訳だから。
ベッドで上半身だけ起こすと、寝ぼけている脳みそにバンコクの気温が染みていく。

けだるい朝だった。
ベッドの上で横になって、デジカメを手にして、昨日撮った写真を1枚1枚眺めてみたり、日記に続きを書いたり…
それでようやくけだるさが取れてくる。
そんな朝だった。

朝食を屋台で食べて、甘ったるいコーヒーを飲んで…
さて…何処に行こう。

そう思ったが、すぐに行き先は決まった。

前からバスの車内からちらりと見えて気になっていたワットに行こう。
あそこならば歩いて行けるし…

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トリムック宮殿からWat Ratchanada(ワット ラチャナダー)へ。
カオサンからも程近い民主記念塔の1ブロック東にある寺だ。

カオサンから歩く。程なく到着。
こんなに近い場所のワットに訪れていなかったバンコクでの自分の行動範囲の偏りにちょっと驚く訳だけれども、早速、近寄って見る。
屋根全体に小さな塔が無数に建てられている独特の外観。
これは仏陀やその弟子たちが住んだり修行した場所を象徴したものらしいが、何とも独特。タイらしいと言えばタイらしくまとまっているんだけれども。
門前は仏教用具などが売られている商店でごみごみとした感じ。
ガネーシャがかなり多い感じ。そう、ここ上座部仏教のタイではあるが、ガネーシャは何故か人気が高いとか。親しみやすいその姿。でも僕から見ればちょっと神様仏様からは遠いお姿なのですがね。

さて中には行ってみる。
靴を脱いで裸足になる。
これも何だか久しぶりの感触。

早速、犬が通路のど真ん中で寝ている…
避けて塔の中心の階段から上に上ったら、その上の階層では今度は人がど真ん中で寝ていた…その外の回廊ではお掃除のおばちゃんが横になって寝ていた…
何とものどかな感じ。
タイらしいと言えばタイらしい。
アジアらしいと言えばアジアらしい。
シエスタ?!
と思いつつ、避けて歩くのがやたらと面倒。

堂内は結構、好きに歩けるのだけれども、観光客がさほど来ないのか、来たとしてもそんなに歩き回らないのか、やたらと通路が埃で汚れている。
ひんやりとした通路が、裸足の足裏から伝わって来て、気持ちいいのだけれども、ちょっと歩きまわっただけで、そこそこ足裏が汚れた感じ。

最上部にとりあえず上ってみる。
そこからは周りの町並みがよく眺められる。
バンコクは都会だけれども、こうして眺めてみると、高い建物がそこまで多くはないのがよく分かる。高い建物がある場所が限られていると言った方が正しいかも知れない。建物裏側とか市居の生活も覗き見れたりして、結構楽しく上からの眺めを堪能してしまう。
高すぎると人の顔が見えないけれど、ここはそれがちょうど見える高さなのが、ちょうどいい。高すぎず低すぎず…そんなちょうどいいバランスの高さ。
しかも気高く止まっている感じが全くない所もいい。かと言って安っぽい感じもなく…

あ、何かいいかも。
そんな感じ。
何か、いいよね。
そんな感じ。

別に驚く仕掛けだとか、見所とか、そうしたモノはなくても。
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