2009/8/7
タイ07■カオサンの夜の付き合い方 south-east asia◆

カオサンにまた夜がやってくる。
夜がやって来てからが、この宿街の本領発揮と言う所でしょうか。
所詮、昼間は旅人の多くが出払っているので。
日本人だけでなく、欧米人、イスラエル人、オーストラリア人…
色んな場所から色んな人が集まって、出会える場所。
飲みっぷりも、騒ぎっぷりも、そのお国柄が出ている気がします(あと騒いでいる時間帯も場所も)。
昔は、この“カオサンの夜”が好きではなかった。
ただ騒がしく、人が多く、うるさいだけで。
賑やかと騒がしいのとは違っていて、ただの酔いどれ街にしか見えなかった。
1人でしっぽり飲む方が好きな身としては、この空間の夜の時間の使い方・身の委ね方が分からなかった感じ。日本人旅人との付き合い方も、よく分かっていなかったし、そもそも面倒だったし。
でも、ちょうどいい距離感が自分で少し分かって来た。
今更ながらだけれども。
そうなると、夜風に当たって、飲めるこのカオサンの夜は、また違って見えるようになる。
10代に近い年代と、30代になった差でしょうか。
気が付けば、今日も酔いどれ。
宿に戻れば、今日も先に宿の兄ちゃんは寝てた。
夜遊び?
いや、単に眠れないだけ。
静かな場所に宿は取っているけれども、何だか寝てしまうのがもったいないと思うだけ。
そしてまたカオサンに朝がやってくる。
そして僕はようやく眠りにつく。
怠惰な旅人の完成である。
0