世界のオフロードモーターサイクル・シーンをリードするKTMは、この秋 KTM LC4 エンデューロの後
継モデルとなる全く新しいマシンを発表する。
それは完全新設計の690 Enduro。完全新設計となったLC4エンジンを初めて搭載、2007年春にデ
ビューした690 SMの輝かしい成功に
続く2008モデルである。このKTM 690 Enduroのプロデュースによっ
て、KTMは新時代のシングルシリンダー・マシンの世界をさらに広げる極めて重要な一歩を刻むことになる。
また、このマシンによってKTMは、20年前に始まったスポーツ・エンデューロ界におけるサクセス・ストーリー
に新たな一節を書き加えることになるだろう。
そのエンジンは、豊かな経験をもつオーストリーの職人たちによって作られた。KTM本社のあるマッティ
ングホーフェン・ファクトリーを本拠とするKTM R&Dチームが生み出した、New LC4……新設計690単
気筒エンジンは、他にはないKTMならではのユニークな設計が施された先進のエンジンである。そして、
そのエンジンを、究極にまで無駄を省くポリシーが貫かれた超軽量なチューブラーフレームに搭載。
フレーム後部には、自ら強度メンバーとなるガソリンタンクを配し究極の軽さを達成した。
非常にコンパクトにまとめられた単気筒エンジンを搭載する
690 Enduroには、フューエルインジェクションシステムも採用。さらに、組み合わせられるパーツ類にはWP製サスペンションなど最高のクオリティをも
つ製品だけを採用。また、エンデューロライディングの楽しさを最高のものとするため、究極のスポーティ
さを発揮するライディングポジションの実現、洗練されたエルゴノミクス設計が車体全体に施されている。
もちろん、厳しいEURO III規格にも適合、ストリートリーガルなマシンとして完成した。

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