世界で一番 遠い場所

2009/3/14

嬉しさの屋台・パッタイ  food◆south-east asia

何ででしょう。

カオサンに来たら、無性にパッタイを食べたくなる。

とりあえず路上でパッタイ…みたいな。

それはきっと、初めての海外1人旅で、初めて食べた料理だからなのかも知れないけれども、とにかく無性にとりあえずパッタイを食べたくなる。
別にどこの屋台でもいい。
とりあえず屋台で、竹串のような箸で、プラスチックの皿で、椅子もなく、いかにも“屋台”な場所と味のパッタイ。
きっとちゃんとした料理屋で食べれば、もっともっと美味しいメニューであるパッタイなんだけれども、僕にとってのパッタイと言うのは、この屋台の味。

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米粉を使った太麺を一気に炒め上げるタイ風の焼きそば・パッタイ。

日本のタイ料理屋でも別に食べられるメニュー。
でも、外の路上で食べるその味は、それだけで“旅に出ている”味。

雰囲気…
なんでしょうね。

ジトッと絡みつく気温とちょっとだけ通りに吹く生暖かい風。
賑やかな飲み屋からの音楽と、耳に聞こえては来るけれども脳ミソの中までは入ってこない周りの英語の会話。
砂糖を入れて、自分の味にしたら、大体隣に出ている飲み物屋台でビールを買って、そして段差を見つけてそこに座りこんで一気に啜る。
汁のないパッタイだから、途中で喉に太麺が吸いついてきたら、ビールを流し込む。

何だか毎回、お約束のようにカオサンに来たら、最初の食事がパッタイになっている。
進歩ないな…なんて思いつつ、それはそれで何だか嬉しかったりもする。

ちょっとした旅の中の嬉しさ。

僕にとってのパッタイ。
それはタイ最初の味。
それはカオサンの味。
ちょっとした嬉しさの味。
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