世界で一番 遠い場所

2009/3/17

タイ03■あ、何かいいかも。  south-east asia◆

昼間際に目覚めた。

ちょっとでも眠るのが遅くなると、自制の効かない旅の朝は、どんどん怠惰なモノになる。
別に用事もなければ、しなければいけないコトもない訳だから。
ベッドで上半身だけ起こすと、寝ぼけている脳みそにバンコクの気温が染みていく。

けだるい朝だった。
ベッドの上で横になって、デジカメを手にして、昨日撮った写真を1枚1枚眺めてみたり、日記に続きを書いたり…
それでようやくけだるさが取れてくる。
そんな朝だった。

朝食を屋台で食べて、甘ったるいコーヒーを飲んで…
さて…何処に行こう。

そう思ったが、すぐに行き先は決まった。

前からバスの車内からちらりと見えて気になっていたワットに行こう。
あそこならば歩いて行けるし…

クリックすると元のサイズで表示します

トリムック宮殿からWat Ratchanada(ワット ラチャナダー)へ。
カオサンからも程近い民主記念塔の1ブロック東にある寺だ。

カオサンから歩く。程なく到着。
こんなに近い場所のワットに訪れていなかったバンコクでの自分の行動範囲の偏りにちょっと驚く訳だけれども、早速、近寄って見る。
屋根全体に小さな塔が無数に建てられている独特の外観。
これは仏陀やその弟子たちが住んだり修行した場所を象徴したものらしいが、何とも独特。タイらしいと言えばタイらしくまとまっているんだけれども。
門前は仏教用具などが売られている商店でごみごみとした感じ。
ガネーシャがかなり多い感じ。そう、ここ上座部仏教のタイではあるが、ガネーシャは何故か人気が高いとか。親しみやすいその姿。でも僕から見ればちょっと神様仏様からは遠いお姿なのですがね。

さて中には行ってみる。
靴を脱いで裸足になる。
これも何だか久しぶりの感触。

早速、犬が通路のど真ん中で寝ている…
避けて塔の中心の階段から上に上ったら、その上の階層では今度は人がど真ん中で寝ていた…その外の回廊ではお掃除のおばちゃんが横になって寝ていた…
何とものどかな感じ。
タイらしいと言えばタイらしい。
アジアらしいと言えばアジアらしい。
シエスタ?!
と思いつつ、避けて歩くのがやたらと面倒。

堂内は結構、好きに歩けるのだけれども、観光客がさほど来ないのか、来たとしてもそんなに歩き回らないのか、やたらと通路が埃で汚れている。
ひんやりとした通路が、裸足の足裏から伝わって来て、気持ちいいのだけれども、ちょっと歩きまわっただけで、そこそこ足裏が汚れた感じ。

最上部にとりあえず上ってみる。
そこからは周りの町並みがよく眺められる。
バンコクは都会だけれども、こうして眺めてみると、高い建物がそこまで多くはないのがよく分かる。高い建物がある場所が限られていると言った方が正しいかも知れない。建物裏側とか市居の生活も覗き見れたりして、結構楽しく上からの眺めを堪能してしまう。
高すぎると人の顔が見えないけれど、ここはそれがちょうど見える高さなのが、ちょうどいい。高すぎず低すぎず…そんなちょうどいいバランスの高さ。
しかも気高く止まっている感じが全くない所もいい。かと言って安っぽい感じもなく…

あ、何かいいかも。
そんな感じ。
何か、いいよね。
そんな感じ。

別に驚く仕掛けだとか、見所とか、そうしたモノはなくても。
0





コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




Powered by teacup.ブログ “AutoPage”