思わず長居してしまったさくらみかふぇを出て、三宮へと急ぐ。
思えば三宮なんて久しぶり。大学受験を控えた年の1月とかにチキンジョージにミッシェルガンエレファントのライブとかに来た記憶はあるものの…
そして今回も素通りで、ポートライナー乗り場へと急ぐ。
三宮自体が久しぶりなので、ポーアイ(ポートアイランド)に向かうのも久しぶりだし、ポートライナーに乗るのもかなり久しぶり。
いつの間にかに快速運転なんて開始されているし…ちょっとびっくりしつつ、ポーアイへ海へ向かって、乗り込んだポートライナーが走り出す。
90度のカーブで三宮を離れる。
新型車だけれど乗り心地は相変わらず。
それにしても日本の空港も便利になったものだ。昔は羽田と千歳(札幌)位しか電車で行ける空港がなかった感じがするけれど、今や福岡も伊丹も名古屋(中部)・宮崎・那覇・仙台も電車で空港まで行ける。そして向かっている神戸空港も。
初めての神戸空港。
街中に近い海上空港。
建設までは紆余曲折があった。震災の影響もあるし、関西に3つの空港が出来てしまうこともあって、反対意見が多かった空港だ。僕的にも「本当に必要なのだろうか…」と言う疑問が拭えなかった空港である。
が、この立地はやはり便利と言わざるを得ない。
ポーアイの2期工事区間にポートライナーが入ってくると、西側の眺望が良くなった。
そして見えてきたのが、明石海峡大橋。
そしてちょうど夕陽―
本当は空港ビルの屋上スペースで見るつもりだったのだが、ちょっと無理かな〜?なんて思っていた所だったので、車内から見えたのはちょっと嬉しかった。
明石海峡。橋。
後ろを見ると三宮の市街と六甲山。
神戸は広く平らな街ではない。
自然と自然に挟まれた街である。
一口に“関西”と括ってしまいがちだけれども、大阪・京都・神戸は全然違う色がある。それはそれぞれの立地条件の違いと歴史の重さ。
関東に住んでいると、新宿も渋谷も池袋も同じような人がいっぱいいる感じがする(同じ都内だから当たり前のなのかも知れないけれど)けれど、関西の街とそこに集まる人は明確に違う。じっくり味わう時間がなくても、それが分かる。
だから関西っていいな〜と思う。
別に個性が強いからとか、そんなのだけじゃなくて。
ちゃんと街の色があって、形があって、匂いがある。
あっという間に橋の向こう側に沈んでいく夕陽を見ながら、ふとそんなことを思っていた。